hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

天ぷらめし金子屋〜吉祥寺グルメ

2018-03-31 05:00:32 | グルメ

以前に吉祥寺の天丼で有名な金子をご紹介したが、実は昨年11月にその1階に『天ぷらめし 金子』がオープン、なかなか行く機会もなく、ようやく始めて訪問した。場所は吉祥寺通り沿い、東急百貨店と第一ホテルの間にある。

店はカウンターのみ、10席ほどとゆったりとした造り、店に入ると席の案内をされておしぼりが到着。すぐにコースを決める。今回は私が『アナゴの天ぷらめし』(1380円)、連れ合いが『天ぷらめし』(970円)にそれぞれアサリ汁(120円)と生ビールを注文する。


すぐに大根おろしの入った天つゆが配られてスタート。少し時間があるので前にある3つのツボに入っているツマミを取る。左から大根の漬物、牛蒡の浅煮、イカの珍味が入っていて食べ放題。しかし、2階でいつも食べるガリ牛蒡はない。生ビールで乾杯、イカをツマミに呑むが、柚子の香りがしていて美味い。


まずは第1弾が職人さんから配られる。シシトウ、アナゴ、タマゴ、舞茸が登場。まずはシシトウから。次にアナゴを切って、辛めの味付けの天つゆでいく。揚げたての周りがカリッと、中はふんわりのアナゴは後ろに近い方が美味い。

4つに分けて食べるがボリューム十分。次にタマゴをどうして食べるかを悩むと隣の席のお姉さんが板さんに聞いている。これはご飯に乗せて半熟を崩し、醤油をかけて食べるといいようだ。早速実行、たまかけではなく、半熟でしかも衣もあるため、こちらもボリュームたっぷりである。

食べ終わると少し間が開くので今度は牛蒡でビール、しっかりと味が付いていてあてにいい。すると第2弾、カボチャが2枚、カシワ(鶏肉)のしそ巻き。いずれも塩で食べるが、特にカシワはカラッと揚がっていてビールに合う。本当ならば酒に移りたいのだが、これはない。あくまで天ぷらめしの店なので長居は無用なのである。

第3弾はすぐにエビ1本、イカのかき揚げが到着。エビは始め天つゆ、次に塩でいくが、やはり塩はエビの甘みが立つ。イカもサイコロに切ってありが、柔らかく、これは天つゆで頂く。普段は殆どを塩でいくが、ご飯は天つゆの方がいい。

揚げたての天ぷら、ネタも中々でアサリの味噌汁は大変美味い。ただ、気になるのが、一度にたくさん出てきて、こちらも冷める前にと急ぐから忙しない。気がつけば30分で食事が終了、せっかくツマミも多いのだから、もう少しゆったり食べさせて頂ければもっといいのに、が正直な感想でした。確かにコスパはいいと思うので、あまり飲まない方にはお勧めです。ご馳走さま。

天ぷらめし金子屋
武蔵野市吉祥寺本町2ー4ー17
0422204008

放射5号線未成区間を歩く

2018-03-30 05:00:44 | 日記

東八道路とは東京と八王子を結ぶ目的で工事されてきたが、実は両端が未完成の状況にある。現状は三鷹市牟礼〜国立市谷保の間しか開通しておらず、人見街道と合流する牟礼橋から三鷹台団地は三鷹3・2・2号線、牟礼橋から高速4号線の下道までは放射5号線と区切られているが、特に放射5号線は玉川上水に沿って伸びるため、以前より玉川上水の景観や自然をいかに維持するかという点が問題となっていた。

ただ、現在の久我山病院の前を通る道はバスも通るため、慢性的に渋滞するだけでなく、道幅も狭く、危険ということもあり、環境と利便性の共存の観点から長い時間をかけて協議が行わられ、今年度中に開通に向け動き始めた。

