hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線③

2023-02-27 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その194。東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線③。スタートは霞ヶ関駅だが、ここは日比谷線で既に訪問済み。スタンプは赤煉瓦の『法務省旧本館』である。

国会議事堂前駅も千代田線で訪問済み。スタンプの意匠はもちろん『国会議事堂』である。

赤坂見附駅は銀座線で既に訪問済み、デザインは『赤坂見附交差点』、外堀通りと国道246号線の立体交差が描かれている。

四ツ谷駅は再び地上にある駅である。ホームがJR中央線と並んでいる。階段を上がった改札内にポスターが掲示されているため、外に出ることもなく獲得する。

スタンプは駅の横にある『カトリック麹町 聖イグナチオ教会』である。



四谷三丁目駅は相対式であり、ここも反対側のホーム側の改札外にポスターが掲示されていた。トコトコホームを歩き、階段を降りて登り、改札口を出てパチリ。それにしても不思議なのは『四ツ谷駅』は『ツ』が入るのに、『四谷三丁目駅』には『ツ』が入らないこと。

スタンプは駅下車すぐのところにある『消防博物館・四谷消防署』の図案であった。(以下、次回)






金蠍〜人形町ランチグルメ

2023-02-26 05:00:00 | グルメ
人形町は隠れた『坦々麺』の激戦区、『寿限無』『天秤棒』『ピリリ』『赤い鯨』『四川飯店』、少し歩いて東日本橋には『PAND CAFFE』、小伝馬町には『紅棗』。これらの店はほぼ専門店である。そこに殴り込みをかけてきた(?)のが、『金蠍(きんかつ)』である。

神谷町や四谷三丁目、東京タワーなどにも店があるグループで今月オープンしたばかり。実は店のお隣にある小川酒店はよくお酒を買う店で横丁を通ることも多い。ついこの間までスタンドバーだったお店が改装しているから何になるかを見ていたら坦々麺専門店となった次第である。

店は長いカウンターと2人席が2つ、入口の券売機で食券を買う方式。基本は汁あり・汁なしの坦々麺の2択、あとはトッピングでパクチー、角煮などを付けることができる。

カウンターの女性に手渡すと聞き取りにくい早口かつ中国訛りの日本語で色々聞いてくる。まずは辛さ、1〜5の中から選ぶが今回は3の大辛にしておく。次はライスの有無、ありにした。もっとゆっくり話せばわかるのになあと感じた。



まずはライスが到着。目の前にラー油と搾菜が置いてあり、食べ放題となっていて、搾菜でご飯を一口。

汁なし坦々麺がおすすめのようだが、寒いからか皆汁ありを注文する。少し待つも坦々麺が到着、見た目は中々良さそうある。

まずはスープ、勿論胡麻の風味が立ち、なな唐辛子の辛味、肉の旨み、甲殻類の香り、など沢山の素材がブレンド、その味が相まってうまいスープになっている。


麺は中太縮れ麺、よくスープに絡みののごしもいい。スープを啜り、そこに溜まった挽肉を拾い集めながら食べ進める。時折、ナッツの香りがする。トッピングには温泉卵、肉もやし、九条ネギ、水菜ネギなどがある。オペレーションがまだまだのようなコメントが入口にあったが、特に問題なし。女性客や中年男性が多く、あっという間にほぼ満席、盛況であった。次はおすすめの汁なしにチャレンジしてみたい。ご馳走さまでした。
金蠍
中央区日本橋人形町1ー15ー5
08046203962

東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線②

2023-02-25 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その193。東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線②。前回に続いて本郷三丁目駅からスタート。



余談だが、『〇〇●丁目』駅は地下鉄にはいくつかある。青山一丁目、六本木一丁目、新宿三丁目、四谷三丁目、志村三丁目、西新宿五丁目などを見るとなぜか『偶数丁目』の駅がない。(かつては表参道駅が青山六丁目駅、外苑前駅が青山四丁目駅だったことはあるが)

