こんにちは!高知県議・細木りょうです。

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検証!介護保険

2016-05-31 15:03:43 | 日記
 

 28日、平和と生活を守る高知市民の会2016年度総会にあわせ、記念講演「検証!介護保険」が行われました。講師はミスター介護保険こと日下部雅喜さん。(大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員)
 制度スタートから15年が経過し、この間保険料は2倍以上と負担は限界を越え、家族の介護負担は解消されず介護離職は毎年10万人以上となり、介護難民、介護崩壊が広がっています。昨年から制度が大きく変わり、①要支援1・2が保険から外され市町村の“総合事業”に移行②特養ホームへの新規入所は要介護3以上③年金収入年280万円以上は利用料2割負担、など“保険あって介護なし”の現状がさらに悪化する改定が行われています。
 高知市は全国に先駆けて今年10月から総合事業をスタートさせることになっていますが、要支援者への現行サービスの維持や多様なサービスを保障させることが大切です。介護費用圧縮のための利用者に保険からの「卒業」を迫ることや、厳しい経営実態の事業所へのさらなる報酬減などあってはなりません。今後の高知市の施策に注視していきます。

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女性の視点を防災対策に生かす~南海地震等災害調査特別委員会報告~

2016-05-25 09:42:28 | 日記
 所属する特別委員会が5月23日開催、高知市女性の視点を防災対策に生かすためのフォローアップ委員会からの報告を受けました。この報告は、庁内の女性職員のみで構成した「高知市女性の視点による南海地震対策検討委員会」が3年前に報告・提言したものを検証し以下3点の提案を行ったものです。
提案⓵ 子育て家庭を対象にした防災知識の普及・啓発
提案⓶ 地域で核となって活動する女性を育成するため活動しやすい環境をつくる 
提案⓷ 職員の研修や訓練を充実し、地域団体と共に実践していく

 女性だからこそ気づく生活者の視点から提案された施策がリーフレットとして5種類作成されており、先日介良で行われた女性グループの学習会でも大変好評でした。

しかし残念ながらふれあいセンター等で配布しておらず市の防災政策課のホームページからダウンロードhttps://www.city.kochi.kochi.jp/uploaded/attachment/43520.pdf、プリントアウトするしかありません。委員会では予算確保し、配布できるよう改善を求めました。あわあせて防災に役立つ情報については更新と詳細な情報提供、女性防災士の育成と連携、今後のフォローアップについて問題提起を行いました。
 また委員会では熊本地震への本市からの支援状況(消防局、都市建設部、上下水道局、防災対策部)などがあわせて報告されました。余震が続く中、支援に入られた職員の皆さん、たいへんお疲れさまでした!
 今回の熊本地震を受け私自身が今後の南海地震対策として課題として受け止めたこととして、連鎖した強い揺れへの対策、福祉避難所登録増、備蓄と避難所運営(こども含む住民参加)、迅速な罹災証明発行、木造仮設住宅、災害救助犬(警備犬)導入などです。6月議会でもいくつか取り上げたいと思っています。

 

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「勝手に決めんとってね!」新図書館西敷地活用を考える会が発足

2016-05-21 21:21:28 | 日記


上記の会が5月11日発足し、16日記者会見を行いました。今後、この大切な問題を市民に広く知ってもらい、署名などの活動を行う予定です。
活動の主体は、「平和と生活を守る市民の会」「民主市政の会」(日本共産党高知市議団も加盟団体です)「城下町革新懇」の各構成団体と呼びかけ人を中心にすすめます。
現段階の呼びかけ人のみなさんは以下の通り。
◎呼びかけ人(第1次分)
追手前小学校卒業生・同校元PTA(小野知)
元NPO法人環境の杜理事長(石川妙子)
視覚障害者の権利を守る会(正岡光雄)
歌人(梶田順子)
新婦人高知支部(井上美穂)
港南革新懇(胡麻埼ゆう子)
城下町革新懇(国松勝)
*呼びかけ人になってくださる方を募集しています。ぜひご協力ください。

◎結成趣旨
高知市は2018年夏に完成予定の県・市合築の新図書館の西側に生まれる敷地約2500㎡について、民間業者に50年間も占有させ、容積率、建ぺい率いっぱいにビルを建設しようとする「高度利用」計画を進めようとしています。
現在開かれている高知市中心市街地活性化計画推進事業・新図書館西敷地利活用検討委員会では、今年の夏までにわずか4回の会議で、その高度利用計画をまとめようとしていますが、市民にはそのような高知市の方針はまったく知らされていません。
この土地は、歴史ある追手前小学校の跡地に生まれた、高知市の中心部にある市民の大切な財産です。大学や高校、新図書館、高知城歴史博物館などが集中する文教地区と中心商店街、日曜市などが集積するこの場所を市街地のにぎわい創出などにどう活用するかについては、市民の声をしっかり聴き、利活用方針を考えることこそが市民協働のまちづくりだと私たちは考えます。
新図書館西敷地は、仮設市民図書館の撤去後、一定期間広場として残し、その空間を市民が体感したあとに、時間をかけて土地の利活用および将来像を市民合意のもと決定することを求め、会を結成しました。

会の結成はマスコミでも報道され、この問題が少しずつ県民に認知されるようになりました。18日に行われた定例の岡崎市長の記者会見でも「会」の意見を聞きたい旨の発言がありましたし、20日に行われた第2回新図書館西敷地利活用委員会では委員から、市民意識調査での中心市街地にどのような機能が重要か(結果は1位商業施設 2位芸術・文化 3位働く場)という設問は西敷地を念頭に置いていないことを指摘する意見や、検討委員会の着地点が不明と会のあり方に疑問を呈する意見、夏までにコンセプトや方向性を決めることは無理があるとの意見が続出しました。これらの意見を受け、市の担当者は検討委員会の回数を増やし当初のスケジュールを延長することを提案しました。

