春の早慶戦も初めて行ったのが1978年5月でから37年も前の話になる。その時も確か早稲田が勝てば優勝だったような気がする。今シーズンの慶応は最初に法政に連敗し、その後3大学には勝ち点をあげた。そのため、勝ち点4の早稲田を優勝決定戦に持ち込むにはあと1つも落とせない一戦である。
大学の同級生2人と久々に神宮球場に集まる。今日は37年前と違い、良い天気。今日はゆったり見ようと5人定員のファミリーシートで見る。初めて座ったが、投手の球筋もよく見え、また、テーブルもあるのでピクニック気分。
ただし、天気が良すぎて暑くてかなわない状態で近所のボックスは男5人が上半身裸で異様な雰囲気。
試合は1時にプレイボール。慶応が加藤、早稲田が大竹の両エースが先発。加藤君はストレートで押すのに対し、大竹君は多彩な変化球とコントロールが信条。
3回まで投げ合いが続いたが、4回に早稲田がヒットと四球で満塁と攻めて犠飛で先行。7回には河原のタイムリー2塁打で2点目。球は来ていたし、加藤君が打たれたヒットは3本でも6四球では勝てない。また、打撃は慶応は投手の加藤がようやく6回に初ヒット。トータルのヒット3本では勝てない。加藤君の後の三宮投手が打たれ、4対0の完敗。投打に早稲田の勢いが遥かに上回る試合であった。
それにしても早稲田の2年生投手大竹にはこれからも苦しめられそう。ただし、グラウンドは負けたが、応援席は3塁側が上回る状況で、野球部には秋に雪辱を期待したい。それにしても暑かった。