環境との共生を実現するべく玉川上水沿いの部分は真ん中に玉川上水、両側を遊歩道で挟み、さらにその外側に車道という3層構造となっている。

今のところ車道はほんの一部だが、遊歩道が完成した岩崎橋から高速4号線下までを歩いて見た。岩崎橋も一昨年の夏に架け替え工事が終了して広くなり、風景も変わっている。


しかし、橋の下を流れる玉川上水は以前と同様の環境を維持している。のびる遊歩道も整備され、ベンチやトイレも完備しており、すでに休日はジョギングをする人も多い。


車道も玉川上水が暗渠となる八幡橋あたりまで完成に舗装工事は完成している。左側には公園への整備中の旧NHKグラウンドも全面がよく見える。


ただ、高速4号線の下を行く道との取り付け部分はまだ一車線しかなく、工事はこれからという感じ。


東八道路と繋がる三鷹市側の工事もかなり進んできていてこちらも完成間近という様相。これが開通すると周囲の渋滞も解消され、また、開通はかなり先だが将来ICが置かれる外環道との接続問題も解決されるであろう。


最後に旧NHKグラウンドを見に行くがまだ改修の途中ながら一部を使い少年サッカーはたけなわ。まもなく桜が咲くと芝生の上に座り、花見が楽しめる時期になる。

長崎飯店(再訪)〜渋谷グルメ

2018-03-29 05:00:28 | グルメ

グルメ番組も色々あるが、『孤独のグルメ』に取り上げられるとしばらくは店が混み合って中々寄り付かない、というか列が嫌いなので寄り付けない性分である。昨年3月に私がよく行く『長崎飯店渋谷店』というちゃんぽんと皿うどんが美味い店が孤独のグルメに取り上げられた。それまではいつ行っても店にすぐ入れたが、しばらくは列をなしていた。

ようやく、1年以上経ったので顔を出したが、繁盛はしている。それでも前からいる女性が気持ちよく、その2人がけの席にどうぞと案内してくれたので席につく。目の前には孤独のグルメ主演の松重さんと原作者の久住さんのサインが並んでいた。


まずは瓶ビールと餃子を注文。ここの餃子は大きなハネが付いている。しばらくして餃子がビールに合流、少し焦げたハネが大きい。

やや酸っぱめのタレに付けて食べる。ニラとニンニクがたっぷりの皮の薄い大振り餃子でビールとよく合う。

餃子は5個あるが、4つ目にかかるあたりで太麺皿うどんを注文。餃子も1人でたべるとボリュームあり。少し経って皿うどんが登場、庶民的かもしれないが春キャベツの色が素晴らしい。

さらに金蝶ソース、胡椒、酢、辛子などを適当につけながら食べるが、野菜がシャキシャキでそれに干した牡蠣、アサリ、豚、さつまあげなどがたっぷり。これをツマミにビールを飲むがこれもまた楽しい。

店の雰囲気は昔と同じで仕事帰りの中年以上のサラリーマンとご近所さんのママさんたちで席はほぼ埋まっている。たとえテレビで取り上げられてもサービスも相変わらずよく、なにも以前と変わらない、その当たり前が嬉しい店である。

長崎飯店渋谷店
渋谷区道玄坂2ー10ー12
0334640528


東十条付近の坂道(2)

2018-03-28 05:00:20 | 坂道

『江戸の坂、東京の坂』その95。東十条付近の坂の続き。富士山登山を終えて荒川小学校の前をしばらく歩く。すると右側に路地が現れるが矢印があり『東十条駅』とある。


これを曲がるが、細い路地の左右には総菜屋、本屋、そしてたくさんの小さな居酒屋がひしめき合っている。その先には東十条駅北口があるのだが、その手前を右の方に行く。湾曲しながら線路際の道につながる坂道となるが、これが『石神井坂』、その由来はよく分からない。


