こんにちは!高知県議・細木りょうです。

2023年高知県議選で初当選(日本共産党公認)
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高知市2020年度予算の特徴

2020-02-25 23:13:34 | 日記
 3月5日から始まる市議会は来年度予算を審議する大切な議会となります。予算規模は1476億円(対前年比マイナス4億円)。「高知市型共生社会の実現」に向けた5つの基本政策として

➀災害に強く命をつなぐ「あんしん」の高知市
避難行動要支援者対策、マンホールトイレ整備、トイレトレーラー導入、河川の浸水対策

②交通と社会環境を整備する「あんぜん」な高知市
街路整備、橋梁の震災対策、旭駅周辺市街地整備

③こどもと高齢者・障がい者の健康を支援する「すこやか」な高知市
子育て世代包括支援センター整備、インフルエンザ予防接種助成、地域包括支援センター再編

④観光とまちの活性を図る「にぎわい」の高知市
中心市街地の活性化、インバウンド観光推進、中山間地域活性化

⑤地域社会と市民生活のうるおいを「共につくる」高知市自主防災組織の育成強化、地域コミュニティ再構築
などが特徴です。
 
 共産党市議団が予算要望や議会質問で提起したものが実現するなど前進面もありますが、以下のような問題点もあります。本会議や委員会でしっかり質していきたいと思います。
〇オーテピア西敷地利活用(約2000万円)※市民主体でなく業者任せによるまちづくり
〇高齢者支援センター再編※直営方式から民間委託による弊害
〇教育のICT化に向けた環境整備※国の予算でタブレット端末を一人1台整備する予定。その後のメンテナンスは地方負担が予想される。教員増は後回し。

<市議会3月定例会日程>
3月5日(木) 開会 
6日(金)・9日(月) 常任委員会 
10日(火)~12日(木)午前 代表質問
 12日(木)午後~17日(火)個人質問
18日(水)~26日(木)常任委員会 
27日(金)採決、閉会
〇代表質問は浜口かず子議員が行い、個人質問は5名が登壇予定です。新庁舎での初議会となります。ぜひ傍聴においでてください。
〇請願・陳情しめきりは13日正午です


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高知市ハザードマップ説明会

2020-02-18 23:04:35 | 日記
 
 2月18日、上記説明会が高知市東部健康福祉センターで開催されました。高知市からは「洪水に係る基礎知識」とあわせ、日ごろからの準備や避難の判断・タイミング、避難方法などを説明。会には高知河川国道事務所、県土木部河川課の職員も同席、想定最大規模降雨に基づく浸水想定についてなどの説明がありました。
 毎年のように豪雨被害が全国で発生している中、特徴点は、これまでの想定をはるかに超える浸水想定を示したハザードマップ通りの浸水被害が発生し、逃げ遅れた高齢者や障がい者が犠牲となっていることです。河川・ダムの浚渫や堤防強化などとともに避難情報を早期に確実に届け、避難行動を定着させることが重要です。
 説明会には60名を超える方が参加。質問時間が短かかったこともあり、こうした説明会を地域ごとに開催してほしいとの要望が出されました。一定人数がまとまれば説明会を開催しますとのことです。ぜひ地域の自主防災組織や町内会などで開催してみてはどうでしょうか。
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高知短大「閉学式」

2020-02-11 22:09:56 | 日記

 2月9日、67年の歴史を持つ「高知短大」の閉学式が行われました。学ぶ楽しさを学ぶことができた母校が無くなるのは本当に残念です。式では、卒業生を代表し8名が短大で学んだ想い出とともに、短大がなくなることの寂しさ無念さ、今後の期待などが述べられました。

 会場入り口には「大学の葬式 告別式会場」の貼り紙が。


 式の後高知会館で開かれた「高知短大に思いを寄せる集い」には卒業生や教職員など250名が参加。この人も卒業生だったんだと驚くとともに改めて短大が果たしてきた役割を感じました。
 ご指名を受け、『地域格差や経済格差が広がる中、働きながらいつでも誰でも学ぶことができるという開学の精神はこれからの高知の人づくり、地域づくりになくてはならないもの。現在形を変えて夜間コースが開講されていますが、時代のニーズに合った学びやすい環境づくりを』とスピーチさせていただきました。
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南海地震等災害調査特別委員会視察

2020-02-04 23:04:38 | 日記
1月29日~31日、上記委員会の一員として、別府市、熊本市、岡山県を視察してきました。概要を紹介いたします。
<別府市>
「誰ひとり取り残さない防災」に取り組んでおり、高齢者や障がい者など避難行動要支援者への個別支援計画づくりは対象者の92%(高知市はわずか2.5%)が作成済みとなっている。作成を担当するケアマネジャーへの報酬制度や自治会役員と当事者をつなぐコミュニティソーシャルワーカー(別府市ではインクルージョンネットワーカーと呼んでいる)の取り組みが進んでいます。

<熊本市>
 震度7の揺れが連続で発生した熊本地震からまもなく4年となりますが、復興状況について伺いました。また熊本市女性職員50名が災害対応と家庭生活等をどのように両立していたか、それぞれの立場で段階ごとに体験をまとめた記録集をまとめており、南海トラフ地震発災後の対応等参考となりました。

*視察の合間に熊本市の「花畑広場」(発災後はボランティアセンターとして活用、その後は各種イベント利用で賑わいをみせている)を視察。“熊本城と庭つづきの大広間”とのコンセプトで2つの公園に挟まれた「空地」をオープンスペースとして整備するそうです。高知市とは全く逆でまちなかのスペースが大切にされています。

<岡山県>
 災害時の支援物資物流体制について、3年前から実際の荷捌き場を使用して物資オペレーション訓練を行っており、倉敷市の豪雨被害時には訓練が生かされ課題も明らかになったとの事です。

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