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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも13年目。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。はてなブログにも投稿を始めました。

『久我山歳時記』(67)〜小暑となり、暑中お見舞い

2025-07-07 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』(67)。7月7日は何の日と言われたら、日本人の10人が10人は『七夕』と答える。もちろん、七夕でもあることは間違いないが、さらに大概の年は『小暑』である。つまり、暑中見舞の便りはこの日より後に送るものであり、小暑から2日経過しても入梅しない年は『梅雨入りなしの年』となる。因みに立秋(8月7日または8日)を越えると残暑見舞となる。



小暑は梅雨が明け、暑さが本格的になる時期と言われているが、こと今年に関しては6月に真夏日が10日を超えていてすでに暑さは本格的になっている。

七十二侯では『温風至(あつかぜいたる、〜7月11日)』『蓮始開(はすはじめてひらく、〜7月16日)』『鷹乃学習(たかすなわちわざをなす、〜7月22日)』と言われている。




(行田の蓮の花)
しかし、暑い風は既に吹いて、先日、目黄不動尊にお邪魔した時にはバスの蕾も大きくなっており、かなり実際の季節が先行しているように思える。







久我山を散歩するとまず目につく花はアバカンサスの紫色の花。色々な場所に植えられていて一斉に咲くタイミング。ヒガンバナ科(ユリ科と分類されることもある)の植物で原産はアフリカ南部、英名はアフリカンリリーである。手入れも楽で植えたまま毎年咲くので庭の花として人気がある。



少し前からピンクや黄色のササユリは咲いているが、7月に入り咲くのがヤマユリ、花がやや大きく、めしべが大きいのが特徴的である。さらにクルマユリも咲いている。





ムクゲも一斉にたくさんの花を付け、白やピンク、赤紫色など色々か種類が咲き乱れる。ただ、花柄がぼたぼたと落ちるため、掃除が面倒な花である。



毎年日除として植えられているゴーヤも黄色い花をたくさん付けて美しい。よく見ると小さな実がなっていた。

我が家の庭では数年前に買ったキキョウがたくさんの花を付けて咲き乱れていて嬉しい。ただ、買った時は茎の短い種を買ったはずだったのだが、なぜか背が高くなった。



他にもミニヒマワリや日々草、ポーチュラカなども美しい。行燈仕立てのアサガオも紫と赤の花がポツリポツリと咲いている。

花より実を楽しみにしているのはシシトウ、花は小さな白い花だが、確実に実がなり、徐々に大きくなるのを見るのが楽しい。もうすぐすると茗荷の子が顔を出すが、これが庭のどこに顔を出すか、探すのがなかなか厄介である。





(夾竹桃)

33℃を超えると蚊の活動も収まるので水遣りも楽にできるようになる。さすがの蚊も猛暑には弱いようでその分夕方には刺されることが増えた。
後は百日紅(サルスベリ)が咲けば夏の花そろい踏みである。

西武vs巨人の試合を観戦〜技巧派投手の素晴らしさ

2025-06-23 05:00:00 | 日記
プロ野球日本生命セ・パ交流戦2025もいよいよ最後のカードに入った。試合を進めていくにつれてパリーグの強さとセリーグの弱さが際立つようになってきた。



東京ドームでは20日より西武ライオンズvs讀賣巨人が3連戦を戦い、今日は巨人1勝で対決となった。試合のチケットが手に入ったので娘婿のNさんと観戦に訪れた。



何しろ彼は根っからのヤクルトファン、私は阪神ファンだからどちらが勝ってもいいのだが、実は面白い対戦となった。



その前に先日亡くなった長嶋茂雄氏のレリーフが置かれているというので3塁側に向かう階段を見にいく。確かに階段に長嶋茂雄氏の勇姿、NagashimaGateがある。



写メに撮り、席に向かう途中で一塁側を見るとこちらには王貞治選手のレリーフとOhGateがあるではないか。なるほど一塁は王選手、三塁は長嶋選手なんだと妙に納得する。