しばらく線路沿いの道を行くが、線路側にはフェンスもなく京浜東北線、東北線などの電車がひっきりなしに通るが、まさに絶好の撮影ポイントである。


左側に小さな神社、看板を読むと現在は環七の跨線橋あたりに荒沢不動尊が祀られていたが、工事によりここに移された。小さな池は綺麗な水をたたえ、錦鯉が泳いでいた。


その先、左に登っていく細い道、その先が環七通りに出る階段となっているが『(旧)馬坂』である。現在の馬坂は環七通りにあり、その先の歩道橋に名前を残している。


歩道橋の横には八雲神社がある。戦前は環七通りの真ん中あたりにあったが、戦時中に現在の場所に移された。祭神は牛頭天王・須佐之男命であり、祇園神社の系列にあたる。


歩道橋で向かい側に渡り、そのまま赤羽方向に行くと緩い下り坂になるが、これが『清水坂』。その由来になった清水は現在は児童公園になっているあたりで湧き出していたようである。


東十条は線路を底に両側が高くなっており、それに沿い坂道がある。また、線路が敷設されたために地形が変わり、坂道も変わったケースが多かった。

人形町通りのソメイヨシノ2018

2018-03-27 05:00:28 | 日記

東京各地から桜の便りが届くが、人形町の桜もなかなか美しい。東京シティターミナルから人形町交差点までの人形町通りにはソメイヨシノの木が植えられていて毎年楽しませてくれる。最初の写真は昨年4月13日のものである。東京の平均的なソメイヨシノの開花日は3月26日だが、今年は9日も早く、17日には開花宣言がなされた。そこで慌てて19日から人形町通りの2本の木の開花を追ってみた。


ソメイヨシノの木の写真を撮り始めたのが19日、一本は水天宮前交差点から数えて2本目の比較的早咲きの桜。この時すでに開花は始まっており、幹から出た短い枝の桜も美しい。

もう一本の甘酒横丁信号横のソメイヨシノは少し日当たりが悪いのか、まだ殆ど花を付けていない。(横に写るハクモクレンにはまだ花が付いている。)


次に写真を撮ったのは22日、前日の春分の日は雪混じりの寒い一日だったのでソメイヨシノの開花は二本ともまだあまり進んでいない。


23日は22日が少し暖かくなったからなのか、いずれのソメイヨシノも開花がかなり進んでいた。

そして26日。週末の暖かさから日当たりのよい方はもう満開となっていて見頃である。

日当たりの悪い甘酒横丁のソメイヨシノもかなり開花は進んで来て5分咲き程度まできている。そんな花を見ながら通勤できる今が最も美しい季節、ほかにもハナモモやレンギョウ、ユキヤナギなどがさいている。
いずれにしても人形町のソメイヨシノを見たい方は今週がオススメです。

ツバキの切手

2018-03-26 05:00:57 | 日記

『切手シリーズ』その70。3月の花はツバキである。最初に切手の図案となったのはやはり1961年3月の花シリーズ第三弾としてピンクのツバキの花の登場である。このシリーズは不思議で1〜6月まで毎月80万枚(7月以降は100万枚)発売されたのにもかかわらず、カタログ価格は月が進むに連れてだんだん下がっていくのである。

そこから11年後の1972年5月発行の国土緑化運動切手に雪椿が採用された。第23回植樹祭として新潟で開催されたもので、記念として新潟県木が使われたものである。

次にツバキが切手となったのは封書が60円に値上げされた1980年シリーズの30円通常切手として青地に赤いツバキのデザインが採用された。このシリーズは消費税により封書が62円となった1989年シリーズまで発行された。

地方切手としては2001年6月の東京の四季の花第2弾としてサクラなどとともに赤いツバキがつかわれている。やはり伊豆大島の名物としての登場である。ほかにも2006年6月の九州7県の花シリーズで熊本県のツバキと天草五橋の切手などが発行されている。

最近では2015年11月に地方自治法60周年を記念したふるさと切手長崎県の図案として『大浦天主堂とツバキ』が発行された。

ツバキの切手は思うほど多くはないが、これはほぼ日本全国にある花であるため、特にその地区独特のものとして知られているのが『東京・伊豆大島』くらいしかないためであろうか。

