秞月

秞月は人形町の交差点から5分ほど。道は分かりやすいはずだが、前を通り越して15分遅刻したものもいるのでよく道は確かめた方がよい。店は白いビルの地下1階、暖簾をくぐるとカウンター、そして奥に小上がりが二つ。
後輩の送別会で久しぶりに昔の職場仲間が集合。奥の小上がりに陣取り、まずビールを頼むとお通しは菜っ葉の煮浸しと鶏のつくね、出汁が効いていてなかなか、うす味も気にならない。注文は皆揃わないので、とりあえず『鰹の腹皮の焼き浸し』『焼き穴子と冬瓜の煮物』『牛筋の煮込み』を注文。それぞれに素材を生かした味付けに堪能。酒は辛口の『山口開春』を一合頼む。料理は期待通り、量・味いずれもgood。ようやく面子も揃ったので、本格的に酒に移る。次いて頼んだねが、群馬の『巖』を飲むが、つまみが美味いのか、酒がすすみ過ぎる。さらに刺身盛り合わせが出てくるが、藁炙りの鰹や白えび、昆布締めの鯛など5種類ものって一人前1200円。分量もちょうど良く、鰹は香りも味も最高。
次いで『メンチカツ』『なすの味噌炒め』などを取り、日本酒も香川の『悦凱陣』を5勺。最後にしめの食事、『じゃこめし』をたべたが、これも旨し。他に『牛筋カレー』などもかなり旨そう。価格もそれなりにリーズナブルで人形町近くの新しい一軒となることは間違いなし。
店 『秞月』
中央区日本橋富沢町6ー6
03ー5640ー0773

もみじあおい

夏になるといつも通勤の途中に咲くハイビスカスのような花、今年も見事な花をつけ始めた。いつも名前は何かなあと気になっていたが、なかなか行き着かない。思い切ってネットで調べるとビジュアルが分かっているものは直ぐに解明できるのがネットの良さで『夏の花』『赤い』をいれただけで幾つもの候補が出てくる。
そして知った名前は『紅葉葵』。やはりハイビスカスと同じアオイ科で、北アメリカが原産地、葉っぱがもみじのように切れ込みがあるので名付けられたとのこと。

名前を知るとさらに親しみ深くなった。また、この花は『一日花』で朝咲くと一日でおわりらしい。

玉川上水

久我山駅を下車して南口から人見街道を渡り、坂を登り7分暗い歩くと6月のホタル祭りの会場にもなる玉川上水に行き着く。流れは静かで昔太宰治が入水自殺したことなどとても信じられない。

久々に訪れると蝉の声も高らかに聞こえ、樹々の葉も生い茂り、この風景は変わらないと思った。ところが、久我山駅寄りの部分が丁度、家1軒の奥行くらいが買収され、道路用地となるべく囲いがされている。東側は富士見ヶ丘あたり、西側は三鷹市牟礼の人見街道との合流まで。

ほぼ、買収も完了し、東八道路が延伸する工事がいつ始まってもおかしくない状況。確かに便利になるのはいいがこの残されたわずかな自然をうまく残してもらいたい。江戸時代に玉川兄弟が玉川上水を作った時のように。

Ｌawpy's The Prime Rib

小生の誕生日祝を娘が開いてくれるというので、一度行ってみたかったローリーズプライムリブへ。人気があって、一週間前に予約してもスタートは17時半。溜池山王駅から直ぐの店は立派な玄関。中に入ると一流ホテルのようなフロント。予約を告げると階段を降りてレストランフロアに案内され、担当のウェートレスが挨拶にくる。まだ、早いのに沢山の先客。オーダーは初めてということもあり、パーティーコースを三人とも注文。肉の大きさ（重さ）でトーキョーカット、カリホルニアカット、ローリーカットなどが選択できる。
まず、ビールで乾杯するとオードブル。シュリンプカクテルとスモークサーモンが提供、いずれも美味い。特にシュリンプカクテルのソースがホースラディッシュがよく効いている。
つぎはスピニングサラダ。ロメインレタスやビーツをコブサラダのような味付けも美味しいが、ウェートレスのクラッシュアイスの上で、ボールを回すパホーマンスが楽しい。
次に、クラムチャウダーが供され、いよいよローストビーフ。シルバーと名付けられたワゴンがやって来て一枚ずつシェフが切り分けてくれる。

肉の塊は7キロあり、数時間かけてじっくり調理されたピースをとりわけ、マッシュポテト、ほうれん草、コーンを乗せ、グレービーソースをかけてサーブされる。

この迫力、ホースラディッシュをつけながら食べるが、味付けも思いのほかアッサリ。女性陣はトーキョーカットで充分との評価。一つ気になったのはテーブル間の距離、まあやむを得ないか。
最後にデザートを食べ、満足。プレゼントももらい、最高の誕生日でした。

ミントジュレプ

毎日暑い上に湿度の高い不快な夜が続くと生ビールなどをぐっと飲みたくなる。ただ、たまには違うものもという時にもってこいなのがミントジュレプ。
実は水曜日の宴会のあと、もう一杯と新橋のバーに立ち寄った。そのメニューにはモヒートとミントジュレプ。迷わずミントジュレプを注文。バーテンがおもむろにグラスにミントの葉を15枚程度と少量の砂糖を入れて小さなすりこぎですりつぶす。確かにバースプーンより効率が良い。そこにバーボン、クラッシュアイス、クラブソーダを加え、ステア。久しぶりの爽やかさに魅了された。
うちでもできないかとスーパーで198円のミントを買って早速作ってみる。味は変わらないが、グラスが少し太すぎるのと氷が大きいため、浮いた葉っぱが口に入るのが残念。でも、3杯飲んでしまう。飲み過ぎ注意！

