hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

恋鯉〜吉祥寺グルメ

2018-09-30 05:00:08 | グルメ

お好み焼きは大きく分けて関西風、東京風、広島風の3つに分かれるようだが、特に目につくのが広島風お好み焼き。おたふくソースの影響なのか、阪神や巨人を叩きのめしてきた広島カープのおかげなのか。下北沢の店はかなり歴史もあるようだが、吉祥寺にも広島風お好み焼きの店が出来て約1年が経過したとのこと。

店は五日市街道に近い駐車場ビルの地下一階、吉祥寺に長い人ならトンカツの井泉があった辺りといえばわかるかもしれない。

店の名前は『恋鯉』、店内に入ると緒方監督のユニホームが飾られているなど広島カープ一色である。カウンターとボックス席が10こほどで結構広い。注文は『イカ+ネギ+ソバ』入り(1260円)を張り込んでみる。メニューには15分ほどと書いてあるが、約10分で到着。

温めておいた鉄板に乗せてくれるが中々のボリューム。まずはヘラで少し切って行くが生地、ソバ、具材、ネギの4段階に分かれていてまずはそのまま。陳腐だが、カリカリとフワフワで美味い。

さらに辛いソース、マヨネーズ、おたふくソースを足しながら食べるがこれが美味い。熱いのだが、息を吹きかけながら食べて行く。

広島風の細もやしや青ネギが脇役ながらいい働き、ソバも細い麺である。ハフハフ言いながらあっという間に完食。休日1人でお好み焼きというのも楽しい。大変美味しく頂きました、ご馳走さま。次はダルマ焼酎でもいただくかな。


恋鯉
武蔵野市吉祥寺1ー20ー3パーキングプラザビルB1
05055930248

豊島園駅

2018-09-29 05:00:51 | 日記

『メトロに乗って』その93。都営地下鉄大江戸線練馬駅に続き、豊島園駅に向かう。練馬区役所からは豊島園通りに出る。


西武池袋線の高架をくぐり、しばらく道なりに行くと白山神社入口の信号、これを右に曲がるとすぐに白山神社に到着。


鳥居をくぐると大けやき。高さ19m、幹の周りが8mと立派だが、実はもう一本あったのだが、台風で倒れたらしい。

さらに元に戻ると都営地下鉄大江戸線豊島園駅入口の向かい側に『十一寺』の石碑、その先には寺が並んでいる。


これは誓願寺の末寺で本山自体は訳あって今は府中市に移ったが、それ以外の寺はまとまってここにある。これらの寺は元は神田にあったが、振袖火事で浅草に移転、さらに関東大震災でこの地に移ってきたもの。


突き当たりには誓願寺常念仏堂の一万日回向仏として作られた阿弥陀如来像があり、その裏には各寺の墓地がある。世田谷区烏山の寺町などと同様に疎開した場所に根付いたのである。

その先にはシネコンのユナイテッドシネマビル、かつてここにはバスの折返場があったのだが、豊島園通りの渋滞などにより、バス路線が廃止、その後に作られたものである。

これを左に曲がると西武鉄道豊島園駅となる。さらにその先にはとしまえん遊園地の入口がある。

その反対側には歩いて2分くらいで向山庭園がある。現在は区立の施設で自然の木立や地形を利用した庭園となっているが、あまりの暑さが私以外は人がいない。


池を見ると鯉がいるが、一番影がある場所に全てがじっと動かない様子でいくら水の中とはいえ、猛暑もここまできたかという感じ。庭園にはユリやギボウシなども咲き、もう少し涼しければゆっくりするのにと思う。


戻る途中には猫も暑すぎるのかボテッとしたままで、私が近寄っても全くにげない程なのである。本来ならば豊島城の痕跡を見つけたかったのだが、このあたりで断念した。

サンボ〜秋葉原ランチグルメ

2018-09-28 05:00:28 | グルメ

代表的なファーストフードと言えば、ハンバーガーや立ち食いそば、牛丼、カツ丼、最近はコンビニ内のイートインスペースも入るようだ。立ち食いそばは独立系もよく見るが、こと牛丼に関しては街中で見る店は吉野家、松屋、すき家の三大大手チェーン店がほとんど。ただ、下町を歩いているとたまに独立系の牛丼屋を見かけることがある。

