hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

第89回選抜高校野球の軌跡

2017-03-31 05:00:42 | 日記

今日で選抜高校野球も決勝戦であるが、それにつけても第89回選抜高校野球大会は運営側にとっては苦労の多い異例の大会となったことが容易に想像できる。

まずは出場高選択について。重複県の多さと空白県の多さ、これは1月のこのブログにも書いたが、同一都府県で9つ(うち21世紀枠2県を含む)もある一方で、一校も出ない県が24府県もあるということである。

さらに引き分けが2試合続いたという事態。第7日(3月26日)の第2試合滋賀学園−福大大濠、第3試合健大高崎−福井工大福井の2試合が15回戦っても雌雄を決せず再試合となったことである。

というのは予備日が少ない中で翌々日に再試合をしたのだが、結果、選手の疲労は蓄積し、特に福大大濠はエース三浦が2試合を完投したため、残念ながら福大大濠・健大高崎がともに敗れてしまったことである。本来であればもう1日ベスト8までに休養日を取る配慮が欲しかった。

ただ、報徳学園戦は福大大濠の八木監督が『逆転して点差がつかない限りは投げさせない』という方針であらかじめブルペンで投球練習しようとした三浦投手をベンチに戻すなど選手の体調に配慮する姿勢を貫いたことは今後への良い見本になったのではないと思う。

さらに同地区同士の決勝戦。3月30日の準決勝で履正社・大阪桐蔭の大阪勢2校が勝ち進み、同県決勝となったことも同地区から2校選出する問題点を露呈することになってしまったのだ。ちなみに同地区決勝は戦前に2回、戦後は1948年の京都一商ー京都二商、1972年の日大桜丘ー日大三の2回、計4回しかなく(夏の甲子園には例がない。)大阪同士はもちろん初めてである。

全国規模ではレベルの違いがあるのはやむを得ないが、偶然に同県争いになったと考えるのではなく、同県からの2校選出を慎重にすること。また、エースが170球も投げることはやむを得ないかも知れないが、タイブレーク制の導入など短縮化をはかること、など大会運営にさらなる工夫がいるのではないかと考える。

マルカツショクドウ〜吉祥寺グルメ

2017-03-30 05:00:18 | グルメ

毎年4月に恒例のHanakoの吉祥寺特集で昨年新たにトンカツを主体としたカフェがヨドバシ側にオープンしたことを知る。店の名前は『マルカツショクドウ』、正確にはブックオフの並びあたりである。

店の造りは流行りのカフェで1階でオーダーして2階で食べるシステム。もちろん、テイクアウトも意識している。

メニューはトンカツ定食、カツカレーからトンカツの入ったブリトーや特製カツライス、カツサンドなど。メニューは迷ったがHanakoに掲載された特製カツサンドしてみる。これはセット(ソフトドリンク+フライドインゲン)で1134円だから安くはない。

2階は意外に広々としており、先客は2組。他の客もまだ待たされているため、時間はかかるかなと思ったが、5分ほどで到着。

まずはフライドインゲン、フライドポテトやオニオンリングのサイドメニューはよくあるが、インゲンをフライにしたのは初めて。一口食べるとカリッとしていてインゲンの青臭さも感じず、食感もいい。これは食べないと分からないが、ともかく美味いしサンドイッチやハンバーガーにはよく合う。

次に紙に巻かれ、半分に切られたカツサンドを一口。いわゆるソースやケチャップではなく、メキシカンな味。パルメザンチーズの味が微かにするが、気にはならない。軽くてなんて美味いんだろう。

ただ、残念ながら美味さが表現できない。挟んであるのはよく熟成され適度に脂もあるロースカツ、あとはキャベツ、レタス、トマトといたって普通の材料。

だけど、美味い。これは是非に食べて、理解してもらいたいカツサンドのニューウェーブである。これだけ食べるとかなり満腹、いや、発見、ニュースである。


マルカツショクドウ
武蔵野市吉祥寺本町1ー13ー2
0422276326

金子屋〜吉祥寺グルメ

2017-03-29 05:00:52 | グルメ


先日、と言ってもついこの間だが、日本橋の天松の天丼のことをこのブログに書いた。するとつい『金子半之助』を思い出し、行きたくなった。しかし、先ほどのブログに書いた通り、日本橋室町の金子半之助は小1時間寒風の中待たされるので、思い切って系列の吉祥寺『金子屋』にお邪魔する。

場所は東急百貨店の並びではあまり店がない場所にある。目印にしていたラーメン屋が店を閉めたため、少し辺りが暗い。

階段を上り2階に上がったのだが、直前に4人が入店するのが見えたので列を覚悟したのだが、まだ空席がいくつかあった。

注文は前回は『松』(穴子)にしたので、今日は『竹』(キス、980円)に味噌汁(120円)を付ける。揚げたてが供されるため、待つのは覚悟。黒豆いりのお茶で名物ガリゴボウをつまんでいたが、10分足らずで味噌汁と天丼が登場。