本郷三丁目駅は開業以来あまり変わっていない。スタンプは改札口を出てすぐのところに貼ってあり、一安心。

意匠はやはり東大赤門、東大本郷キャンパスがかつて前田氏の屋敷であったことの名残である。(南北線東大前のスタンプが気になってきた。)



お茶の水駅は相対式ホームでA線B線が分離している。幸いなことに荻窪方面のホームから出てすぐのところにポスターは掲示されていた。

スタンプは聖橋、渡ると湯島聖堂がある。お茶の水駅を出て地上に出るとすぐ前に見える橋とJR中央線ホームは子供の頃の絵本に出ていた私にとって鉄道の原風景である。

電車は再びすぐに地下に潜る。淡路町駅も開業当時はポツンとあった駅だが、今は都営新宿線小川町駅、東京メトロ千代田線新お茶の水駅と地下道で結ばれている。この駅のポスターは池袋方面側のホームから改札口を出たところにあり、ホームを1往復する。



スタンプのデザインは『ワテラス』、2013年に完成、旧淡路町小学校跡を再開発した複合施設で41階建のオフィスビルの他、商業施設、保育園、公園などもある。

次は大手町駅、既に半蔵門線の際にスタンプは獲得済。意匠は大手門である。




東京駅へは地下鉄では丸の内線のみが乗り入れている。東京駅は広いが位置的には丸の内側丸ビルと新丸ビルの近くでスタンプもこの2つのビルである。



銀座駅は日比谷線を歩いた際に押印済み、デザインは銀座四丁目交差点である。ただ、丸の内線銀座駅は旧電通通りの下にあり、開業当時は西銀座駅という名称であった。(以下次回)

カレーの市民アルバ〜秋葉原ランチグルメ

2023-02-24 05:00:00 | グルメ
ご当地カレーとしては『金沢カレー』はかなり有名である。Go Goカレーやアパ(ホテル)のカレーも東京の街角で見るようになった。今日お邪魔したのは『カレーの市民アルバ』でお店は秋葉原のほか、錦糸町、南砂町などにもあるようだ。

金沢カレーの特徴は①ルーは濃厚でドロッとしている、②ルーは甘口である、③付け合わせにキャベツの千切りが乗っている、④ステンレスの皿に盛ってある、⑤先割れスプーンで食べるとかなりはっきりとした特徴がある。

お店は秋葉原駅から10分ほど歩いた電気部品の問屋街にあるが、豚骨ラーメンの人気店『豚野郎』も近くにあり、若者が大勢並んでいた。

特徴的な店に入ると券売機があり、食券を買うが、選択肢が多くて結局デフォルトの『カツカレー』(800円)にしてしまう。他にもオムカレー、生姜焼きカレー、コロチキカレー、甘口鶏竜田揚げカレーなどたくさんある。

ただ、色々なものを沢山食べたい向きにはホームランカレーにすると『トンカツ1、エビフライ1、ウインナー2、目玉焼き、ご飯大盛』で1000円と格安である。

目の前では必死にライスを銀のお皿に付ける人、揚げ物を揚げる人など大変そう。来店客の殆どが大盛(無料)を頼んでいる。

待つこと7分、カツカレー登場。先程の金沢カレーの条件は殆ど満たしている。ただ、一口食べたらそれなりに辛口、これはありがたい。

カツは大きく、薄め、うまいカツカレーはあまり厚みのあるカツではない方がいい。ソースを掛けるが、これも甘口の粘度の強いもの。ここはウスターソースのほうがいいが。カツカレーをドカンと食べたい時にはいい店である。

カウンターにはアクリル板があり、感染対策もバッチリ、店の人もキビキビ動いていて気持ちの良い店である。ただ、私のような者が食べるとまたしばらくはランチは蕎麦になる。ご馳走さまでした。

カレーの市民アルバ 秋葉原本店
千代田区外神田3ー2ー9
0332545686

冬の空を眺めていたら〜運が良ければ木星と金星が見えるかな

2023-02-23 05:00:00 | 日記
天文学に造詣が深いわけではないが、先日国立天文台に行った際に太陽系の恒星間の距離を表したオブジェがあり、水星〜火星あたりはまだ近いが、木星や土星はその距離が半端ではないことを学ぶことができた。