秋葉原駅を降りてしばらく末広町駅方向に歩くと昔ながらのパーツ屋とフィギュアやゲームといったものを商う店が混在する地域がある。その中に目立つ黄色い看板の『サンボ』は(概ね)牛丼ひとすじでやっている。店はテーブル席が6つ、あとは前にダンボールが積んであるカウンター席があるのみである。食券を買い、席に着くとおばさんが食券を受け取り、カウンター席を指示される。その息子くらいの人が牛肉の鍋の前にいて牛丼を仕上げ、おばさんは味噌汁や卵の有無を確認、トレイに乗せて運んでくれる仕組みである。

来ている人は作業着姿か、Tシャツの若者が太宗でサラリーマンはわずか、もちろん女子はゼロ。吉野家には結構女性がいるが、やはりこの昔風の吉野家スタイルでは女性は寄り付かない。すぐに到着した牛丼(大盛、600円)は頼んだことを後悔するほどの量。

それでも紅生姜を乗せて、七味を降って食べるというか、掻き込むと味は意外に薄味、肉も脂身は少なくアッサリとしていて食べやすい。とにかく、店内にいる人は殆ど喋る人はおらず、黙々と牛丼を平らげることに専念している。また、味噌汁(60円)もちゃんとワカメと油揚げ入りで美味い。量は多いとは思いながらも長く歩いて腹も減っていたこともあり、無事完食。

確かにとなりに座った爺さんも大盛牛丼を平らげていた。気になったのは、メニューにあるお皿(550円)と牛皿(750円)の差である。ただ、とても聞けるような雰囲気でもなく、結果わからずじまい。初回訪問で全てを解明するのは無理なようだ。ちなみにお茶は水がお茶かわからないような薄く生ぬるい飲み物だったが、あまり気にはならなかった。ご馳走さまでした。

サンボ
千代田区外神田3ー14ー4

都県境を走る路線バス〜千葉・東京part2

2018-09-27 05:00:19 | バス

『バスシリーズ』その18。都県境を行く路線バス第4弾、今回は千葉・東京の都県境を行く路線である。今回はJR市川駅からバスに乗るが、かつては市川駅から都営バスが2系統(124系統市川駅〜上野広小路、のちに上34系統、107系統市川駅〜東京駅北口)があったが、現在はもちろんない。

ただ、京成タウンバスの新小52市川駅〜小岩駅〜立石駅入口〜四ツ木駅〜新小岩駅東北広場は現在も市川橋で都内に入る唯一のバス路線として残っていた。

市川駅北口バスロータリーにある4番乗り場からスタート。日中は1時間に2便であったが、利用者が多いからか、8月より1時間に3便に増発されている。

バスは市川駅を出てすぐ左折、すぐに市川広小路のバス停に停車。その先には江戸川に架かる市川橋を渡る。すぐに江戸川駅前通りのバス停がある。


それから2つ目のバス停が小岩駅、ここでJR利用者の乗降がある。つぎの柴又新道のバス停までは蔵前橋通りを走るがその先を右に曲がり、奥戸街道をしばらく行く。


奥戸大橋で中川を越え、京成タウンバスの車庫で運転手交代。京成タウンバスは京成バス奥戸営業所の一部が独立して作られたバス会社で 江戸川区、葛飾区、足立区を主なテリトリーにして18系統を保有している。因みに新小52系統以外に金02、金町駅〜三郷駅南口という都県境を越える路線もある。

しばらく行くと京成線の踏切があるが、これを越えて左折、細い通りに入り3つ目のバス停、四ツ木駅前で私は下車した。このバスは荒川沿いの道を南に走り、新小岩駅東北広場まで運行する。


四ツ木駅のバス停から駅までは歩いて2分ほど。駅前には鍼灸院しかないが、反対側には商店街が広がる。駅正面には『ようこそ!キャプテン翼の街へ』という看板が立っていて、ガード下から立石にかけてメンバーの銅像がある。































じょうもん〜吉祥寺グルメ

2018-09-26 05:00:28 | グルメ

最近話題となっている博多串焼き、特に渋谷方面に多く出店している『ごりょんさん』。関西弁で船場の言葉でおかみさんという意味らしい。そのベイシックスグループが吉祥寺にも出店したことを知り、早速お邪魔した。