試合に戻るが西武の先発は與座投手、右のサイドスローである。一方、巨人の先発はグリフィン投手、正統派の左投手である。

実は2投手は徹底的に対照的である。グリフィン投手は球速が150km/hの球を投げ下ろし、打者を片付けて行く。1回表も西武はショートゴロ、三振、三振と球をバットに当てるのにも苦労している。一方、與座投手はサイドから90km台の変化球と135km/hが最速のストレートを織り交ぜるタイプ。巨人はスターティングラインナップにキャッチャーの岸田捕手以外を全て左打ちに変えて臨むが、関係なくズバッと投げる與座投手にあえなく内野ゴロ3つの三者凡退。これが3回表まで続き、西武・山村選手の死球以外はランナーが両軍でない。

この均衡を破ったのが3回裏の巨人荒巻選手のヒット、しかし次のグリフィンはバント失敗で続かない。
試合が動いたのは4回表先頭の西川選手がボテボテのゴロをグリフィンの下手な守備で無死1塁、これを送り、1死2塁で3番長谷川選手がライト線に3塁打。5番山村選手に犠牲フライをうたれて西武2点リード。



2点を西武は取ったが、グリフィン・與座両投手が持ち前の投球術でチャンスらしいものはない。
ここで『ピンチの後にはチャンスあり』となる。7回西武はグリフィンに代わり出てきた石川投手が1死後の山村・源田両選手のヒットでチャンスを作る。しかし次の2人はあえなく凡退、石川投手が踏ん張る。

西武も調子の良い與座投手を速球が武器の甲斐野投手に変える。投球が20km/h以上早い155km/hを投げるのだが、コントロールが定まらない。巨人の4番吉川選手が四球で出塁、そこから中山・岡田選手にカウントを悪くして甘い決め球を弾き返されるヒットを打たれ、6番岡田選手にも同様に左中間2塁打で同点とされる。さらに四球で続き、代打増田陸選手に逆転3ランを打たれてしまう。これがあっという間に起きた。

速球のグリフィンよりサイドスローの與座投手の方が遥かに球は遅いが、丁寧に低めを付き、2人を比べるとグリフィンの負けのように思われた。

しかし、155km/hも投げる甲斐野投手は自滅気味、持ち味を出す前に打者から追い込まれ、仕方なく甘めの速球を打たされてしまう。普通に考えれば有り得ないことなのだが、ここが野球の面白さである。それにしても6回2安打78球の與座投手にリリーフを送った西武ベンチが良かったのか、続投だったのかは議論の分かれるところであろう。





8回は大勢投手、9回はマルチネス投手が見事に抑えて巨人の逆転勝ち、巨人ファンに増田選手の逆転ホームランの際に握手を求められ、驚くほどの興奮であった。
どちらのファンでもなく、野球を冷静に見るのもなかなかいい。大満足の野球観戦であった。球の速い投手が賞賛される中でコースやタイミングを測りながら組み立てた與座の好投、投手交代後すぐに反撃した巨人打線、見応えがあった。



因みに阪神はソフトバンクに完封勝ち、ヤクルトはオリックスに逆転勝ち、こちらも良かった。

『久我山歳時記』(66)〜夏至はこんなに暑かったかな?

2025-06-21 05:00:00 | 日記
二十四節気では立夏から大暑までが夏ということになっていて、『夏至』は『北半球では一年のうち最も昼(日の出〜日没まで)の時間が長い』を表し、北欧では白夜となる。

より細かい七十二侯では『乃東枯(なつかれくさかるる〜6月25日)』『菖蒲華(しょうぶはなさく〜7月1日)』『半夏生(はんげしょうず〜7月6日)』となっている。今年の半夏生は7月1日、この日は農家に取っては『畑仕事を終える』『田植えを終わらす』などの目安の日であり、半夏生以降5日間を休みにする地方もある。

さらに半夏生の日には『タコを食べる』『小麦を混ぜた餅にきな粉を付けて食べる』『江戸時代に藩主が農民に焼き鯖を配った故事から焼き鯖を食べる』などの風習がある。

半夏生は半夏(からすびしゃく)の生える頃という意味であり、サトイモ科の植物で根を乾燥させて漢方薬として使われていた。

また、同じ頃に葉が白くなることからカタシログサはハンゲショウの別名を持つ。こちらは花穂の下の部分にある葉っぱの半分が白く変わるために『半分化粧した』という意味から半化粧と呼ばれている。

