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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも13年目。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。はてなブログにも投稿を始めました。

ありがとう、ランディメッセンジャー〜阪神ファンの戯言

2019-09-20 05:00:24 | 日記

メッセンジャーが引退してしまった。私も阪神ファンを半世紀近くやっているが、あれだけタイガース愛に長けた外国人投手はいなかったような気がする。阪神は通算10年在籍して98勝84敗、先発ローテの柱として2年目の2011年〜2018年まで1年を除き(2015年は9勝)10勝以上を挙げている。四球が多い難点はあったが奪三振も多く8年間で先発が223回、平均投球回数が6.48と先発の役割を十分果たしていた。球数は多かったが、長い回を投げられるスタミナを持っていて、開幕投手を5年連続で6回務めるなど名実ともに阪神のエースだったと思う。

戦後活躍した阪神の外国人投手は日系二世の若林忠志を除くと長期間安定した成績を残した者は少ない。1964年の優勝に29勝をあげて大きく貢献、さらに通算100勝を挙げたジーン・バッキー、背番号4は微かに記憶がある。彼が阪神にいたのが7年である。ただ、彼が巨人戦での王へのデッドボールラインを巡り、乱闘事件が起き、その最中で指を骨折して投手人生を棒に振ってしまったことは残念でならない。また、彼は晩年メッセンジャーが100勝を挙げることを楽しみにしていたが、今年9月14日に鬼籍に入ってしまった。

他にはセットアッパーとして一時代を築いたオーストラリア出身の左のサイドスロー、ウィリアムス(16勝17敗42セーブ)が7年、台湾から鳴り物入りで入団した郭李(27勝31敗)が6年、外国人枠の関係で残念ながら退団したスタンリッジ(35勝36敗)やキーオ(45勝44敗)などが4年と比較しても、メッセンジャーが群を抜いているのがわかる。

因みにメッセンジャーの背番号54はかつてJFK(ウィリアムズ、藤川、久保田)で名をはせたウィリアムズがつけていたもので阪神外国人投手が付けると良い番号なのかもしれない。

最後の記者会見で阪神への熱い思いを語っていたが、2017年のCSで骨折からわずか2カ月でDeNAとの初戦に先発して、勝利をもぎ取った姿が印象に残る。本当にご苦労さまでした。

ラグビーワールドカップ雑感

2019-09-19 05:00:24 | 日記

いよいよ、W杯ラグビーの開催が近づいてきた。盛り上がっているのか、どうなのかはわからないが、少なくとも日本で大会が行われるとは正直思わなかった。

今回、日本はAグループ、同じグループにはアイルランド(1位)、スコットランド(7位)、サモア(16位)、ロシア(20位)と10位の日本にとっては上位2、下位2だが、決勝トーナメントに出るにはどうしたら良いのだろうか。

前回(2015年)イングランド大会は日本はBグループで南アフリカ(2位)、サモア(7位)、スコットランド(12位)、アメリカ(16位)の中で最初の試合で南アフリカを倒し、スコットランドには負けたものの、サモア、アメリカに勝ち勝ち点12を挙げた。しかし、南アフリカとスコットランドが決勝トーナメントに行き、日本は予選敗退となった。

これは勝ち点は勝つと4、分けると2がもらえるのだが、さらに①4トライ以上、②7点以内の敗戦はボーナスポイントが付くため、同じ3勝1敗で3チームが並んだのだが、勝ち点16の南アフリカ、勝ち点14のスコットランドに及ばなかったからである。

ではどうすれば予選突破ができるのか、これはボーナスポイントの得失によって変わってくる。特に最初のロシア戦で何とか4トライ以上を取る、負けるにしても大差負けをしない、この2点が重要になるのである。因みに歴史的勝利ではあったが、南アフリカは日本戦で4トライ、2点差のためにちゃんと勝ち点2を積み上げていたのである。

しかし、前回以前の大会では1勝しかできなかったチームがここまでの話ができるようになったことは夢のような気もしなくはないが。因みに私は日本戦ではなく、21日の🇦🇷アルゼンチンvs🇫🇷フランスに行きます。蛇足まで。

