goo blog サービス終了のお知らせ 

hokutoのきまぐれ散歩

ブログも13年目。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。はてなブログにも投稿を始めました。

ミデッテで地鶏ラーメンを頂く〜日本橋ランチグルメ

2025-09-05 05:00:00 | グルメ
久しぶりに日本橋にある福島県のアンテナショップ・ミデッテに行く。夏休みも終盤だが、お客さんも多く、入口では金山町観光組合がイベント中。



地元の特産品である甘みの強い赤かぼちゃは1人1つまでという制限付きで販売中。他にもどら焼きやゆべしなど特産品は山の物が多い。

奥のイートインでは金山町観光協会がラーメンを出している。『香味えごま塩ラーメン』『会津地鶏ラーメン』(1000円)と『会津地鶏チャーシューメン』(1300円)、いずれも温と冷ができるようである。



会津地鶏ラーメンを選んで食券を購入、カウンターに出す。まだ11時45分であるが、混んでいた。

名前を呼ばれてカウンターに取りに行く。シンプルな醤油ラーメン、鶏チャーシューが4枚乗っている。麺は中太ストレート、スープによく絡む。

スープを一口、地鶏の滋味溢れる旨みが出ていて美味い。ゆで卵が半分に切ったもの、メンマ、海苔、貝割れ菜とごく普通であるが、いいバランスである。

目の前にはモニターがあり、只見線の風景のビデオが流れている。越後川口、柳津など懐かしい駅舎を見ながら頂く。



今回は金山町の観光協会の出店らしいのだが、美味しいラーメンを頂くことができ、大満足であった。先ほどの特産品を販売している方に伺うと金山町(かねやままち)は新潟県と県境を接する町で中心は越後川口駅。只見線では会津水沼駅から会津大石駅まで7駅がこの町だとのこと。



温泉は多いが、観光スポットは沼沢湖が有名なことくらいらしい。しかし、とにかく自然豊富な町のようである。遠い道のり、ご馳走さまでした。(今は人口は1600人)

金山町観光物産協会
福島県大沼郡金山町大字川口字森ノ上473


灯り家〜日本橋ランチグルメ

2025-09-02 05:00:00 | グルメ
暑さゆえ事務所の近くの店ばかり行ってしまう。一番行くのが『小諸そば』、次いで『おそば高松』、やはり蕎麦屋さんが中心。他にもカレー屋さんや沖縄料理、洋食屋などがあるが、今回お邪魔したのは『灯り屋』。


事務所と同じ小舟町内にある。夜は焼鳥を中心とした居酒屋だが、ランチは丼ものや定食などを出している。



店の推しはやはり鶏料理、親子丼も比内地鶏を使った極上は1700円、大山地鶏を使った究極は1100円。他にも焼鳥丼(1100円)、炭火塩焼き丼、唐揚げ定食も1100円)となっている。

私は比内地鶏も悩んだが、ランチは1000円前後にしているため、大山地鶏の親子丼をお願いした。



店は昼どきになると大人数でくること(4〜6人)が可能な席があるため、人気があり、次々と席は埋まる。ただ、カウンターは人が少ない。コロナの時の衝立が残っているのが鬱陶しいが。

僅か3分ほどで究極親子丼登場。トレイには親子丼の他にレタスのミニサラダとわかめの入ったお吸い物がついてきた。

まずはサラダから。ちぎったレタスにフレンチドレッシングがかかっている。シャキシャキレタスが美味い。

お吸い物と思ったのは鶏スープ、やはり熱いがいい出汁が出ていていい。

親子丼はちゃんと蓋付き、半熟卵の中に炙り地鶏がたくさん入っている。上にはミツバがあしらわれていて七味をたっぷり振って上で木の匙でいただく。味はやや甘め、濃いことはなく、好みの味付け。

炙ってあるため、地鶏が香ばしい。これだけアタマの量があればご飯大盛でも困らない。食べ応えもあったが、ついついあっという間に食べ終わった。


流石に大山鶏だけあってしっかりした歯応えもあった。ご近所にも新たな店1軒を発見できた。ご馳走さまでした。

灯り家
中央区日本橋小舟町11ー7ダイセンビル1階
0336390878

蕎麦きり みよた〜八重洲ランチグルメ

2025-08-31 05:00:00 | グルメ
夏になると八重洲のクリニックで整形外科のお医者さんにかかることが増える。少し診察が早く終わったのでヤエチカにある『蕎麦きり みよた』に行ってみる。



『みよた』は小諸そばを運営する会社がワンランク上の蕎麦をリーズナブルな値段で提供してくれる業態。1号店は青山にあり、ほかにレイクタウン、与野の4店舗を展開中。名前は信越本線を知っている人なら分かるが、軽井沢-御代田-小諸と続くこの御代田町から取ったらしい。

11時15分だったが、もうすでに1人が並んでいる。すぐにこの人は入店、カウンターが埋まったので私は奥の2人席に座る。注文はお得なカツ丼セット、名物の鴨せいろなど悩ましいが、少し腹も減ったので『海鮮華ちらしせいろ』(税抜1130円)にした。