21日18時頃にいつものように久我山駅で降りて空を見上げると空気が澄んでいて星が綺麗に見える。特に新月から日が経たないため月の眩しい光もないため、よりはっきりと星が見えるのである。

よく見ると恒星と思しき星が西の空に縦に2つ並んでいるように見える。早速、家に帰って調べると上が金星、下が木星の様である。私は望遠鏡すら持っていないのでもっぱら肉眼での観察だったが、よく見えた。



『水金地火木土天海冥』と子供の頃に覚えたが、冥王星は惑星の枠からいつの間にか外れてしまっていた。

金星は太陽から見て地球の内側(地球から4200万キロ)、木星は太陽から見て地球の外側(地球から6億2800万キロ)であるし、さらに距離も全く違うが、大きさはそれほど変わらないように見える。

これは大きさが金星が直径12,000kmに対し、木星は142,000kmと約2万倍もあるためらしい。

22日18時頃は月もあり、日本橋のため周囲もかなり明るく、ビルも多いので金星しか分からなかった。

22日19時半頃はもう少し横の関係になっていて黄色の矢印の先に金星、緑の矢印の先に木星があると思われる。(実は近くにオリオン座があり、特に木星を区別するのに苦労した。)

23日になるともう少し月齢が進むため、見えなくなるかもしれないが、宵の口に西の空を眺めて見るのもいいかもしれない。雲がなく、晴れていればの話であるが。

飯香〜人形町ランチグルメ

2023-02-22 05:00:00 | グルメ
飲食店が苦戦している一方で閉店した後も新たなお店が入居するケースが増えてきた。人形町交差点に面した雑居ビルの2階に中華料理店が新たにオープンした。お店の名前は『飯香』、一階には大きな看板があるのですぐ分かるが、1階は熟女pub四季となかなか奮っている。


階段をてくてく、以前はこの店もラウンジかパブだったような造りでカウンターがみょうに高い。しかし、1人で行ったためか、そのハイカウンターに通される。

ランチメニューは6種類、野菜炒め定食(750円)、麻婆豆腐定食(850円)、北京風鶏肉炒め・青椒肉絲・木耳と豚肉の卵炒め各定食、豚野菜炒めラーメン+半チャーハン定食(950円)である。コスパを考えてラーメン+半チャーハンをお願いする。

私が最初の客だったが、すぐに1人、さらに3人と少しずつながら増えていく。フロアは女性1人、厨房には男性の料理人、すぐに作り始めてくれる。それにしても店の雰囲気と中華料理店があまりにイメージが違うような気がする。2つも大きなテレビモニターがあり、たぶんかつてはカラオケが流れていたような気もする。

5分ほどでランチ到着。ラーメンはかなりのボリューム、チャーハンもしっかりりょうがあり、コスパは良さげである。

まずはラーメンから。上にはもやし、ニラ、青ネギ、さらに豚肉の細切りを炒めたものがたっぷり乗って熱々。野菜から食べるが、醤油の他にオイスターソースやニンニク、ネギなどの香りもする。

濃厚だが、塩辛いわけでもなく、ちょうど良い味つけでさらに太めの麺との相性もいい。

チャーハンはオーソドックスな卵チャーハンだが作りたてでこちらも美味い。ただ、この二つを完食するともうお腹が一杯になる。

最後にデザートとして添えてあるライチ2つの甘酸っぱさも良かった。あまり知られておらず、お客さんの入りはイマイチだが、味もコスパもまずまず、是非、頑張ってもらいたい。ご馳走さまでした。

飯香
中央区日本橋人形町3ー7ー11三福ビル2階
05056001190

久我山歳時記⑳〜松庵梅林公園を歩く

2023-02-21 05:00:00 | 日記
2月も後半に入ると暖かい日も出てくる。ご近所の庭に植えてある梅の木も紅梅・白梅問わずに花がほころび、この花の蜜を吸いにメジロをはじめとする小鳥たち、さらに大きめのヒヨドリは花ごと食べてしまうが。