ラスプール〜吉祥寺グルメ

2018-03-25 05:00:53 | グルメ

吉祥寺で洋食屋といえば最初に浮かぶのは『シャポールージュ』昨年8月に惜しまれながら店を閉じた店でかつては『バンビ』という名前で頭つきのエビフライやグラタンも美味かったが、デザートのオレンジババロアは絶品だった。

しかし、吉祥寺で老舗洋食屋と言えるのは1972年創業の『ラスプール』くらいしかないだろう。この店もエビフライやカレーライスが美味いが、今回は『マツコの知らない世界』でも取り上げられたオムライスを食べに行った。

ラスプールは旧伊勢丹と一体だったFfの地下にあったが、その後伊勢丹が閉店後コピスに生まれ変わっても改装を加えて頑張っている。店にお邪魔したのが8時過ぎだったが、コピスも閉まる時間のため、店はガラーンとしていて禁煙ブロックは女性2人組とおじさん1人だけ、その中でメニューをチラリ見て『オムライスラスプール風の大盛り+サラダ』(税抜き1300円)を注文する。


待つ事5分ほど、まずはサラダが登場。千切りキャベツが下に敷かれ、パプリカの角切りとコーンが乗ってマヨネーズ風のドレッシング。さわやかな酸っぱさが腹ペコを増幅。

さらに5分でオムライス登場。なるほどお好み焼き風で上にはカツオと海苔、お好み焼きソースもかけられている。甘いコーン、人参、フライドポテトが何となく嬉しい。

まずは一口、思った以上に柔らかく、味がよく馴染んでいる。ライスはシャンピニオン、長ネギ、パプリカなどがら細かく切り刻まれている。ライス自体は面白さを狙ってるが、味もよく、脂が少ないため高齢者も好きなテーストである。

流石に大盛は余計だったかもしれないが、腹の中の果てしない期待感を変え、周りをよくみた上で混ぜて頂く。一口、卵はフワフワながらうまくやけている。ただ、しばらく食べているうちにオムライスを食べているのか、ソバメシを食べているのかわからなくなるが。

ただ、このメニュー以外にもちゃんと(⁈)ドミグラスソースのオムライスもエビフライもシチューもあるので、次回は正統派洋食メニューを試したいと思っている。ご馳走さまでした。

ラスプール
武蔵野市吉祥寺本町1ー8ー16コピス吉祥寺B1
0422220877

通勤路の香り

2018-03-24 05:00:18 | 日記

先日のブログでは沈丁花を取り上げたが、通勤路、特に水天宮前駅を降りてから事務所までの約10分の間にも色々な香りを楽しむ(⁈)ことができることに気づいた。


私は8時前に水天宮前駅の8番出口を出て横目にハクモクレンを見ながら左に曲がる。この辺りは小さな居酒屋が立ち並ぶところ。日にもよるが、まず鼻をつくのが生ゴミのような臭い。まあ、これは早足で通過する。

その先、谷崎潤一郎の生誕地付近にはコンビニが向かい合い(なぜか2つともファミマ)、この先を右に折れると『人形町薮そば』という蕎麦屋の前に出る。今は蕎麦屋の前の梅の木が盛りだが、蕎麦出汁をとる鰹の香りがする。。


その先には件の沈丁花が10mおきに植えられていてずっと甘い香りが続く。


左折すると正面には日本橋小学校、この土地は明治時代初期に西郷隆盛の屋敷があった場所である。


突き当たりを右折、有名なシュークリーていうシュークリーム屋さんを左に曲がり、さらにつぎの路地を左に曲がっていく。シュークリームを朝9時半から販売するのでバターのよい香りがする。この店のことはMetroWalker春号にも取り上げられている。

右折すると蕎麦屋、しかし、出汁は先ほどより香りが強い鯖節の香り。この香りには惹きつけられるがまだは入ったことはない。なお、時々出会う三毛猫もこの蕎麦屋が住まいである。