らーめん さくらい

久しぶりの休暇で吉祥寺をウロウロ。夕飯を食べる段になり、急に炒飯と餃子が食べたくなった。最近流行りの店ではないが、もう吉祥寺で40年近く営業している老舗中華。
場所は昔の三浦屋の地下食堂街、今は二階がダイソーで一階が靴屋。そういえば二階は昔はソニープラザだったはず。地下食堂街も四軒くらいに減ってしまったが、さくらいは結構繁盛している。

まだ、5時過ぎのため、先客は一組。席につくとまず餃子とビール。グラスもビールもよく冷えていてうまい。餃子（420円）は六個並んで登場、外はカリッと、中はモチッと、ニンニクが程よく聞いて本当にまいうー！四つ食べ、ビールを3分の2飲んだところで炒飯（735円）を注文。すると餃子を食べ終わり、3分ほど経つと中丼のスープ（醤油ラーメンのスープ）と湯気の立った炒飯登場。

今はやりのパラパラ炒飯と一線を画すしっとり感の溢れるもので、焼豚とナルトが大きめに刻まれ、白ネギとコラボしている。一気に掻き込み夕飯終了。いつもの割引券は忘れたが、ビール500円を含め、お勘定は1600円。55円はオマケ？でした。昭和の味を満喫するならやはりさくらいです。

運転免許証更新

今日は休暇を取って運転免許の更新に成城警察署にいく。駐車場が満車のため、どれだけの人が来ているのかとおもったが、前の回はわずか10人。8時半が第一回で我々は9時半。5年ぶりの更新だが、手続きは益々簡略化。ハガキと免許証を渡すと機械に入れて申請書を刷りだし。記入すると別の機械で四ケタの暗証番号を二つ設定。眼の検査も見やすくなっており、3100円を払うと写真撮影。講義が30分、10時には終了、写真撮影以外は全て女性で昔制服の警察官が威張っていたのとは大違い。サービス向上を実感した。

東京タワー

仕事もあって久しぶりに東京タワーを訪れる機会があった。浜松町側から歩くと文字通りどんどん大きくなる。入り口ではキャラクターのノッポンらがお出迎え。

東京タワーの近くは通るが、建物内に入るのは20年以上ぶり。係りの人に話を聞くと入場客数でスカイツリーの影響で落ち込んだのは主に外国人と修学旅行生。後者はスカイツリーに登りたい引率の先生らの影響らしいが、一方で二つのタワーを回る企画のはとバスや個人客が増えて、トータルでは減っていないらしい。
因みに東京タワーは1958年からスカイツリーに抜かれた2010年3月まで日本一の高さを誇ったのかと信じていたが、途中アメリカから南鳥島と硫黄島が返還された際に通信塔（ロランタワー）と対馬にあったオメガタワーに途中抜かれていた事実は知らなかった。
ただ、東京スカイツリーは日本一ということは間違いない。

仕事を終えて、三田に向かったが、慶応三田キャンパス付近からみても、その姿は堂々としたもの。おなじ昭和33年生まれだからか、どうしても贔屓にしたくなる。ただ、残念だったのは、時間がなくて四階までしか登れなかったことである。

東京タワー

仕事もあって久しぶりに東京タワーを訪れる機会があった。浜松町側から歩くと文字通りどんどん大きくなる。入り口ではキャラクターのノッポンらがお出迎え。

東京タワーの近くは通るが、建物内に入るのは20年以上ぶり。係りの人に話を聞くと入場客数でスカイツリーの影響で落ち込んだのは主に外国人と修学旅行生。後者はスカイツリーに登りたい引率の先生らの影響らしいが、一方で二つのタワーを回る企画のはとバスや個人客が増えて、トータルでは減っていないらしい。
因みに東京タワーは1958年からスカイツリーに抜かれた2010年3月まで日本一の高さを誇ったのかと信じていたが、途中アメリカから南鳥島と硫黄島が返還された際に通信塔（ロランタワー）と対馬にあったオメガタワーに途中抜かれていた事実は知らなかった。
ただ、東京スカイツリーは日本一ということは間違いない。

仕事を終えて、三田に向かったが、慶応三田キャンパス付近からみても、その姿は堂々としたもの。おなじ昭和33年生まれだからか、どうしても贔屓にしたくなる。ただ、残念だったのは、時間がなくて四階までしか登れなかったことである。

ムクゲ

暑い日が始まると家の周囲ではムクゲの花が咲き出す。白とうす紫の二種類があるが、よく見ると花の中心が赤いものや八重咲きのものなど種類は多い。この花のイメージは大陸、特に朝鮮半島を想起する。実際、韓国の鉄道にこの花の名前がついた『ムグンファ』号が走っている。
少し調べて見ると、日本に渡来したのは奈良時代で狭い所にもよく育つので結構自生している。また、一度咲いた花は一日で散るのかと思っていたが、この一日花の伝説は白楽天の詩の誤訳によるもので、朝花が咲き、夕方に閉じることを数日繰り返し、その後散るのが事実らしい。一度に沢山咲くので誤解されているのかも。通勤路にも多いが、やはりこの花は青空に映えると思うのはわたしだけか。