神田川には鴨と鯉がゆっくり泳ぎ、野花もオオイヌフグリやタチツボスミレなどは花をつけ始めている。庭ではようやく福寿草が黄色い花を開き。寒い日もあるが、やはり春は近づいてきている。



久我山の北側に松庵がある。松庵の由来は1695年寛文年間にこの地を開発した医師『荻野松庵』に由来する(松庵は円光寺というかつてあった寺の住職という説も)。因みに荻野松庵は吉祥寺にある安養院に今も墓が残されている。

松庵に新たに公園ができたというので暇つぶしに見学に行く。立教女学院から北に向かい、井の頭通りを越した右手にあるのだが、かつては生産緑地だった土地を区が購入、昨年4月開園した小さな細長い公園である。



遊具は子供がジャンプしたり、バランスを取ったりできるものが3つ。他に杉並区のキャラクターである『なみすけ』『ナミー』の乗り物がある。近くに寄るとよくできている。



まだ、満開ではないが、梅が周りに植えられていて晴れた風のない日にはぽかぽかした日差しを浴びながら花を愛でることのできる可愛らしい公園である。もちろん非常時にはかまどになるベンチも備えていた。


松庵梅林(うめばやし)公園
杉並区松庵2ー23ー1

ねもとら〜人形町ランチグルメ

2023-02-20 05:00:00 | グルメ
人形町に新たな牛丼の店ができたと聞いて確か『吉野家』『すき家』はあったはずと思っていたら、独立系のお店らしい。場所は地下鉄人形町駅から1分と交通至便なところにあるが、路地の奥のためややわかりにくい。



店の名前は『ねもとら』、看板には『牛めし、煮込み』とある。外のメニューを見ると基本は『牛めし』『辛味噌煮込み』『煮込み』の3種類。これを1種類かけてもあいがけ(2種類)かけてもいずれも880円。

店の中に入ると居抜きの店であることはすぐわかる。カウンターを真ん中に周りに席が配置、サイドポードにはウィスキーやブランデーの瓶が焼酎の瓶と並んで置いてある。ご主人が1人で切り盛りしているようで忙しい時は声がかけにくい。先客(女性2名)はメニュー選択に悩み、でなかなか決まらないので私に先にオーダーして下さいと言われた。そこで『あいがけ、牛めし、煮込み、ご飯普通、ネギ多め、つゆ普通』とお願いする。

女性もやはりあいがけ、しかしトッピングに半熟卵の天ぷら、ご飯は大盛りとなかなか勇ましい。すぐに私の分から作り始める。ご飯をよそい、牛めし、煮込み、ネギと乗せ、吸い物をお椀に入れて出してくれる。

これを銀のお盆ごと出してくれるので受け取る。七味唐辛子を振って食べ始めるが、牛めしは肩ロースらしくさっぱりとしている。一方、煮込みはしっかりと味が付いていてスジと共にごぼうや大根もいい具合に煮えていて飯が進む。これならばご飯を大盛りしても十分である。

お椀は汁の実が殆ど確認できなかったが、味が変わって丼の合いの手には良かった。
お店は多分ラウンジのような店の居抜きで牛めしの店というには違和感はあるが比較的新しく、清潔感あふれていた。

ワンオペのご主人も手早く、愛想もいい。次は辛味噌煮込みに挑戦することにしたい。ご馳走さまでした。

ねもとら
中央区日本橋人形町2ー6ー7

半島を一周する列車を回顧する

2023-02-19 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その192。半島を1周する列車を調べてみた。1968年10月号の時刻表をつらつらと眺めてみるも、電化が遅れ、まだまだ蒸気機関車が走っていた。東京近郊でも房総東線・西線(現在の内房線・外房線)では現役で、東京駅地下ホームができる前で房総方面の起点は新宿駅か両国駅だったのである。