大通りに出るともう事務所はすぐ、毎朝こんなに色々な香りが待ち受けているのである。

改めて書いて見て何回も道を曲がることに気づいた。また、いつもの道から少し外れると何故か線香の匂いがする路地や豆腐を作る香りがする道など道を変えると匂いも変わるから面白い。

『改竄』と『杜撰』

2018-03-23 05:00:50 | 日記

『改めて日本語を考える』その15。昨年、新聞紙上を飾ったのは『忖度(そんたく)』だったが、今年は『改竄(かいざん)』のようである。この難しい熟語は簡単に言うと『(書類等を)こっそり書き換える』ことを意味するが、特に後ろ側の『竄』という字はあまり見慣れない文字である。

実はこの字は会意文字、例えば『明』は『月』と『日』からなり、月と日が同時にあると『明るい』という意味といったつくりの字である。『竄』は『穴』と『鼠』からなるが、穴に鼠が隠れてしまうようにこっそりと何かをする意味があるのである。

もう一つ。少し前に安倍首相が肝いりで法案審議をした『働き方改革』、その中で『裁量労働制』を採用するにあたり、厚生労働省が首相に参考に出した資料がいい加減なものであったため、すったもんだしたことを覚えてられようか。その時には『杜撰』という言葉がよく使われた。その後も厚生労働省の『杜撰』な仕事ぶりは再び露見した。社会保険庁がデータ入力を依頼した会社が下請けに中国の業者を使い、ちゃんとデータが入っていないという事件まで引き起こしているが。

今回気になったのは『杜撰』という言葉、これは宋の時代の『杜』黙という詩人が作った詩が定型詩の規則に合わない自由律のものであったためできた故事成語で、『撰』は詩を作るという意味の漢字である。この事実は『野客叢書』に書かれていたようである。今の世ならば型に囚われない詩も受け入れられているが、当時は『自由律の詩は規則も守らず、いい加減な作風である』と批判されたため、『杜撰』=いい加減となったのである。

しかし、気になるのはその読み方、中国の音読みでも『とせん』となるはずだが、なぜか『ずさん』、その経緯ははっきりしないようである。まあ、受験生はまる暗記しかないであろう。

東十条付近の坂道(1)

2018-03-22 05:00:41 | 坂道

『江戸の坂、東京の坂』その94。気がつくと坂巡りも94回目、あと6回でこの企画も100回とは。東京にはやはり坂道が多い。今回は東十条の坂道を歩く。東十条駅は京浜東北線王子駅と赤羽駅に挟まれ、ちょうど谷のような所を線路が走り、また、高低という意味では十条駅方面が高くなっている。このため、駅周辺は急坂が多い。


まずは駅南口に降りるが、すぐ前を跨線橋が通っていて、これを左手に行くとすぐに地蔵堂がある。左に階段を降りると坂道の途中に出るが、これが『地蔵坂』。昔はお地蔵様は跨線橋の工事の際に今の場所に移された。


地蔵坂は意外に長く、左に湾曲しながら登る。細くなっては行くが、しばらく歩くと左に行く細い坂、そしてすぐに階段になる。この道をしばらく下ると反対側からくる細い道と合流する。


左手にさらに下り、ちょうどY字になるが、この坂道が『芝坂』である。とにかく細い坂道だが、車はこの道を通るしかないようである。合流地点からは京浜東北線がよく見える。


合流地点からそのまま真っ直ぐ歩くと比較的広い道に出る。道路は拡張計画があるようだが、現在は対抗2車線、すぐ右手にお地蔵様が並んだ大きなお寺がある。『この道は岩槻街道であり、6つ並ぶお地蔵様のうち左端のものが鎌倉街道の地蔵様と呼ばれている』とある。

岩槻街道をそのまま戻るように歩くと右側に小学校、その向かいには十条富士講として有名な富士神社、浅間神社がある。


石段を登ると意外に小さな祠、江戸時代にはこの程度登り、周囲から高くなれば多分富士山が臨めたのであろうか。昔からの石碑も沢山残され、今も信仰を集めているようで駅のスタンプにも描かれている。(以下、次回)