私の所属する南海地震等災害調査特別委員会は、今月18日から20日までの3日間、4年8ヶ月経過した東日本大震災の被災地である宮城県(東松島市、石巻市、女川町、名取市)を視察調査してきました。
私自身ボランティア含め4回目となりましたが、がれき撤去され、復興住宅なども建設されはじめましたがまだまだ復興半ばという印象を受けました。仮設住宅での長い生活は、コミュニティ維持、メンタルヘルス、プライバシー、カビ発生などの健康問題はじめ大変な中、5回目となる厳しい冬を迎えつつあります。
(写真上 女川町では山を切り崩し高台住宅への移転、津波浸水地域では漁業施設や商店街の建設が行われています。写真下は石巻市の復興住宅)
視察を終え、本市の今後の課題と考えたのは、
①遅れた住宅耐震化を促進するため、補助金上乗せや代理受領制度、低コスト工法採用など費用負担を減らすこと
②仮設住宅や復興住宅建設のための用地確保、土地の有効活用のため複数階仮設住宅などの検討
(写真は、女川町のコンテナを組み合わせて建設した3階建仮設住宅)
③被災直後の避難所運営、仮設住宅でのくらし、復興まちづくりなどどの場面でも決定的なのは「住民自治」「市民協働」であり、被災前の今、コミュニティ再構築の取り組みが急務であること。(東松島市のまちづくり協議会は住民主導でのまちづくりがすすめられ非常に参考になりました。)
12月議会が7日から始まります。今回も個人質問を行いますが、質問では毎回欠かさず地震等災害対策について指摘、提案を行っています。今回の視察での教訓や課題について質問で取り上げたいと思います。
私自身ボランティア含め4回目となりましたが、がれき撤去され、復興住宅なども建設されはじめましたがまだまだ復興半ばという印象を受けました。仮設住宅での長い生活は、コミュニティ維持、メンタルヘルス、プライバシー、カビ発生などの健康問題はじめ大変な中、5回目となる厳しい冬を迎えつつあります。
(写真上 女川町では山を切り崩し高台住宅への移転、津波浸水地域では漁業施設や商店街の建設が行われています。写真下は石巻市の復興住宅)
視察を終え、本市の今後の課題と考えたのは、
①遅れた住宅耐震化を促進するため、補助金上乗せや代理受領制度、低コスト工法採用など費用負担を減らすこと
②仮設住宅や復興住宅建設のための用地確保、土地の有効活用のため複数階仮設住宅などの検討
(写真は、女川町のコンテナを組み合わせて建設した3階建仮設住宅)
③被災直後の避難所運営、仮設住宅でのくらし、復興まちづくりなどどの場面でも決定的なのは「住民自治」「市民協働」であり、被災前の今、コミュニティ再構築の取り組みが急務であること。(東松島市のまちづくり協議会は住民主導でのまちづくりがすすめられ非常に参考になりました。)
12月議会が7日から始まります。今回も個人質問を行いますが、質問では毎回欠かさず地震等災害対策について指摘、提案を行っています。今回の視察での教訓や課題について質問で取り上げたいと思います。