店の名前は『じょうもん』、博多の言葉で一流品という意味、なぜ今まで気づかなかったかはこのグループの特徴、看板が小さいかないからかもしれない。吉祥寺にある武蔵野公会堂の向かいの地下一階、このあたりはしょっちゅう通る場所。地下に降りると確かに小さな看板が控えめにある。

料理は博多風の串焼き、特に野菜串の周りに薄くスライスした豚バラを巻いた串が有名だとか。店に入ると若い店員さんばかり、元気がいい。予約したらテーブルの上にサンキューカードがあるのも嬉しい。

まずは野菜串からアスパラ、トマト、青ネギ、茄子、キャベツ。カウンターにはこれらがガラスのショーケースに入っていて選ぶことができる。ボックス席にはこれらの串をセットにしたサンプルがあるのも面白い。ほかに、豚バラ、砂ずり、レバー、つくねも注文。少し遠いが焼いているのが見える。そのなかではつくねが柔らかくて難しいようである。


無料の酢醤油をかけたキャベツを齧りながら待つ。梅水晶も頼んでビールを飲むが、美味い。最初に豚バラ、博多焼き鳥の定番、もちろん鶏ではないのだが、屋台で『バラ、ズリ』を頼まない人は稀である。

脂が甘く、周りはカリッ、中はジュワッとしていてたまらず焼酎ロックを注文。種類は多いが500円の均一価格がいい。

次にいよいよ野菜串、まずはキャベツ。当たり前だが焼く前よりは小さくなっている。豚バラ巻きのため野菜の旨味が閉じ込められ、


また、焦げないので甘みが引き立つ。さらにアスパラ、青ネギとくるが、やはり美味かったのはミニトマトと茄子。ミニトマトはトマトがソースのようになり、ヤケド注意だが、トマトが口の中に広がる。茄子はタレ焼き、旨味がすごい。他の焼き物もいずれもいい。結果3杯もロックの焼酎をおかわりしてしまう。


締めは迷って山芋焼きを注文、これは鉄板におろしたとろろをいれ、お好み焼きのように焼き、海苔やカツオ、ソースをかけたもの。これをハフハフ言いながら、さらにこそげながら食べるB級グルメ。味も変わって美味い。最後にレモンサワー、さっぱりとしたところでご馳走さま。お腹も大満足。やはり博多は外れない。

じょうもん
武蔵野市吉祥寺南町1ー18ー1 DーASSET吉祥寺B1
0422720886


西早稲田駅(2)

2018-09-25 05:00:33 | 日記

『メトロに乗って』その95。西早稲田駅の続き。高田馬場跡の看板を見た後、新目白通りの方に坂を下っていく。


すると左側に水稲荷神社の入口に到着。階段を登り、鳥居をくぐると左側に堀部安兵衞の碑がある。


忠臣蔵の中でも有名な『高田馬場の決闘』の事績を顕彰する碑であり、その篆額は西園寺公望、賛助者は頭山満、大隈重信、犬養毅と錚々たるメンバーである。

参道を歩くと右手に甘泉園公園の入口があるが、先に神社にお参りに行く。もうすぐ祭礼があるためか、提灯などの飾り付けも為されている。


参拝の後、建物の裏手に行くと『富塚古墳』の看板、この名前が『とづか』の由来でのことである。

参道に戻り富士塚を探す。この富士塚は1780年に築かれた江戸では最大かつ最古の富士塚と知られているのだが、毎年7月の2日間のみ公開される。しかし、その場所がわからない。昔のブログを見てようやく入口は分かったが、トラックが停められていて中がよく分からない。


やむなく甘泉園公園に入り、塀沿いに裏に回って見ると確かに富士塚らしき小山があった。わずか1時間の間に早稲田で箱根山と富士山を回れるのである。

階段を降りて行くと甘泉園の庭園が広がっている。2つの池が配されて、高い池から低い池に水が流れ、そこは飛び石があるため、水に触れるのだが、冷たそうな池の水は温かった。


それでも1m近くある鯉がゆったりと泳ぐ。江戸時代は三卿の1つである清水氏下屋敷があった場所で一時は早稲田大学が所有していたが、戦後東京都が買収、現在は新宿区が管理している。