ツバキ亭〜荻窪ランチグルメ

2019-09-18 05:00:04 | グルメ

中央線沿いには洋食屋が多い。西荻窪のこけし屋、吉祥寺のバンビ(閉店)、高円寺のクロンボ、いい店が目白押し。荻窪で探すと丸福のすぐそばに『ツバキ亭』という店を発見した。

入口は横丁の中程、入口はお世辞にも立派ではないが、階段を恐る恐る登り、ドアを開けると『いらっしゃいませ』という若い男性の声が迎えてくれる。13時過ぎというのにほぼ満席、ようやくカウンターの1席に紛れ込む。店は意外に広く、ボックスが4つ、あとカウンターが6席、計22席ある。


ランチメニューは5種類、ハンバーグ、豚ロースの生姜焼、白身魚のフライ、エビフライ(限定10食)、日替わりが山芋の豚のロースまきフライ。しかし、山芋とエビフライは売り切れ済。初の訪問ということもあり、ハンバーグ(950円)にしてみる。

注文するとおもむろにシェフの1人がハンバーグのタネをこねて、手で空気を抜く。さらにフライパンを温めて、焼き始めるのである。かかること7分、まずは具沢山の味噌汁、ご飯、そしてトマトソースがかかったハンバーグが登場した。

まずは一口、肉汁がたっぷりの焦げ目のついたハンバーグに赤いトマトソースを絡めて食べるが、やや酸味が効いたソースはさっぱりさせてくれる。

付け合わせにはドレッシングもかかっている刻みキャベツ、スパゲティ。いずれもソースに絡めると美味い。ご飯は若者向きにやや多目、味噌汁は玉ねぎ、ワカメ、卵などが入っていておかずにもなる。


人気は白身魚のフライ、自家製タルタルも付いているようで後からきた女性客が魚の種類を聴くと『ヒラメです』、こっちもうまそうでした。目の前の黒板にはディナーメニュー、ツマミも充実していて再訪ありでしょう。ご馳走さまでした。

ツバキ亭
杉並区上荻1ー6ー12 2階
05055957676

東京国立博物館に仏像を見に行く

2019-09-17 05:00:38 | 日記

東京国立博物館では平成館で三国志展を開催していて大盛況だが、併せて『奈良大和四寺のみほとけ』という小規模な企画展をやっているので見に行ってみた。特別展は1000円以上の入場券を買って、並んで見ることが多いが、今回は620円で本館の他の展示物も見ることができる。

正面から入ると右側の第11室で開催中。4寺とは岡寺・室生寺・長谷寺・安倍文殊院のことで入口すぐのところには長谷寺「十一面観音菩薩立像」(重文)、それほど大きな像ではないが珍しい金銅仏でキラキラと輝き、仏像はもちろん、光背の美しさ、細工の細かさに目を奪われる。

次に目を惹いたのは岡寺「釈迦涅槃像」(重文)、日本では珍しい涅槃像である。お隣の国宝の義淵僧正坐像も深いシワと肋骨の浮いた胸が悟りの境地に入った者の強さ、精神力などを感じる。


さらに室生寺の2体、十一面観音菩薩立像(国宝)と釈迦如来坐像(国宝)。有名な仏像で現地でも拝ませて頂いたがまだ光背には色も微かに残されていて素晴らしい。この企画展は大規模ではないが秀作が並んでいた。


折角なので隣の展示室からまわる。漆工、金工、刀剣、陶磁、アイヌと琉球、近代の美術と常設展や企画展を観ることができる。刀の鍔、小さな茶碗、金銅の五鈷杵、小さな孔雀の陶器など普段観ることのない素晴らしい作品を観ることができる。