当時の運行を見ていると例えば新宿0700発の急行そと房1号(ディーゼルカー)は両国0716、千葉0759、大原0913と走り、終点・安房鴨川に1001に到着する。しかし車両はそのまま1008発館山行各駅停車となり、館山1058発両国行急行うち房3号になる。この列車は木更津1205、千葉1236、船橋1251と走り、終点には1315に到着する。つまりぐるっと房総半島を一周するのである。

これがそと房3号→うち房4号、そと房4号→うち房5号も同じように半島一周をしていたのである。

今は外房線こそ、わかしお3号(東京→安房鴨川)など4本の特急がある。しかし、内房線に至っては週末限定の新宿さざなみ1号(新宿→館山)があるが、平日は夜にさざなみ号(東京→君津)が3本あるのみと殆ど優等列車は無くなってしまった。

次に紀伊半島を見ると当時はまだ豪快な特急が走っていた。くろしお3号である。名古屋1040に出て関西本線経由で亀山1032、紀勢本線に入り、尾鷲1241、新宮1336、紀伊勝浦1359、白浜1539、和歌山1717、天王寺1816と名古屋〜大阪は除くが、紀伊半島を一周する特急があったのである。

ほかにも急行1本、夜行各駅停車1本があった。夜行各駅停車は名古屋発1515、紀伊勝浦2308、串本2355、ここから快速運転をして天王寺0500。この編成には串本からは二等寝台も併結されていたのである。

この半島をぐるっと回る特急が存在したのは1978年10月の紀勢本線電化完成までで、この後は新宮駅を堺に系統が分離されてしまったのである。

現在では名古屋発紀伊勝浦行の特急南紀号が走っていて名古屋1001発南紀3号は紀伊勝浦1358着、ここで切れてしまう。もちろん、天王寺までは特急くろしおが走っていて、くろしお30号に乗ると(新宮1504発)紀伊勝浦1521、白浜1650、和歌山1818、天王寺1902、新大阪1920と走るので何とか紀伊半島一周はできることはできるのである。
それにしても私にとっては長距離急行・特急があった当時の方がはるかに汽車旅が面白かったような気がする。古い時刻表は宝の山である。

寿々木屋〜人形町ランチグルメ

2023-02-18 05:00:00 | グルメ
今日は朝から『きしめん』が食べたかった。時々近くを寄ると店を見に行くが開店が多少遅れたり、もう店に一杯の人がいて待たされたりと中々縁がない。

お店の名前は『寿々木屋』さん。地下鉄人形町駅から上がってすぐのところにある。今日は11時35分に店に到達したが、すでに暖簾が下がっていて店内を見ると先客が2人。

実はこの店には椅子は3席しかなく、コロナのおかげで立食いの席もあと3つしかないのである。

いつもの通り『かき揚げきしめん』(480円)といなり寿司1つ(70円)をお願いする。冷たいきしめんもあるが、この店の出汁のファンである私は夏の暑い時も熱々のきしめんを頂くことにしている。

ご主人の丁寧な応対は変わっておらず、できたきしめんを渡す時はありがとうございますと必ず言ってくれる。

席に着いてお冷やを汲み、七味唐辛子を振り掛けて頂く。まずは透明感のある、しかし、味がしっかりしている出汁から一口。熱いが地味溢れる出汁は何度飲んでも美味い。きしめんにはネギは入っていない。

代わりに吸い口に湯掻いた絹サヤが1つ。麺はツルツル、喉越しが肝心。でもかなり熱い。入口横の席で入る風が冷たいが気にならない。かき揚げは玉ねぎと干しエビのみ、やや硬めにカリカリに揚げられていてすぐにはフニャっとならない。これを箸で切り取り口に運ぶが海老の風味が伝わる。

この辺りでいなり寿司を頂くが、今日のは少し温かく、美味かった。

最後はだんだんフニャッとしてくるかき揚げと出汁を楽しみ、完食。もう注文するところには列ができていたので私も早々に席を立った。ご馳走さまでした。



寿々木屋
中央区日本橋人形町3ー13ー12
0336614730