8月から低所得者を施設から閉め出す 「補足給付」改悪

今回の改悪は①食費値上げ②資産要件引き下げによる居住費値上げで合計最大月69000円、年間なんと80万円以上もの負担増となるケースもあります。
高知市では「補足給付」を受けられていた方には更新申請案内通知が送付されていますが、却下された方もおいでます。8月中に再申請し認定されると継続扱いとなります。該当される方はぜひ再申請を。不明な点などありましたらぜひご相談ください。

高知県・高知市病院企業団議会臨時会報告

　7月15日、高知県・高知市病院企業団議会臨時会が医療センターで開かれました。提案されたのは、来年度業務委託される清掃業務（3年間で約4.6億円）と検体検査業務（5年間で約23.7億円）について。検査委託についてはプロポーザル公募を行うこととしていますが、募集要項や配点基準などが示されないのは問題であること、全国大手の3社しか委託先がないことによる競争性確保について質しました。
　あわせて開催された議員協議会では、今年度から5年間の「経営計画」が報告されました。コロナ患者さんの受け入れに伴う国からの空床補償などで昨年度は黒字決算となりましたが、ここ数年赤字基調で、基金が枯渇する恐れがありました。県内の医療機関はコロナの影響による経営危機、医師不足による廃院など厳しい状況にあります。地域連携の強化と支援など医療センターの役割を大いに発揮すべきであり、経営面でも重要な課題であると指摘しました。
　コロナ対応で感染症ベッドが全国的に不足し医療崩壊が危惧される中、今後「スーパーICU」導入を目指し、ベッド数を削減する方向性が示されており、注意が必要です。

＜議会報告会・市政懇談会のご案内＞
7月23日（祝・金）14:00～15:30予定
県民文化ホール第6多目的室
6月議会の個人質問ほかご報告いたします。あわせて市政に対するご意見などもお聞きする会です。
ぜひご参加ください。
＊マスク着用など感染防止対策にご協力をお願いいたします。

はりまや町一宮線道路改良工事に伴う住民説明会

延期となっていた標題の説明会が、7月18日（日）18:30 かるぽーと１１Fで行われます。

【高知】これからのまちづくりを考える会のみなさんが、濱田県知事あてに「新堀川道路化工事の中断、再検討を要望する」電子署名がスタートしています。
https://www.change.org/p/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AB%E3%81%B5%E3%81%95%E3%82%8F%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%92%E4%B8%80%E7%B7%92%E3%81%AB%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%8B-%E9%AB%98%E7%9F%A5%E3%82%92%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AC%89%E3%81%97%E3%81%84%E5%87%BA%E4%BC%9A%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E7%94%BA%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86?recruiter=66089399&utm_source=share_petition&utm_medium=facebook&utm_campaign=psf_combo_share_initial&utm_term=share_petition&recruited_by_id=98d181ed-8c7f-4f51-a8ab-e5b8c65e94ee&utm_content=fht-29418573-ja-jp%3A5


　川幅を拡幅し、史的価値のある石垣が新たに積みなおされました。そのため干潟も位置が変わっています。希少種のシオマネキやトビハゼが戻ってきているのか注目されます。

まちづくり調査特別委員会報告

高知市立地適正化計画見直しについて
　7月6日、開かれたまちづくり調査特別委員会では、2017年に策定（2035年までの計画）された高知市立地適正化計画の見直し（おおむね5年ごと見直し）について報告されました。
　立地適正化計画で定める事項は①居住誘導区域②都市機能誘導区域③都市機能誘導施設で、範囲は旧高知市（一部除く）と旧春野町地域からなる都市計画区域です。
●災害ハザード区域について
　近年の気候変動による集中豪雨等発生を受け、土砂災害特別警戒区域、急傾斜地崩壊危険区域、地すべり防止区域、家屋倒壊等氾濫想定区域を「災害レッドゾーン」として区分けされ、“居住誘導区域に含まないこととすべき”とされています。
　土砂災害警戒区域、河川氾濫による浸水想定区域（新たに国分川・久万川と物部川浸水区域などが追加）、津波浸水想定区域は「災害イエローゾーン」とし、本来は“総合的に勘案し居住誘導が不適と判断される場合は、居住誘導区域に含まないこととすべき”とされていますが、本市は広範囲に分布しているため防災対策を講じることにより、居住誘導区域に含まれています。
　熱海市で発生した土石流は、「災害ゾーン」以外（下図参照）で発生しています。市民の命を守るため、ゾーニングの指定・運用のあり方が根本から問われているのではないでしょうか。