また、「アイヌと琉球」の企画展では先日松前城の博物館で見たようなアイヌの作品も陳列されていた。さらによく観ると東京国立博物館の建物自体もなかなか素晴らしい。


時間が遅くなり、2階には行けなかったが、余裕を持って庭園や2階の展示物もゆっくり見てみたいもの、それにしても外国人の姿が多いのには驚かされる。

SCANDIA〜横浜グルメ

2019-09-16 05:00:15 | グルメ

突然ですが、スカンジナビアとはどこの国のことを言うかはご存知だろうか?スカンジナビアと似たような表現に北欧というのがある が、「北欧」とはデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、アイスランドの5国を指すことが多いのに対して「スカンジナビア」とはデンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3か国を指すらしい。

私は横浜港近くにある「SCANDIA」というレストランに来て初めてこの事実を皿の紋章を見て知った。店は創業44年にもなる老舗で2階はかなり本格的な店、1階は多少カジュアルな店となっている。ただ、厨房は一つであり、スモーガスボードが名物である。

今回は1階に入店、予約を入れておいたので窓際の席にご案内頂く。メニューは見てからかなり悩んだが、スモーガスボード4点がオードブルに出るローストビーフセットを注文。

最初にカールスバーグの小瓶で乾杯、ライ麦パンにブルーチーズを塗った小さな前菜が嬉しい。街歩きの後のため、喉も乾き、めちゃくちゃ美味い。


次に4品のオードブル、もちろん赤ワインもボトルでお願いする。内容はキャビアカナッペ、鰊のスモーク、スモークサーモン、鴨の燻製。いずれも美味いが、久しぶりのキャビアと浅くスモークした鰊には感動。

一緒に出されるチーズ入りコーンスープもよく冷やしてあり、自然の甘みを感じる。


魚料理だが、今日は海老のクリーム煮込み。ぷりぷりの海老が2尾、野菜は玉ねぎと人参、やや甘めのソース。添えてあるバターライスに合わせて食べるが、ついついワインが進む、進む。特筆すべきは温めたパンが2種、少しパイ風のパンは周りがカリカリしている一方、ライ麦パンは香ばしい。こちらでルーをすくって食べると美味い。

メインのローストビーフはやや切り方が薄すぎるかもしれないが、私は気にならない。和風ソースとホースラディッシュで頂く。量的にもちょうど良い。

デザートは2種のシャーベットと小さなケーキが3つ、連れ合いには大好評。コーヒーで締めてワイン込みでトータルほぼ大1枚。店の雰囲気やサービスを考えるとなかなかリーズナブルである。


次回は多人数でスモーガスボードを是非食べにいきたいもの。ご馳走さまでした。
スカンディア
横浜市中区海岸通1ー1
0452012262

汽車道と大さん橋〜横浜みなと散歩③

2019-09-15 05:00:06 | 日記

日本丸を降りて汽車道に向かう。汽車道とは桜木町〜横浜港までの臨港線の廃線後を歩道として利用されているものである。臨港線は主に貨物輸送を担っていたが、1920年からはサンフランシスコ航路出港日に限り旅客輸送も行なっていた。これは1961年の氷川丸最終航海まで続いたが、その後貨物輸送も1986年に廃止された。(ただ、1989年の開港130年を記念した横浜博覧会の開催の期間のみ復活した。)


今もレール跡は残されていて日本丸側から3本のトラス橋が残され、よく見ると第1号橋梁には1907年アメリカ製といった銘板を見ることができる。対岸のマークシティビルや観覧車、日本丸などの多くの名所をみながら海風を感じて歩ける快適な散歩道である。


終点近くには汽車道を跨ぐように建設されたナビオス横浜の下を通り、赤レンガ倉庫前に至る。これを右に曲がり、やや細いイギリス製の3号橋梁を渡ると終点となる。


この先は左に弧を描きながら歩くと左手には象の鼻パークがある。ここからはクイーン(横浜税関)、キング(神奈川県庁)、ジャック(横浜市開港記念会館)の3つ全てを臨むことができる。象の鼻とは明治時代の象の鼻埠頭を再現したもので2009年に開園した。


さらに行くと大さん橋、国際旅客ターミナルは1階にあるが、その上は緑化されていて左側には赤レンガ倉庫、右側には氷川丸、横浜ポートタワー、山下公園さらに横浜ベイブリッジも見える。日没近かったのでランドマークタワーに落ちる夕日も見ることができた。