周りの人を見ていると若い人が多く、男女比はほぼ互角、中にはおじさんも多少はいる、と言ったところ。注文は鴨せいろが一番人気、次がカツ丼セットのようである。

5、6分で蕎麦が到着。左には海鮮の入ったかき揚げ。中には小海老、貝柱、赤いパプリカなどがばらっとあげてある。この量が多い。



天汁兼蕎麦のつけ汁という位置付けでまずはせいろ蕎麦からいただく。わさびもよく効いて固めに茹でた蕎麦はこしがあって美味い。





かき揚げは崩れかけていてこれを少しずつつゆに入れ、蕎麦といただく。つゆも辛めでいい。

ただ、できれば蕎麦つゆと天汁を入れる器が別に欲しいし、ツユの量もまるで足りない。天ぷらが汁を吸うためやむを得ないが。

蕎麦とのバランスもあまりにかき揚げが多いし、蕎麦は大盛にしないと少ない。と改良すべきは多いが揚げたてのかき揚げ、茹でたての蕎麦は実に美味い。小諸そばとは全く違う美味さ、混んでしまう理由がよく分かる。

最後に蕎麦湯をくれたが、食べ終わる頃にはつゆが枯渇して蕎麦湯はかなり薄かったのが残念。ご馳走さまでした。

食べ終わるとすぐに店を出たが、11時40分でもう長蛇の列となっていた。

蕎麦切りみよた
中央区八重洲2ー1八重洲中央街中4号 
0362623374

うどん酒場やま福〜日本橋ランチグルメ

2025-08-27 05:00:00 | グルメ
お盆も終わり、サラリーマンが街に戻ってきたが、相変わらず酷暑の日々は続く。この暑さではどうしても『冷やし〇〇』のような食事ばかり摂ってしまうが、店内が涼しければ熱いメニューでもと日本橋交差点そばのビルの地下にある『うどん酒場やま福』。

この店は入口でメニューを選択、支払った後に席に着くシステムである。

ランチメニューは『うどん+小丼』で1100円〜1400円。うどんの種類により値段が変わり、月見・キツネ・わかめは1100円、とり天・ちく玉は1200円などとなっている。小丼は出汁カレー、ネギトロ丼、トロロ玉かけごはん、タレメンチ丼から選ぶ。私は『とり天うどん+タレメンチ丼』を選択した。



まだ、少し早かったのか広い店にお客さんは3人程度。壁には夜のメニューが書かれていてお酒も銘酒が冷蔵庫に並んでいた。



ランチが到着、大きなお盆の上にうどんと小丼。とり天は大ぶりな塊が2つ、青ネギは後から振るようになっている。うどんを一箸、細くてツルツルとした稲庭うどん風、喉越しがよく、なかなか美味しい。ツユも関西風で透き通っている。いつの間にか東京でもうどんというとツユは関西風が主流となったようだ。

とり天は揚げたてでまだ衣がカリッとしている。もちろん一口では食べきれない。このとり天が2つ乗ると言うならボリュームもある。



次に半分にカットしたメンチカツの乗った丼。こちらにも青ネギが乗っているが、珍しいタイプである。メンチカツにはソースを主体としたタレがかけられていて味がしっかり付いている。こちらも揚げたてで味は良かったが、わざわざ丼にするほどでもないかな。




うどんが美味しく、ボリュームもあるので満腹となった。後からくるお客さんには『キツネうどん+ネギトロ丼』が最も人気があるようであった。ご馳走さまでした。


うどん酒場やま福
中央区日本橋1ー3ー13
05056001881

江戸路〜人形町ランチグルメ

2025-08-20 05:00:00 | グルメ
人形町で美味い鶏唐揚げをランチで出す店を発見した。地下鉄日比谷線人形町駅のエスカレーターを上がったところにある『江戸路』という店である。

実はこのお店、親子丼で有名な『玉ひで』の姉妹店で他にもこの店のお隣にある『江戸もをja』、タイ料理の『ワンチャン』、インド料理の『SPICE TRIP』もグループなのである。



夜は焼鳥中心の居酒屋だが、昼は焼鳥丼、塩丼(焼鳥が塩焼)が1000円、江戸路丼(焼鳥丼だが一部塩焼きである、1100円)チキン南蛮・江戸路からあげ定食(何も1100円)などが主なメニュー。焼鳥屋だからもちろん焼鳥丼も美味いが、私は江戸路からあげ定食が好みである。

というのはこちらの唐揚げは米粉を利用、カリカリに揚がっていることに加え、唐揚げも手羽元が1つと唐揚げが4つ、これをやや甘めのポン酢、刻みネギ、大根おろしで頂くと実にさっぱりと食べられるのである。



注文から7分ほど待つと唐揚げ皿、ご飯、味噌汁、大根おろしがさっぱり食べさせてくれる。まずは手羽元から、手で食べるしかないが、揚げたてで指先も熱く、ゆっくりは持っていられない。