ただ、日照時間が長いからと言って気温が最も高くなるわけではないことは小学校の理科の時間に習った通り、地表が太陽に暖められ、8月頃に最も気温が高くなることが多い。

6月平均気温は20℃〜23℃に対して7月の平均気温は28.7℃、8月は29.0℃となっている。しかし、今年は6月17日が29℃、18日が28.8℃、19日が27.8℃とすでに7、8月並みに高くなっている。



そのせいなのか、久我山を散歩していると梅の実は黄色くなり、収穫されてしまったり、この間まで小さかった葡萄の実が大きくなったりと変化は大きい。


暑い日が続いてからかアジサイの花もところどころ茶色くなり始め、それに変わって黄色やピンク、白い百合の花が誇らしげに咲いている。



アガパンサスの花もみるみるうちに伸びて、花が開き始めている。この花はソメイヨシノのように色々な環境に植えられていてもほぼ同時に咲き始めるのが不思議である。

我が家の庭も夏モード、パンジーに変わって日々草を植え、ミニひまわりと朝顔の鉢を購入、様変わりである。

以前から植えてあるキキョウも花を開き、背もかなり高くなってきた。カラーはこのシーズンに買ったものだが、色が美しく見ていて楽しい。






さらにたまには実のなるものもいいかと、育てやすい唐辛子を購入、順調に大きくなり、白い花が咲き始めた。また、もう10年くらい植えっぱなしのミョウガも葉が勢いよく出始め、収穫が楽しみである。



暑くなると水をあげる頻度も増え、蚊に刺されることも増えるが、花を見ることを楽しみに頑張って水遣りもしていきたい。

はてなブログにお引越し

2025-06-18 15:34:00 | 日記
gooブログには13年もお世話になっていてこれがなくなるというのは青天の霹靂。一度辞めようとも思ったが、4000回以上投稿していたのに無くすのは勿体ないと考え直してはてなブログにお引越し手続き完了。
しかし、取り敢えずはgooブログが終わるまで両方に毎日投稿することに。
『ほくとの気まぐれ散歩』をよろしくお願いします。

目黒不動尊付近を歩く

2025-06-09 05:00:00 | 日記
通称目黒不動尊と呼ばれている関東三十六不動尊第18番札所瀧泉寺に向かう。東急目黒線で目黒駅から1駅目の不動前駅で下車する。駅の名前に『不動前』と付いたものは三十六不動尊の中でここだけである。



江戸五色不動と呼ばれた目黒・目白・目青・目赤・目黄は五行思想の色にまつわるもので徳川三代将軍家光が大僧正天海の建言により、江戸府内から5ヶ所の不動尊を選び、天下泰平を祈願したという伝説に由来する。ただ、実際に五色不動の名称が登場するのは明治〜大正時代のようである。

(目白不動尊)

元々は五不動の中でも目黒・目白・目赤は江戸の名所だったようである。(ちなみに五色とは青・白・赤・黒・黄は東西南北と中央を表す)目黒不動尊は徳川家光が鷹狩りに訪れた場所で鷹が止まった松も境内にある。

不動前駅前には小さな商店街があり、八百屋やはきもの屋など懐かしいお店もまだ頑張っている。その横には目黒区立第四日野小学校、駅前に小学校があるのも珍しい。
パス通りに出て左に向かう。ゆるい上り坂となっていて『禿坂』という。桜並木を歩いていくと左側に小規模な児童公園、禿坂公園がある。その前に小さな女の子のブロンズ像が2つ並んでいる。

禿坂の由来が説明板にあるが、歌舞伎『浮世柄比翼稲妻(うきよつかひよくのいなづま)』にもなった平井権八という侍が乱暴を働き、鈴ヶ森で処刑されるが、恋仲の小紫という遊女が権八の墓の前で自害する。