出口の前には新目白通り、都電荒川線の線路。帰りは面影橋電停から都電に乗ることにした。

こく旨肉そば 日の陣〜永田町ランチグルメ

2018-09-24 05:00:54 | グルメ

地下鉄の駅ナカの発展は素晴らしい、さらによくマーケティングされている。地下鉄永田町駅は半蔵門線、有楽町線、南北線、さらに少し離れてはいるが丸ノ内線や銀座線も集まる便利な駅。しかし、周囲にはランチを食べる場所が少なく(衆参議長公邸や議員会館、都道府県会館などが多く、食べるところもない訳ではないが高い所が多い。)、困ることが多い。

その中に2013年にできたEchica fit永田町、7店舗が入っている。入口のカレーショップC&Cは京王系、ほかにもおむすび屋、カフェとレストラン3店舗(こく旨肉そば 日の陣、和 一膳、グリル鉄板ダッシュ)はつるとんたんを経営するカトープレジャーグループが開発した。この中でも『こく旨肉そば 日の陣』の名物肉そばが食べたくなって入店。

店だが、方式はフードコートと同じで先払いでポケベルが渡され、取りに行く方式。しかし、インテリアは完全に高級なレストランか、カフェ。まずは880円を払い、ポケベルを貰うが、その際に麺の量は大盛、特盛無料とのこと。流石に大盛で止めておく。

ポケベルが鳴ったのは5分後、大きな丼に入ったそばに七味をかけて、箸とお冷を取って席に着く。そばには揚げ玉があるのでやはり取ってしまう。

蕎麦はやや太め、色は濃く、しっかりしている、裏返すと喉越しが良い方ではないため、私はあまりザルでは食べないタイプ。でも、かけそば系にはよく合う。

豚バラを甘辛く煮たものとネギがふんだんに入っていてやや味濃いめ、さらに脂っこさをネギで抑えている状況。大盛だけにそばのみで米系はないが、食べ応えは十分にある。出汁に肉のいい味が移り、旨い。少し揚げ玉を足すが、また味が変わってきて、これも中々。

贅沢をいうと私は細めのうどんの方が合うような気もした。がっつり食べて、ご馳走さまでした。

日の陣 エチカフィット永田町店
0355103077


西早稲田駅(1)

2018-09-23 05:00:31 | 日記

『メトロに乗って』その94。今回は東京メトロ副都心線西早稲田駅で下車して『箱根山』と『富士山』を目指すという企画。西早稲田駅から地上に出ると目の前に明治通り、新宿方面に歩くとすぐに早稲田大理工学部が反対側に見えてくる。


その先、マクドナルドを左に曲がるとだんだん雰囲気が変わってきて、住宅街となる。さらに歩いて行くとこんもりとした山が見えてくる。


都立戸山公園と書かれている看板を過ぎると階段となり、これを登るが、40段ほど登ると一旦平らに。さらにその先の階段を登るともう山頂、周りは殆どが桜の木であり、花見の季節にはかなり人が集まるであろう。


山頂といっても10m四方のコンクリートで固められた広場で周りの樹木が大きくなったからか、あまり遠くまでは見えず、せいぜい新宿の高層ビル群くらいしか見えない。因みに頂上は標高44.6m、これでも登頂証明証を新宿区で発行してもらえる。(但し、1km歩かなければならないが)


元は江戸時代に尾張徳川家の下屋敷に戸山荘という庭園が整備され、池のため掘った土砂を固めた築山が発祥で明治以降陸軍戸山学校ができた頃から『函根山』『箱根山』と呼ばれるようになった。

それにしてもこの辺りにはガラスが多く、暑いからか日影の木の切り株に止まってじっとしている。

箱根山を『下山』して公園の中を歩いていくとジャブジャブプールがあり、子供達はワイワイ遊んでいる。涼しげな姿を横目に、こちらが熱中症になりそうなので公園を横切って早稲田通りまで歩く。

渡ると高田馬場の碑が寿司屋の1階に貼ってある。それによるとこの辺りに1636年に旗本たちの馬術練習の馬場が作られた、とある。(以下、次回)