麻布茶房〜吉祥寺グルメ

2019-09-14 05:00:40 | グルメ

たまにはさっぱり、ゆっくり、静かに夕食などと考える日もある。9月に入って久しいのに真夏日が続いたり、台風のせいで満員電車でヒィヒィ言ったり、こんな日は食事くらいのんびりと食べたくなる。

そんな店を探してやって来たのは『麻布茶房』、しかし、あんみつを食べに来たのではない。意外に夜も定食や中華料理、丼などを提供しているのである。吉祥寺の商店街に沿ったビルの2階にあがり、店の戸を開けると落ち着いた空間が広がる。

まずは熱いお茶とおしぼり、さらにメニューを若い女性が持って来てくれる。混んでいるわけではないが、半分くらいの席が埋まり、男性1名はわたしだけ。メニューをよく見て雉焼き弁当と飲み物(1500円、税込)をお願いする。

アイスコーヒーを飲みながら周囲を観察すると60歳位の上品な奥様のグループがあんみつを食べ、40代の女性2人のグループが食事をし、隣の60代の女性はなぜかラーメンとかき氷を並べてお食事中。

そのうち、雉焼き弁当到着。綺麗なお重に入っていて、他に野菜サラダ、小鉢、漬物、お澄ましが付いてくる。

まずは野菜サラダ、普通のコンビネーションサラダだが、オレンジと塩昆布が添えてあるが、意外にいい組み合わせ。

雉焼き弁当は左側に甘い炒り卵、その上に枝豆が3粒。右側には結構な量の若鳥照り焼きが乗せてあり、さらに下にひいた海苔と添えてある甘酢生姜が嬉しい。優しい味付けで食べやすいように木の匙も添えてある。

丸い麩が浮かんだ吸い物もいい出汁が出ていていい塩梅。これを急がず一口ずつ口に入れていく。


おしゃべりの声も許せる位で落ち着いた雰囲気は保たれていた。ゆっくり食べることの良さを再発見した夕食となりました。ご馳走さま。

麻布茶房
武蔵野市吉祥寺本町1ー11ー30ダイヤパレス吉祥寺2階
0422217266

日本丸に乗船する〜横浜みなと散歩②

2019-09-13 05:00:32 | 日記

みなと博物館を出て、向かい側の日本丸に乗船した。4月以来横須賀で戦艦三笠、北海道江差で開陽丸と船に乗ってきたが、いずれも軍艦に対して日本丸は練習船、しかもメインは帆船。もちろんエンジンも装備してはいるが。

まずは前方の操舵室から入る。大きなジャイロや計器もあり、前は当たり前だが見通せ気持ちがいい。

次に最前方の舳先の部分まで行く。後ろを振り返ると4本の大きなマスト、以前に帆を張ったことがニュースになっていたが、もし、今張ってくれたらさぞや素晴らしいであろうか。


次いでキャビンに潜り、船室や食堂、士官サロンなどを見学、特にサロンの天井にあるステンドグラスは素晴らしかった。また、帆船ではあるが、大きなエンジンもちゃんと積まれていた。


今度は後部の甲板に出て、帆船の時に使う手動舵輪を見つけたが、その大きさは半端なかった。帆船かつ練習船として作られた船ではあるが、その中の装備のレベルの高さには舌を巻いた。

しかし、よく考えてみると日本丸は1930年製に対して戦艦三笠は1900年進水、開陽丸は1865年進水なのだから装備が進化しているのも当たり前と言えばその通りであるが。

3隻とも海に浮かぶメモリアルシップであるが、驚いたのはその手入れの良さ、とくに階段の手すりの真鍮が美しく磨かれていたこと、甲板にゴミひとつ落ちていないこと、我々が見学した際もメンテナンスをする人々が高いところに登り、活動をしていた。