ここは蓋がないタイプ、というか、天ぷらが多くて蓋ができないのである。天ぷらはエビが2本、キス、玉子、ししとう、海苔、小柱のかき揚げの7つが山と盛られている。まずは味噌汁を一口、さらにキスからいくが、カリッと揚がり美味い。天ぷらが多くて中々ご飯までいかないが、苦労して天ぷらの場所を確保しながらししとうに。

次に玉子を食べるが、中が半熟で美味い。天つゆをやや濃くしたような丼タレは色の割には味が辛くなく、ちょうど良い感じ。箸休めにガリゴボウをつまみ、あっと言う間に完食。最後まで取っておいたさいまきエビは身が甘く、特にうまかった。

勘定をする頃には店も満員に。入口まで階段を下り、ラーメン屋の跡を見るとそこには『天ぷらめし金子』の文字、近いうちに1階にはこの店が入るようだ。


それにしてもコスパは最高である。ごちそうさま。

金子屋
武蔵野市吉祥寺本町2ー4ー17 2階
0422204008



東上線クイズ

2017-03-28 05:00:25 | 日記

『鉄道シリーズ』その163。3月22日10時発東武東上線快速急行小川町行きに乗車して霞ヶ関駅まで仕事で出掛けた。しかし、最初の停車駅である成増駅に到着すると『柳瀬川駅付近で人身事故が発生しました』というアナウンス。昨年11月の西武池袋線石神井公園駅と同じ状況(この時は変電所の火事)となり、成増駅で動きが取れなくなった。

同行者や顧客に連絡を取るため下車したが、1時間半は電車は動きそうにない。やむなく駅舎をウロウロ、するとエレベーターに続く通路に『成増鉄道写真館』と書かれているのを発見。そこには『東上線クイズ』なるものが出ていた。


第1問は『東上線の東は東京だが、上は何を表す』という問題。これは簡単に上州と分かった。


第2問は『東上線がかつて乗り入れを画策していた路線は何?』という問題。選択肢は丸ノ内線・東西線・山手線・都営三田線である。これは板橋区西台付近を通るため、都営三田線と思ったが、その通りであった。


第3問は『現在は廃止された優等列車は何?』という問題。選択肢は通勤急行・特別快速・通勤準急・区間準急である。これは中々の難問だが、通勤急行以外は東上線にはなかったはずと思ったが、やはりこれも正解は『通勤急行』。


第4問は『1970〜80年代に東武線通勤電車にセイジクリームという塗色が使われたが、その理由は?』という問題。これは全くわからなかったし、そもそもセイジクリームという色であったことも初めて知った。ちなみに塗色代の節約が正解であった。


そして、難しかったのは最後の2問である。第5問は『かつて東上線にブルーバード号という臨時特急列車が走っていました。この列車はある路線を経由して“とある駅”まで直通運転をしていました。とある駅とはどこでしょう?』

さらに第6問は『ブルーバード号は他の路線を“とある方法”で走っていました。とある方法とは何でしょう?』という問題である。

私もかなり鉄道、特に関東の私鉄は詳しい方だが、東上線にブルーバード号という特急が走っていたことすら知らなかった。答えを見てびっくり、ブルーバード号は1950年代の東上線川越市発の臨時特急で川越まで行き、ここで国鉄川越線(当時、以下同様)に入り、大宮まで行く。さらに東武野田線に入り、船橋まで行く海水浴用の臨時特急であった。

また、当時は国鉄川越線は電化されておらず、蒸気機関車(9600形)が牽引していたとのこと。いや、時間潰しのはずが、思わず真剣に読んでしまっていた。こうしているうちもやはり電車は止まったまま。運転再開は1時間40分後、だけど収穫もあった成増駅でした。

韓美膳〜日本橋ランチグルメ

2017-03-27 05:00:16 | グルメ

今日のランチは三越本店B1にあるイートインコーナーに行く。ちょうど、スパイシーセレクションというフェアを5店舗横断的に実施中。イートインと言っても『たいめいけん』『広味坊』『藪蕎麦』など名店ぞろいで選択に困るほど。今日は少し寒いので韓国料理『韓美膳』の『ユッケジャンスープカレー』(限定20食、1280円)にしてみる。

ユッケジャンスープやユッケジャンクッパはよく食べるし、スープカレーは大好物だが、この2つがコラボしたらどうなるのかを楽しみに注文。結構人気で本日は10食出ており、あと10食らしい。注文時にライスかウドンが選択できるが、ライスにしてみる。