「勝手に決めんとってね!の会」の結成がまったをかけた成果が早くも生まれています。
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青空げんきフェスタ

2016-05-15 23:22:58 | 日記
障害者に対する理解と啓発を目的に毎年開催されている「青空げんきフェスタ」に今年もお招きいただきました。
久々にバンドで参加しました。関係者のみなさまお疲れさまでした!ありがとうございました。
ビートルズの曲を何曲か演奏しました。


高知街ラララ音楽祭でいっしょに頑張っているスタッフで、プロミュージシャンを目指すchiharuさんもゲストで参加していただきました♪(左端)


ALSの患者さんの参考人招致を断った国会の状況は許せません。
障害者差別解消法の理念の具体化、支援・権利の拡充を!

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高知城北曲輪史跡公園が完成

2016-05-11 00:02:15 | 日記
 5月8日、高知城北側の旧JR土佐荘跡地にこのたび完成した北曲輪史跡公園の完成祝賀会が市民の手により行われ、運動に関わった皆さん等30人が参加しました。高知城の一部でもあるこの場所は2005年にマンション業者が土地を購入し、07年には建設についての地元説明会も開くまでの状況の中、「お城にマンションはいらん!」と市民団体が運動を展開、県議会や文化庁にも働きかけ、08年に県教育委員会が2億5000万円でマンション業者から買取り、今回の公園整備にいたったものです。


貴重な遺跡群があったことを示す説明板に見入る地元のみなさん


「高知城がいかにすごいお城か」、「高知城を国宝に」と熱っぽくお話いただいた宅間先生(元歴史民族資料館館長)

このような運動は、今後話題になりつつある「新図書館西敷地利活用」問題についても市民による運動が求められていると思います。
*第2回西敷地利活用検討委員会 5月20日(金)10:00 あんしんセンター3階
ぜひ傍聴においでてください。


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道の駅構想 破たん明白な計画に31億円?

2016-05-03 12:08:49 | 日記
 31億円をかけて、桂浜公園の西側の山中に、アクセス道路(1.4㌔)をつくり「道の駅」をつくる、という全国でも例のない構想が示されていますが、このたび情報公開制度を使いコンサルタント会社に委託した分厚い「調査報告書」を入手、共産党高知県委員会の地方政治研究担当者と共同作業を行い、さまざまな問題点が浮き彫りになりました。



問題① 桂浜公園整備構想のコンセプトとの重複
食やみやげ物、特産品押し出しなど桂浜整備構想と重複した内容となっていること。 

問題② 産業振興計画を無視
高知市版地域アクションプランに「道の駅」は登載されておらず、道の駅構想が急浮上したことで、肝心の桂浜整備構想がストップしています。

問題③ 採算の見込みが甘い
実際のニーズ調査でなく、県内外の道の駅のデータ(交通量と立ち寄り率、施設利用率など)を都合よく活用し、7千万円の利益が生まれるとの甘い試算が報告されていますが、建物の更新費用が賄えないこと、運営方針のリスクについても矛盾点が。

問題④ 施設の必要性
人口減少対応として、川を挟んだみませ地区の人口減少率を含んだ数字をあげていますが、道の駅との関連性は薄いこと、地元の経済活動の振興についても安定的に提供できる出店数が確保できないことなど。

問題⑤ 官民連携事業の相手の「民」がいない
事業者調査結果では、出店に「関心あり」は15%に止まっており、出店意向は極めて低いと報告書も指摘。

問題⑥ 防災は口実
市は当初、道の駅までの道路を「防災道路」としていましたが、商業施設のアクセス道路と目的を変更。道路工事のため防風林としての保安林の伐採が必要など、急傾斜地区ではかえって災害を招きかねません。

問題⑦ 住民への説明なし
地域全体から要望があがっておらず、計画自体も地域住民にはまったく知らされていません。

問題⑧ 観光業性の戦略性が不明
国内は人口減で、インバウンド観光(海外からの観光客誘致)が重視されていますが、桂浜の“龍馬”だのみでは無理があり、県全体の観光戦略との連携する視点がないこと。

 以上のような問題点がありながら、地元新聞がなぜか報道しないこともあり、市民の間でも論議になることが少ないまま、31億円もの事業が市民不在で進められようとしています。6月9日開会予定の市議会ではこうした点を明らかにしていきます。

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高知赤旗まつり

2016-05-01 00:21:15 | 日記
 更新遅くなりました。すみません!
 24日高知市中央公園で第14回高知赤旗まつりが開かれ、1500名を超えるたくさんの入場者にお越しいただき、大賑わいの成功となりました。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!
 午前中は小池晃新書記局長のキレのある演説が好評でした。また参議院選挙の野党統一候補、大西聡さんも徳島から駆けつけていただき、熱のこもった訴えに共感が会場に広がりました。

 午後の文化プログラムステージでは、県無形文化財の「佐喜浜にわか」のみなさんの力演(九条まもる君、ドナルドトランプ大統領候補、安倍首相が平和について論争!)に大笑いほか、歌や踊り、マジックなど大いに楽しんでいただけたと思います。

 日本共産党高知市議団もテントを開設、2年後に完成する新図書館の西側敷地問題についての、シール投票やパネル展示を行いました。投票結果は、「ビルを建てる」はゼロ票で、「広場で残す」が圧倒的に多く大差がつきました。
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