いくら待っても帰ってこない下働きのかむろに寺に見に行かせたが、亡くなったことを知る。やむなく戻ろうとしたが、不埒な輩に襲われそうになり、目の前の池に飛び込み死んでしまった。今は池もないが、坂道の名前にのみ残されている、とあった。悲しい話が残された坂道である。



次の目黒不動尊入口の信号のところに禿坂の表示板もある。これを右に曲がってゆるい坂を下っていくと鰻屋さんからいい香りが漂い、7,8分で目黒不動尊の仁王門のところに出る。


瀧泉寺には青木昆陽のお墓があり、彼を偲んで今も境内でさつまいもの植え付けをするイベントが行われている。(以下、目黒不動尊へ)

茶の木稲荷神社〜眼にご利益のある神社へ

2025-06-07 05:00:00 | 日記
友人の代参で次は目にご利益のある神社にお参りに行く。東京にある目に効く神社は新井薬師梅照院(中野区)、諏訪神社(立川市)、源覚寺(こんにゃく閻魔、文京区)などが有名。今回は市ヶ谷亀岡神社内にある茶の木稲荷神社に伺うことにした。

都営地下鉄新宿線市ヶ谷駅で下車、地上にがあり、市ヶ谷橋を渡る。市ヶ谷駅のホームからもよく見える釣り堀は都会では珍しい存在である。



外堀通りを左に曲がるとすぐ右へ、提灯が出ているので間違えることはない。目の前に48段の石段が見えてくる。雨の日は滑りやすいので手すりを持って上がった方がいい。



石段の途中に左側にお社が出てくるが、これが茶の木稲荷神社である。茶の木稲荷は約1000年前に空海(弘法大師)が関東下向の際にご鎮祭申し上げたものと伝わる。



眼病平癒の伝説はこの山に稲荷大神のお使いである白ギツネがいたが、ある日誤って茶の木で目を突き、それ以来崇敬者は茶を忌むようになった。眼病の人は17日(或いは37日)お茶を絶って願えば霊験はあらたかと言われている。この社に手を合わせて友人の目の回復を祈念した。



階段を登り、亀岡八幡宮にお参りをする。この神社は太田道灌が1479年江戸築城の際に西方の守護神として鎌倉鶴岡八幡宮の分霊を祀った神社で『鶴岡』に対し、『亀岡』とした。もとは市谷御門の中にあったが、1636年ころに外堀ができるとこの地に移転、徳川家の信仰を得て再興された。





江戸時代から高台からの風景が美しいと名所となった。また、銅の鳥居は区指定有形文化財にも指定されている。几号水準点(きごう)も置かれていた。





帰りに社務所にお邪魔して茶の木稲荷のお守りを購入、今度はさらに滑りやすくなった下り階段を恐々降りた。

大観音寺〜韋駄天に友の脚の回復を祈る

2025-06-05 05:00:00 | 日記
友人のお見舞いに行くにあたり、何とか力付けたいと神頼みをして見ることにした。

病気の後遺症で視力が大幅に落ちたことと、脚の運動機能が下がったという話を聞いて、この二つにご利益のある寺社に代参することにした。

まずは『脚』、以前家族が足を骨折した際にお邪魔した大観音寺(人形町)に行く。大観音寺は人形町通りに面していて入口には5本の幟、右から地蔵大菩薩、韋駄天、大慈大悲観世音、江戸三十三観音、そして大観音寺がはためいている。

大観音寺は開山は1878年と比較的新しい。本尊の鉄製の聖観音像は首だけしかないが、これは鎌倉の新清水寺(今はない)にあった観音像である。1258年の火災で崩落、その後井戸を掘ったのところ首だけが発掘され、お堂に安置された。



これを東京に移すことになり、1874年に仮堂を建てたのが由来である。この観音像は月に2回のみ開帳されるが高さ1.7m、幅54cmと大きなものである。



境内には他にも地蔵菩薩、韋駄天、馬頭観音、聖観音なども安置されている。この中でも韋駄天は俊足の神として有名で仏舎利を奪い逃げた鬼神を追いかけて取り戻したとされる。

