12月議会報告です

　師走に入り、6日から議会開会、11日は個人質問、その晩には「普天間」高知公演、16日総選挙となんとも忙しい日々でしたので、更新ままならず、すみませんでした！
　12月議会での質問戦は11日から4日間行われ、日本共産党市議団から、私、江口よし子、下元ひろしの3名が登壇しました。その質問と答弁要旨をご紹介します。

＜細木りょう＞
問）津波避難タワー・ビルの建設完了見込みは
答）１０日発表された最新の浸水予測が公表され、場所・構造を地域の皆様と検討し、２０１４年度内での整備完了をめざす。

問）非木造住宅およびブロック塀の耐震化事業が県内で広がっている。高知市での実施予定は
答）まずは木造住宅の耐震化をすすめたい。ブロック塀については、地区別津波避難計画の中の避難路が明らかになった段階で助成制度を検討したい。

問）庁舎建設基本構想について、地区別説明会の開催をするべきでないか
答）市民アンケートやパブリックコメントは予定しているが、説明会は実施予定していない。

問）学校校舎や体育館および非構造部材の耐震化を１日も早く完了すべき
答）体育館の耐震化については、夏休み後の２学期にも工事を進め、場合によっては冬・春休みでの耐震化もすすめたい。

問）中学校給食の実施に向けアンケート調査の予定は
答）今年度内に実施を予定している。（中１・２年生、保護者、教員を対象）
問）新エネルギービジョンでの重点分野は
答）太陽光発電については防災対策含め、公共施設の屋根や遊休市有地の活用ですすめたい。

＜江口よし子＞
問）保育士不足の対策は
答）慢性的不足であり、毎年度の採用に加え、最長５年の「任期付職員」採用を検討したい。

問）自由民権記念館への小学生などの訪館事業の復活を
答）郷土の偉人について学ぶことは有意義であり、財政状況を見ながら予算化を検討したい。

＜下元ひろし＞
問）生活保護の基準引き下げによる市民生活への影響は
答）保護受給者だけに止まらず、義務教育の就学援助制度、医療費や介護費用の減額制度への影響のほか、非課税基準額が変更となり、課税世帯に変更となると個人住民税、国保料、保育料、介護保険料、医療費負担額への影響が考えられる。

問）孤立死防止対策として、「要支援者の早期発見のための通報等ガイドライン」を作成すべき
答）必要なものと認識しており、今後作成を検討したい。

12月11日は「普天間」公演にぜひ！！

　
　いよいよ明日から総選挙公示、6日から20日まで12月定例市議会（11日からの個人質問登壇予定です）、そして青年劇場「普天間」公演が来週11日と迫ってまいりました。
　「普天間」公演では、実行委員会形式で準備をすすめており、事務局次長として普及活動に取り組んでいますが、選挙とも重なり、「普天間」チケット販売が大苦戦中！です。どうぞご協力をよろしくお願いいたします。
内容は、沖縄・普天間飛行場の近くで暮らす家族を通して、沖縄の基地問題を考えるお芝居です。というと固いように思われますが、脚本の坂手洋二さん、新進気鋭の演出家藤井ごうさんによる涙、笑いありのとてもすばらしいお芝居になっています。
　総選挙では、基地問題やオスプレイの問題があまり争点になっていないように感じますが、沖縄の人々の心に寄せ合う機会として、ぜひ多くのみなさんに観劇していただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
　現在全国公演中で、下記のような感想が寄せられています。
●基地の問題も原発の問題も、どこか遠い問題ではなく、私たち一人一人に関わってくる問題だと改めて感じさせられました。記事やニュースからでは見えない、基地に関わるさまざまな立場の人たちが抱く、それぞれの問題や思いが伝わってきました。（20代　女性）