こんにちは!高知県議・細木りょうです。

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新図書館西敷地 市民パネルディスカッション

2016-08-31 07:23:12 | 日記
 
 8月28日、「どうする?新図書館西敷地 市民パネルディスカッション」(「勝手に決めんとってね」新図書館西敷地活用を考える会主催)が高知城ホールで開催され、50名を超える市民が参加、さまざまな立場からこの場所に対する思いや利活用について提案が行われました。 
 
 岡﨑高知市長は、わずか4回の西敷地利活用検討委員会で方向性を決め、民間に50年間公有地を貸し出し、高層ビル建設をすすめようとしていましたが、24日行われた第3回の検討委員会でもほとんどの委員からビル建設には否定的な意見が相次ぎ、「避難場所として」「遊び、余裕のある空間」「回遊性機能」「ハコモノは古い考え」など“広場”機能を支持する意見が出され、今後のスケジュールも当初想定から半年以上もずれこむ事態となっています。
 
 この日パネラーとして参加いただいた方からは、「追手前小学校を廃校にする時、市長は『この土地は切り売りしない、文教地区として活用する』と約束していたのに、こんな計画が進められているとは夢にも思わなかった。森のような緑豊かで自由に使える場所に。」(元追手前小PTA役員)、「活用しやすいゆとりのある図書館空間を。城を塞ぐような計画ではなく、風格のあるまちづくりを。」(視力障害者団体役員)、「心の豊かさへと時代は変わっており、歴史や文化を活かして地域の魅力を引き出すことが大事。安易な商業ビルは地域発展の足かせになる。」(元埋蔵文化財センター職員)などの発言が行われました。フロアからの発言も多く、「こんな会こそ高知市が主催して行うべきだ。」との意見も出されました。
 
 この問題についてまだまだ市民には知らされていませんが、市民が声を上げれば計画を中止させることは可能です。多くの方に知っていただき、市民参加のまちづくりをすすめていきましょう。署名(現在1500筆集約)も引き続き行っています。ぜひご協力をお願いいたします。
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全国地方議員交流会inFUKUOKAに参加

2016-08-23 23:00:50 | 日記
 8月18日~20日、福岡市で開かれた「第13回全国地方議員交流会」に初めて参加してきました。

 1日目の記念講演は「地方自治と民主主義 全米軍基地撤去で踏み込む沖縄県民がめざすもの」と題し、仲里利信衆議院議員が自民党県議だった過去から普天間基地問題をきっかけに離党、オール沖縄の県民運動とともに辺野古基地反対、米軍基地撤去の先頭に立って奮闘されている報告が行われました。国会最長老の79歳とは思えない熱っぽいお話でした。
 続いて報告では”下流老人”の著書で有名な藤田孝典さんらによる貧困問題についての報告が行われ、先進諸国34か国中では6位の貧困率となり、特に子ども、若者、ひとり親の貧困は下流老人予備群でもあり、対策として労働組合運動の復権、富裕層への増税、家賃補助、授業料無償化や給付型奨学金制度の充実などが挙げられていました。

 
 2日目の分科会では「TPPと農業崩壊。農民と地域を守る食料安全保障政策」に参加。メディアで有名な鈴木宣弘東大教授から問題提起が行われた後、参加者全員で討議を行いました。マスコミがだんまりを決め込み、国会では黒塗りの資料のみでほとんどの国会議員が情報を得ることなく9月から審議が再開されようとしています。遺伝子組み換えや農薬など食の安全、雇用や地域経済への影響などもっと国民に知らせなんとしても阻止しなければとの思いを強くしました。

 3日目は熊本地震の被害調査を行いました。熊本城の被害では、修復に数十年かかり費用は600億円以上との事でした。

 また避難所には1000人余の方(車中泊や自宅敷地内でのテント泊は除く)が猛暑の中、いまだに避難されており、仮設住宅建設や罹災証明の発行も遅れています。

 高知市の新図書館西敷地問題でたびたび参考例として紹介される熊本城近くの”花畑広場”も見てきました。防災広場、ボランティア拠点、市民の交流の場、商店街との回遊拠点として有効に活用されています。

*明日24日(水)午後2時から高知市西敷地利活用検討委員会があんしんセンターで開かれます。傍聴可能ですのでぜひよろしくお願いします(テレビ、ネット中継なし)
*28日(日)13:30からの新図書館西敷地利活用市民パネルディスカッションにぜひご参加くださいませ。場所は高知城ホールせんだんです。
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新図書館西敷地問題 市民パネルディスカッション28日です

2016-08-13 07:50:35 | 日記

追手前小学校跡地に新図書館「オーテピア」の建設が、再来年夏の完成に向け進められています。その西側に約2500㎡の土地があり、以前は広場と建物として整備する方向でしたが、市長は民間事業者に50年間貸し付け、敷地面積と容積率いっぱいの建物を建設しようとしています。

市はわずか4回の西側敷地利活用検討委員会(第3回目は8月24日(水)14:00~あんしんセンター*どなたでも傍聴できます)で方向性を決め、秋には業者選定を行い、来年度基本設計、再来年度建設というスケジュールが示されています。
私たちは図書館ができた後、一定の期間は市民が自由に使え、防災面でも活用できる広場として残し、その期間に市民の意見を聞きながら市民参画で利活用を検討すべきと考えています。
「道の駅」構想と同じく市民不在で拙速にすすめるこの問題。ぜひ多くの市民のみなさんに関心を持っていただきたいと切に思っています。

新図書館西敷地市民パネルディスカッション
8月28日(日)13:30~16:00 高知城ホール2階やまもも
さまざまな立場のみなさんから西敷地への思い、利活用案について発言していただきます。フロアからの発言も大歓迎です。ぜひご参加ください。

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高知競馬の現状と今後の課題

2016-08-03 00:14:54 | 日記
 7月28日、高知県競馬組合議会臨時議会が開かれました。(市議会から私含め3名が議員に選出されています)
 監査委員の選任と27年度補正予算の専決処分の2議案は全員賛成で可決、報告事項として高知競馬の運営状況が報告されました。

昨年度の収支は1億6500万円の黒字
 自場売得金は191億3千万円(前年比121.9%増)、他場売得金は64億3千万円(前年比105.7%増)とここ数年、インターネット販売増やJRA(中央競馬)レースの全日程販売などの要因で右肩上がりに売り上げを伸ばしており、昨年度は施設改善基金へ4.7億円積み立て後、1億6500万円の黒字見込みとなっています。

2002年 累積赤字88億円を清算 赤字出たら廃止へ 
 競馬事業はもともと自治体財政に寄与すべきものですが、県・市への一般会計に繰り入れをするどころか、1991年から単年度赤字へ転落、2002年に88億円もの累積赤字となり県と市が清算、「今後赤字が出たら競馬事業は廃止」という決定が下され、現在に至っています。

高知競馬の今後のあり方について
 単年度黒字といっても、JRAからの期限付援助、還元率低減(本来は売上の75%をファンに還元すべきものを70%に)など政府の地方競馬支援策や、土地賃借料5億円免除ほか馬関係者への処遇や賞金額減により生まれているものと認識しなければなりません。
 今年度、耐震含めた施設改修計画を作成予定となっていますが、あわせて地方競馬の目的である地方財政寄与、雇用、畜産振興、健全なレジャースポーツ及び馬事文化振興などの行政目的を達成するため、あらためて今後の高知競馬のあり方について市民、県民の意見も聴きながら検討する時期に来ているのではないでしょうか。

コメント (2)
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