人形町は東京マラソンの27km地点に当たることでもあり,東京マラソンが近づくとお参りに来る人が増える。

お守りは勝運守り、二枚の木札が繋がったお守りで片方に祈願する内容と名前を書き、半分に割り、願い事を書いた方を韋駄天像の横に掛け、残りの木札を身につけるとご利益があるというもの。


私も友人の『足が治りますように)と書いて半分に割り、韋駄天像の隣に掛け、像に向かって手を合わせて願いを祈念した。




因みに他にも世田谷観音(世田谷区下馬)にも脚にご利益がある韋駄天が祀られていて、お守りを頂くことができる。(以下、次回)

『久我山歳時記』(65)〜芒種となりて

2025-06-03 05:00:00 | 日記
6月4日は二十四節気の『芒種(ぼうしゅ)となる。『芒』を普通に使う際には『ススキ』と読むのだが、その意味はススキだけでなく、『芒(のぎ)』のある植物〜稲のような穂先に突起、稲や麦など〜の種を蒔く季節という意味である。

小満と夏至の間であり、だんだん雨が降り出す時期にあたる。さらに細かい七十二侯では初候(〜6月9日)を蟷螂生(かまきりしょうず)と言い,カマキリが誕生する頃を指す。

(写メの左上)
次候(〜6月15日)は腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)と言い、蛍が闇に飛び交う季節を指す。

末候(6月20日)を梅子黄(うめのみきばむ)と言い、梅雨入りとともに梅の実が薄黄色に熟す季節を示す。

だんだんと梅雨入りが近づくとともに庭の手入れを晴れ間を見て行うが、植物の植え替えの為に土をいじるとダンゴムシや蚯蚓などが驚いて顔を出したり、周りを蚊が飛び始めたりと生き物も活発に動き始める。今朝など庭の隣の家との境にある塀の上をハクビシンが分福茶釜のように渡って行くのを見つけた。





久我山の街を歩いていてもついこの間までは若葉の黄緑色が目に眩しかったが、いつのまにか深い緑に変わり、蔦などこれ以上覆えない程の葉に包まれてしまった。

身のなる植物も梅の実はたわわに実り、中には青いまま落ちてしまうのもある。



ブドウも花の後から小さな房に実がつき始めていてこれが秋になると緑→紫と色を変え、熟していく。

スーパーにも長崎県産などが並ぶビワの実もたわわに実り、黄色く色を変えながら大きくなってきている。

東京の平年の梅雨入りは6月7日、昨年はかなり遅くて6月21日であったが、今年は6月中旬と作年よりは早くなりそうである。梅雨と言えば紫陽花の花であるが、久我山にはさまざまな色、また花の形をしたものがある。ガクアジサイでも薄水色のもの、濃い紫色のもの、白くて星のような尖った花弁を持ったものなど。



普通のアジサイも白、ピンク、紫、水色、花屋に行くと緑色や黒っぽいものまで、花の大きさ(小さな花の集合体)も小さいのから大きいのまで比べるだけでも面白くなる。





他にもタチアオイ、ユリ、ラベンダーなど様々な花が溢れている季節である。次の二十四節気は立夏、30℃越えも普通になって行くのだろう。








『久我山歳時記』(64)〜早くも『小満』

2025-05-20 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』(64)、5月21日は小満(しょうまん)である。あらゆる生命が満ち足りていく時期のことで陽の光を浴びて全ての物が成長する時期である。

より詳しい七十二侯では『蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)〜5月25日』『紅花栄(べにばなさかう)〜5月30日』『麦秋至(むぎのときいたる)〜6月4日』となっている。蚕も桑も紅花も身近にないし、麦畑を見ることもないのでこの語句からはあまり季節を感じ取ることは難しいようである。

二十四節気には小・大の付くものは小暑大暑、小雪大雪、小寒大寒と3セットあるが、小満はあれども大満はない。これは中国の中庸の考え方がバックにあり、絶頂を超えるとあとは衰退するのみ、下り坂になることは好ましくないという考えのもとで『満々』『大満』はないと人民日報のブログにあった。