日東コーナー〜宝町ランチグルメ

2018-09-22 05:00:37 | グルメ

宝町駅近くを歩いていたらもう昼前ということに気づき、ランチの場所探し。しかし、鮨石島や天ぷら天朝など良さげな店はあるのだが、一番安いメニューも2000円オーバー。

さすがにランチに2000円以上使う気にもなれず炎天下をふらふら。小さな看板で『Nitto Corner』と描かれたやや古そうなお店を発見、ランチはハンバーグかハヤシライスが1000円とある。暑いし、まあ大丈夫だろうと入店。

中に入ると席が高いバー風、スペインバルのようで、調べると東銀座から移転してまだ日が浅いのだが、元は1948年開業の店と知る。先客は3組、注文はハヤシライスにする。

すぐに小さなスープと千切りキャベツやニンジン、水菜などのサラダが運ばれてくる。スープを一口、ビシソワーズである。それほど冷えていないが、美味い。次に身体のことを考えてサラダもいただく。そのあと、おかわりもできますよとは言われたが、丁重に辞退。

サラダを食べ終えて少しすると外人シェフが直々に皿にのったライスと小さなフライパンに入ってグツグツしているハヤシライスのルーをサーブしてくれる。その際に流暢な日本語で『鍋がとっても、とっても熱いですからくれぐれも気をつけてください。』という。

鍋の取っ手を持つのも熱そうなのでスプーンでルーを掬い、ライスにかけながら食べるが、これが絶妙に美味い濃厚なドミグラスソース、トロトロの牛すじがマッチしている。浅いフライパンと思ったが、結構入っていて皿のライスはペロリ。

年甲斐もなく、少しおかわりして食べてしまう。かなり煮込んで味を出しているのだが、味付けもちょうどよく、さらに肉も薄切りでなく、塊のため、よく煮た肉が口の中でホロホロとほどけて行く。

店は天井も高く、吹き抜けで欧風なバルにやってきた感じもとてもよい。これなら夜にワインをやりながら食べるのもありかなと思う。ご馳走様でした。

日東コーナー
中央区銀座1ー27ー10
05055944155

久しぶりの日吉駅周辺散歩

2018-09-21 05:00:42 | 日記

せっかく武蔵小杉まで来たのだからと日吉まで足を延ばす。大学に通ったのは40年ほど前だから変わって当たり前ではあるが、まず東急の駅の構造が全く変わっていた。今は地下に駅があり、1階に出口。しかし、私の学生時代は地上に駅があり、駅舎は2階にある橋上駅、左側に出るとそのまま歩道橋を使って、綱島街道を越えて大学に通っていたのである。


大学の並木は昔とは変わらないが、左右そして坂を上がると来校舎という新たな校舎がある。これを左に曲がると福沢諭吉先生の胸像がある。


その先の左側の校舎や右手にあるかつて二幸食堂があったオレンジのビルはそのまま。


これを曲がると左手に生協の購買の建物、突き当たりは藤原記念館。その並びはかつて化学や人類学の授業をやっていた第2校舎。

記念館は建設中である。40年ほど経過してもまだまだ覚えているものである。


マムシ谷の方には行かず、グラウンドの方に坂を下る。昼飯時には応援指導部がぐるぐる回っていた土のグラウンドは一面アンツーカーになり、とにかくびっくりするほど立派に改装されていた。

今度は日吉駅西口に行く。

開発当初から放射状に道が伸び、左から普通部通り、日吉中央通り、浜銀通り、サンロードと書かれた門があったが、新しくなっているとはいえ昔と同じ。しかし、中央通り沿いにあったパチンコ屋や2階の大きめの喫茶店、アレンジボールなどの学生街らしいものは殆ど消えていた。

代わりにコンビニ、ドラッグストア、不動産屋などが目立つ。とにかく整然としてごちゃごちゃした店は少ない。街を歩くと学生向けの唐揚げ専門店やトンカツ屋、ビリヤード場などはなんとか残ってはいたが。さらに喫茶店は裏通りにはあるのかもしれないが、ドトールやマックに変わってしまっている。


まあ、携帯電話などなく、待ち合わせは喫茶店といった時代とは違うことを実感。学生は皆忙しくて昔のように時間つぶしをする場所がいらなくなっただけなのかも知れない。

変わったもの、変わらないもの何も発見できた有意義な散歩であった。