中華香菜JASMINE〜日本橋ランチグルメ

2019-09-12 05:00:22 | グルメ

台風のせいか妙に暑い日が続き、一度気温が下がった反動で暑さがこたえる。こういう日のランチは是非『坦々麺』とCOREDO日本橋B1の『中華香菜JASMINE口福厨房』にお邪魔する。

こちらのランチメニューは坦々麺、汁なし坦々麺、酸辣湯麺、チャーハン、よだれ鶏、麻婆豆腐とチャーハン以外は辛いメニューが揃っている。

店に入ると野菜ジュースと冷たいお茶が運ばれてくる。坦々麺が食べたいが汗だらけも嫌だなあと、今日は汁なし坦々麺(1000円)を選択。テーブルに無料の搾菜を見つけ、定食もありかなとやや後悔。


早めに汁なし坦々麺は到着。横長の皿に麺、その上には大量のナッツ(ピーナッツ、カシューナッツ、松の実)、さらにもやし、貝割れ菜が盛ってある。これを箸とスプーンで丁寧にかき混ぜ、まず一口。最初に感じるのはスパイスの香り。麺は太麺でソースがよく絡む。味付けはやや甘め、肉そぼろも大量に乗せてあり、食べ応えあり。最初は強く感じなかったが花山椒の痺れ感が強くなってきて、痺れは中々のもの。


青海苔を浮かせたスープも風味が引き立つ。あっという間に完食、しかし量もたっぷりあってお腹はいっぱい。

最後に柑橘系のソースがかかった杏仁豆腐でお口直しをして、ご馳走さま。それにしても隣の若者が食べていた麻婆豆腐もかなり美味そうであった。

中華香菜JASMINE
COREDO日本橋B1
05058688750

横浜市みなと博物館〜横浜みなと散歩①

2019-09-11 05:00:52 | 日記

東京に住んでいると返ってあまり観光をしたことがないのが横浜、これに気がついて6月横浜スタジアムで野球を見る前に山手地区を中心に坂巡りをしたが、今回はみなとみらい地区を散歩することにした。

みなとみらい駅までは渋谷駅から直結、さらに特急に乗ったため、30分程度で到着。ただ、みなとみらい駅の出口がわかりにくいのは何回行っても変わらない。ようやく、「横浜みなと博物館」の矢印標識を見つけ歩いていくと日本丸の勇姿が見えてくる。

岸壁から日本丸を跨ぐように歩くと博物館入口に着く。ここで共通入場券を購入してまずはみなと博物館に入る。階段を降りると横浜港の地図が下に貼られていて全体像をつかんでから地下の展示室へ。1989年に開業して30周年とのことである。

最初は横浜港開港以前の横浜という寒村の話。東海道神奈川宿という長細い街道町から海を挟んで反対側にあった港町が横浜。海岸沿いには道はなく、海を渡って行き来していた。しかし、ペリーが浦賀に来航してからは外国人居留地が建設されていく。それでも小さな埠頭が2本、うち1本はイギリス埠頭と呼ばれていたが大型船が入れず、艀という小舟で往復して荷揚げをしている状態。

大正には入り神戸港に対抗すべく新港埠頭が建設計画が持ち上がり、さらに赤レンガ倉庫なども建設されたが、関東大震災で大きな被害を受ける。といった歴史をパネルや地図で説明されていて興味深い。

もちろん、現代の山下埠頭、本牧埠頭、南本牧埠頭、大黒埠頭、新大黒埠頭、出田町埠頭、塩埠頭、LNGターミナルなどの役割もしっかり学ぶ。


再び、1階に戻り柳原良平アートミュージアムを訪ねる。柳原良平といえばトリスおじさん、壽屋(現在、サントリー)にイラストレーターとして入社。とくに「トリスを飲んでハワイに行こう」というキャンペーンが大当たりしたが、そのイラストレーターとして有名になる。


柳原は子供の頃から船が好きでタンカー、客船などたくさんの絵を残したが、今回は「私が好きな客船」という企画展が行われていた。3年ほど前に亡くなったが、遺族よりイラストや絵画など6500点が横浜市に寄贈され、我々も見て楽しむことができる。あまり知識がない分野であったが、十分楽しむことができた。