久我山の街を歩くとこの季節はジャスミンやパンジーなどの春の花が終わり始め、代わって夏に近い季節に咲く紫陽花、ドクダミ、菖蒲(菖蒲は端午の節句で飾られるが、地植えのものはこの頃に開花する)が咲き始める。



アジサイはまだ色がつき始めた程度だが、毎日少しずつ青や紫の色が濃くなっていく移り変わりを楽しむのがいい。

ドクダミは別に害がある訳ではないが、名前と抜くと臭い汁を出すことから嫌う人もいる。実は漢方薬として胃腸病や皮膚病に効く。さらに近年は健康食品としてドクダミ茶を常用している人もいるのだが。

それにしても生存力は強く、あっという間に広がることもあり、駆除するのは難しい。

(ジャスミン)


(ハナミズキ)

我が家の周りにはハナミズキが多く植えられているが、4月中に咲き終わり、今はよく似た種類のヤマボウシが咲いている。

ハナミズキは葉が出る前にピンクや白などの花を付けて華やかだが、ヤマボウシの方は白一色、しかも枝の先に花が付くのでやや地味である。

今回は猫の額しかない我が家の庭をご紹介する。5月中旬はまだ蚊などの動きが鈍く、汗もかかないため、庭木いじりにはもってこい。我が家もわずか5本しかない木(やまもも、ヒイラギ、サザンカ、椿、レッドロビン)の横に伸びた枝を祓い、毒蛾の発生を予防する薬剤の散布を行う。冬の間に目を楽しませてくれたビオラやパンジーも枝が伸び、花が咲かなくなるため、夏の草花(日々草、ポーチュラカ、朝顔など)に植え替える。しかし、今年はパンジーがまだ咲いているので待っているところだが。



庭で最も美しいのはシラン、紫の花の株が多いのだが、今年は白い花も咲いている。肥料も大してやらなくてもシランと茗荷は毎年芽を出し、花を咲かせてくれる。

買ってきたのが、カラー。黄色と赤を購入したが、他にも色々な種類がある。

(ハナミズキ)

(クリスマスローズ)

ただ、我が家の背の低いハナミズキは葉は繁るが、花はなし。クリスマスローズも秋に古葉を落とさなかったことが響き、花は咲かなかった。やはりちゃんとやらないと咲いてくれない花もある。


(モミジアオイ)

夏には2mくらいの丈になり、赤い大きな花を咲かせてくれるモミジアオイは旧株から新しい葉が伸び出してきて、今年も期待できそうである。

自宅の半分だけ停電してしまいました

2025-05-16 05:00:00 | 日記
5月4日18時に我が家で起きたこと。こんなことが起きた時の参考になればと投稿しました。

祝日の夕刻に家でテレビを楽しんでいた時、急にテレビが映らなくなり、テレビの画面には『アンテナの接続を確認してください』と警告文字が出てしまいました。

TVはJcomのCATVを使っているのでこちらの不具合かと思い、問い合わせようとすると18時で電話による問い合わせは終了。

チャットなら可能かとパソコンのある2階に上がる。しかし、2階はライトも点かない。パソコンを動かそうととするが、ルーターの電気も落ちている(パソコンは充電で動く)。

しかし、1階のライトやテレビ、冷蔵庫は動いている。トイレに入るとやはり灯が灯らない。家の半分だけが停電しているのだ。
東京電力に問い合わせるとオペレーターは地域での停電は起きていないとのこと。オペレーターは調べにサービスカーを仕向けてくれるとのこと。70分後にサービスカー到着。



担当の人にこの不可思議な停電のことを聞くと、一戸建ての場合には外から屋内に電気を引き込むところにヒューズが2つ取り付けてある。うち1本が切れた、または切かけているのではないかとのこと。早速、調査してもらうと確かに1本切れていた。

これを直してもらうと停電は解消、もちろんTVもパソコンも復活する。つまり我が家の半分のみが停電していたのだ。ブレーカーも上がっておらず、こんな時はこのブログを思い出して東京電力グリットサービスに電話して下さい。このサービスは24時間やっています。