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「西敷地」優先交渉権者との協定作業中止を 市長に申し入れ

2018-02-22 00:21:16 | 日記


2月21日、日本共産党市議団は、市長に対し以下の申し入れを行いました。


  *お知らせ*
広場がいいね!市民集会
2月24日(土)10:00~11:30
人権啓発センター6F
参加無料 どなたでも
11:30から市民パレードも行います。
ぜひご参加ください!

私達は以下の理由で、オーテピア西敷地利活用事業での優先交渉者との基本協定締結及び本契約に向けての作業を即時中断し、白紙に戻すことを申し入れる。

<競争性の欠如>
高知市は、1月12日に行われたプロポーザル選定委員会で、予定されていた3者のうち1者がヒアリングを辞退、2者のヒアリングを行った結果B者を最優秀提案者に選定した。プロポーザル公募要領では、次点となる優秀提案者を選定することとなっているが、A者は規定の得点基準に届かず優秀提案者となることはなかった。
高知市は、西敷地利活用について、民間から広く豊かなアイデアを提案してほしいと競争性が働くプロポーザルを期待していたが、求めるものと大きくかけ離れる結果となった。また決定業者が非公開のため知る由もないが、12月市議会で流出した提案内容であれば、まさに県内財界から市長への事前の要望のあった内容とほぼ同じ内容のものが選定された可能性があり、結果ありきの出来レースであったことが強く懸念される。

<非公開など情報提供>
この間、高知新聞1月16日付け社説では、この問題に関し、「情報公開で不安を拭え」と題する文章が掲載された。高知市の市政に関わる問題が社説で取り上げられることは異例であり、提案した事業者名や提案内容、選定委員など一連の手続きが非公開であることは、西敷地問題に関心が高まっている中、市民県民への速やかな情報提供の面で問題ありとし、市は情報公開よりも企業利益を優先しているのでは、と指摘している。他県の事例では、選定委員、提案内容などオープンにし、市民参加での公開プロポーザルやワークショップを通じて、提案内容をさらに豊かにする取り組みが広がっている。高知市の非公開は時代錯誤も甚だしく、市民からの反対意見を恐れ、いたずらに非公開、結果公表を長引かせているのではないかと推察されるものである。

<コンプライアンス無視>
高知市は2月2日、市民オンブズマンからこの問題に関し提訴された。西敷地利活用事業の違法性と責任では、公有財産の適正管理および公有財産規則改正の問題点、庁議規則、庁内の決裁や情報共有について指摘され、公募型プロポーザルでの違法性と責任では、プロポーザル方式事務の手引きで規定されている高知市契約等審議会での付議なし、公文書不存在、事業案流出による公平公正の前提が崩れたなどが指摘、西敷地利活用事業と公募型プロポーザルに関して差し止めと事業撤回を求めている。私たちもこうした正鵠を得た指摘に同様の思いである。

<民意無視の事業内容>
広場的整備を求める民意が反映されるのか。市民はきびしく注視している。仮に流出した案に基づけば、オーテピアより高い建物が、オーテピア正面に立ちふさがり、せっかくのオーテピアの価値を大きく下げるもので、わずかな多目的広場スペースと通路が残されるのみとなる。先述の社説でも「市民の図書館」の伝統を受け継ぐ西敷地もまた市民の財産である以上、民意とかけ離れた施設を造るわけにはいかないと警鐘を鳴らしている。
以上の理由により、決定的に破たんした公募型プロポーザルをこれ以上すすめることは到底できない。ブラックボックスで市民の民意とかけ離れた西敷地利活用事業は即時停止の判断をすることを強く申し入れる。                                        以上
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