5分ほど経過してトレイに乗ったユッケジャンカレーが登場。器は大きく、ライス、サラダ、漬物、デザートが付いてくる。ただ、漬物がキムチでなく、沢庵4切れなのには不思議な感じ。

ライスを全てスープに入れて食べ始めるが、スープを一口飲むとまずはユッケジャンの味、コチュジャンがよく効いた辛味を感じ、次にカレーのいい香りが食欲を増す。

カレーは意外にも強い主張はせず、かといって存在感はある。具は薄切り肉、ゼンマイ、玉ねぎ、ニラ、もやし、これらに溶き卵を最後にに流し入れている。

熱くて辛いが、どんどん食は進む。トウガラシとカレーの香辛料だから当たり前だが。これは3月だけのメニューだが、グランドメニューにしても人気がでそうである。ライスは茶碗一杯だったが、十分満腹に。最後のデザートの梅ゼリーも美味しくいただきました。ごちそうさまでした。


韓美膳
中央区日本橋室町1ー4ー1
0332413311

新見附橋

2017-03-26 05:00:54 | 日記

『ぷらっと橋めぐり』その38。靖国神社の北門から白百合学園の裏をあるき、次の道を左に行くと、かつて『坂めぐり』で歩いたことがある富士見坂となる。



その先をだらだら降りてくると法政大学の中心に到着。特にすぐ後ろにそびえる校舎はとても大学とは思えない高さである。


その少し先にあるのが『新見附橋』である。この辺りはかなり幅の広い外堀と桜並木のある外堀公園などに、挟まれている。

この橋は1929年の架橋で長さが20.65m、幅が11.27mの鋼橋である。旧麹町区と旧牛込区の区界にあり、飯田橋駅近くの牛込橋と市ケ谷駅近くの市谷橋の間に位置する。

橋自体は中央線・総武線を渡るようにできていて、堀の部分は土橋となり、ちょうど江戸時代の見附が置かれた場所にある。つまり、正確には外堀に架かる橋ではない。

橋の近くには堤のように外堀公園が置かれ、その標識も左から右に『東京市外堀公園』となっていることからかなり古いものである。

この辺りはソメイヨシノがたくさん植えられているが、開花宣言があったにも関わらず、まだ、一本の木に花は1輪か2輪程度、しかしすぐに満開になり、一年で一番人通りが増えることであろう。

靖国神社の基準木

2017-03-25 05:00:48 | 日記

3月21日に東京地区はソメイヨシノの開花宣言がなされた。その基準木は靖国神社にあると聞いて、近くを通ったのでお参りをした上で基準木を見に行くこととした。


靖国神社は九段下駅を降りて九段坂を少し上がったところに一の鳥居がある。靖国神社は元々戊辰戦争の犠牲者を弔うために1869年に明治天皇の思し召しで東京招魂社として設立、その後1879年に今の名前となり、特に第二次世界大戦の戦犯も合祀されているために海外からの批判もある。

といった状況を知ってか知らずか意外に中国語を話すアジア人が多く参拝し、満開の緋寒桜の前や鳥居の前で写真を撮っているのである。

参道には桜の木はなく、内宮に入ってまずは祀られている人々に頭を垂れて参拝する。


本殿の右手に標準木と囲われている木があるためすぐに分かるが、ちらほらと咲いているのはこの桜だけ。他にも沢山のソメイヨシノがあるが、一輪咲いているのを見つけるのがやっとであった。


そのあと、奥にある遊就館の方に行く。ここには軍馬、軍犬、戦争未亡人、戦艦、大砲などの銅像が数多く並んでおり、建物の中には零戦と思われる戦闘機が展示してあった。


そんな展示の中で異彩を放つのが『バール博士顕彰碑』、これは連合国によるA級戦犯の法廷で唯一無罪を主張したインド代表の法学博士である。戦争犯罪の責任追及の是非に関して一石を投じた勇気ある行動と書かれていた。


そして、北門から外に出るとすぐ前に白百合女子高校があるが、その中庭にあるソメイヨシノはもう3分以上咲いていた。

半蔵門

2017-03-24 05:00:33 | 日記

『江戸城・皇居を巡る』その4。東京メトロ有楽町線永田町駅で降りて三宅坂を目指す。すぐ横には巨大な最高裁判所の建物。


堀側に内堀通りを渡り、桜田濠が広がる。高さもかなりあり、勾配もきつく、素晴らしい風景と言えばそれまでだが、江戸城の中でもかなり難攻不落を意識して造られたようである。

坂を登ると皇居マラソンをしている人たちに多数すれ違うが、殆どの人たちが桜田門方向に走っており、暗黙のうちに一方通行となっているようだ。


左手に国立劇場の建物が見えてくる。濠の先には両側を削った土塁が細い道のようになり、その先にあるのが半蔵門、その先は江戸城である。

その名前の由来は諸説あるが、服部半蔵(正成、正就の親子)とその部下が門外に組屋敷を構え、甲州街道につながり、江戸城の搦め手の門であった半蔵門を警護していたからと言われている。


現在は天皇の住居である吹上御所から近いこの門は天皇及び内廷皇族が皇居に出入りする際のみに使われており、一般人の通行は認められていない。そのため、高麗門はいつも閉められ、さらに入口には派出所がある。

江戸時代は非常時には将軍家をこの門から天領であった甲府に安全に避難させるためとも言われている。なお、すぐ隣は千鳥ヶ淵公園となっており、桜の季節は大変な賑わいとなるようだ。

天松〜日本橋ランチグルメ

2017-03-23 05:00:29 | グルメ

最近、日本橋で天丼というという『金子半之助』が有名だが、あれだけ人が並ばれると私の範疇ではなくなる。しかし、他にもリーズナブルで並ばずに食べられる店はある。その1つが今日お邪魔した『天松』である。場所は三越新館の斜向かい、日本橋(橋)のすぐ横にある。

店に入ると食券を売るおばさんがいて、今日は初めて『かき揚げ天丼』(1080円)をお願いするが、ランチは天丼や天ぷら定食も同じ値段である。


一階は前に揚げ場があり、これを席が囲んでいて、天ぷら定食の場合は一品毎に揚げ立て天ぷらを職人が出してくれる。天丼も同様、揚げ立てに丼ツユをつけて、ちゃんと蓋をして提供される。


順番に揚げていくので10分ほど待ち、まずは味噌汁、そしていよいよかき揚げ天丼の登場となる。開けると天丼の上にもう1つ季節のウドの天ぷらが乗っていて季節感を出している。まずはウドの天ぷらから、歯ごたえがいい。そして、かき揚げをちぎって食べるが、小エビと貝柱が満載で丼ツユもあまり辛くなく、しっとりとした天ぷらは美味い。揚げ立てのため、かなり熱いが、それがいい。

漬物も高菜とひの菜が刻んだものが添えてあり、また。味噌汁の具はもやしと青のりと豆腐。いずれも上品である。

お客さんの半分以上は上品な高齢の女性であり、よく食べるが、よく喋る。常連も多いみたいで、職人も気配りが素晴らしい。夜の部であれば3000円を超える天丼(多少タネは違うかもしれないが)が1080円はコスパもよく、人気があるのもうなづける。

天松日本橋店
中央区日本橋室町1ー8ー2
0332415840

特急小江戸号に乗車する

2017-03-22 05:00:01 | 日記

『鉄道シリーズ』その162。関東には私鉄の有料特急も徐々に増加、老舗の小田急ロマンスカーを始めスカイライナー(京成)、スペーシアやきぬ、りゅうもう(東武)、アルファリゾート(伊豆急)、富士山特急(富士急)などがあり、近々京王も参入を表明している。そのなかで西武鉄道に関してはレッドアロー(西武池袋〜西武秩父)は何回か乗ったことがあるが、今回ゴルフの帰りに本川越から初めて『小江戸』号に乗車することができた。

西武鉄道新宿線有料特急の歴史は意外に古く、1976年に『おくちちぶ』(西武新宿〜西武秩父)、『むさし』(西武新宿〜所沢)が土日のみ1往復を運転開始した。その後、1993年に現在の10000系による小江戸号(西武新宿〜本川越)に代わった。これはJRのホームライナーなどの通勤需要取り込みを目的としたものである。平日は27〜29本、土日は24本が運行、西武新宿〜本川越までを45分程度で結ぶ。

私が乗ったのは本川越発19時56分発小江戸46号。全てクロスシートで指定席と小田急ロマンスカーにも引けを取らない豪華さである。

ただし、東村山で下車のため、わずか20分の旅であるが。

閑散とした本川越駅の特急ホームには車掌が待っており、7号車に乗り込む。席はリクライニングで指定席に座るが、何と乗客は私だけ。ついでに前の車両にも行くがこちらも皆無である。まあ、すぐ後には本川越発の急行があるため、わざわざ400円も余計に払ってのる物好きも少ないだろうが。

出発するとすぐに下車駅のアナウンス、そして8分で狭山市駅に停車する。やはり、誰も乗っては来ない。また、発車して8分で所沢駅に到着。池袋線の乗り換えもあるため、駅はにぎやかである。

そして、所沢駅を出るとほぼ同時に東村山駅到着のアナウンス。駅間はわずか4分しかない。あっと言う間にこの電車ともお別れ。こんなすぐ着くならばせめて後21分乗って高田馬場まで行けば良かったかもしれない。全線に乗っても44分、47.5kmの小江戸号は通勤用の特急のようである。