皮のついた身の方から外してツユに付けて食べるが、揚げたてカリカリで実に香ばしく、肉はふんわりジューシーである。


他の肉は一口サイズよりやや大きめの骨なしのため、食べやすい。
味噌汁は中身に麩がはいっている。ご飯はやや多め、唐揚げにはよく合う。



肉片を一つずつ片付けながら、若い頃はこの美味さならばご飯のおかわりが必須だっただろうなあと1人で苦笑した。



後から来店するお客さんにも江戸路丼と江戸路からあげ定食の人気が双璧だった。ご馳走さまでした。

江戸路
中央区日本橋人形町1ー19ー2
05058693782

ぐいのみ大で一献〜大塚駅前グルメ

2025-08-18 05:00:00 | グルメ
れ東京で日本酒を呑むならどこがいいか。色々な店があり、かつては新宿や池袋、銀座、新橋などに店が集まっていた。しかし、これらの店は廃業した所が多く、地酒を呑むなら『四谷三丁目』『築地』『大塚駅』『門前仲町』あたりを私は推薦する。

なぜ?大塚駅前と言われてもよく分からないが、例えば大塚駅付近には昔から『串駒』『江戸一』などの有名店があり、日本酒好きが集うようになったためかもしれない?



少し大塚駅もご無沙汰していたのでかつての職場の同僚Aさんと『ぐいのみ大』に行った。場所は先ほどの老舗とは反対側、天祖神社の近くにある。目の前を都電が通り、いい雰囲気を醸し出している。

店に入るとまだ18時というのに2組8人の先客が楽しそうに呑んでいる。少し奥に陣取ってまずは瓶ビール(ハートランド)で乾杯。



すぐに突き出しが3品、『冬瓜の餡掛け』『三つ葉のおひたし』『カンパチの唐揚げ』が出される。いずれもなかなかの逸品だが、揚げたてのカンパチは美味かった。

刺身は大皿に盛り合わせ、6時の位置から左回りにカレイ、カツオ、富士山サーモン、キンメ、しめ鯖、黄金アジ、赤貝。真ん中がイカ、アイナメ、イワシと10種類が並ぶ。何れも新鮮で美味いが、特に良かったのは黄金アジとイワシ、脂の乗りもよく、じつに美味。



酒はスタートは優しめに『亀泉うすにごり』(高知県)をお願いした。ねっとりとしながも爽やかさの残るこの時期にもってこいの酒である。



2人のどちらともなく頼んだ『新生姜の甘酢漬け』、『揚げたて厚揚げ』が登場。生姜の甘さの中の辛さ、厚揚げの周りがカリッと中はしっとりは素晴らしい。揚げたて厚揚げを出す店は多くあるが、この店が嚆矢のように思っている。



十九の『十九 Booby〜カツオドリ』ボトルがまだあると聞いてすぐに頼む。もう僅かと思われたがギリギリ1合。頂くが流石に十九、爽やかで軽いが、香り高く飲みやすい酒に仕上がっていた。

ここで私が大好きなメニュー、『鶏モモの唐揚げ』が登場。珍しくないメニューだが、その衣の軽さ、鶏の火の通り方、添えてあるカレー塩の塩梅、どれをとってもマイナンバー1の唐揚げである。



酒は『東魁盛(とうかいさかり)』(千葉県)をお願いする。千葉県富津市産だが、初めて頂いた。米の旨味をうまく引き出した上品な味、美味しかった。

ここで爽やかなつまみを追加、ジャガイモ細切りの炒め、冷やしトマト(アメーラ)。よく冷えたトマトに粗塩、シャキシャキの食感がジャガイモと思えないという取り合わせがいい。



酒は『篠峯ろくまる』(奈良県)、地元の山田錦で作った無濾過生原酒。しっかりした上品な旨さ、それにしても御所市の酒には特徴がある。

最後の猪口は大塚の名店串駒のもの、聞いてみたが、やはり大将は串駒の出身とのこと。



もう殆ど腹一杯だが、最後にとうもろこしの唐揚げを頼んでしまう。揚げ物はやはり酒には美味い。甘さが最高であった。



改めて書かなかったがオリジナルの片口も色も色々、見るだけでも楽しい。まだまだ、飲んだことのない酒で溢れている店、ご馳走さまでした。

ぐいのみ大
豊島区南大塚3ー38ー9
0339856668


冷やし担々麺食べ比べ⑥〜久我山・めん熊

2025-08-16 05:00:00 | グルメ
『冷やし担々麺』食べ比べ6杯目、今回は日本橋周辺ではなく、私の地元である井の頭線久我山駅下車1分のところにある『拉麺 麺くま』の冷やし担々麺である。

オープンは2017年だから早くも8年になる。久我山周辺では最も有名な『熊』から暖簾分けしたご主人がワンオペで頑張っている拉麺とつけ麺の店である。7月に入ると『冷やし担々麺』『冷やし中華』がメニューに加わるが、特に私はこの冷やし担々麺が好きである。



店に入ると10席が壁に向かって並んでいて後ろ側が厨房、それだけしか席はない。入口の券売機で食券を購入、冷やし担々麺と大盛券(1000円+100円)をカウンターに出し、セルフのお冷を汲んで席で待つ。




冷やし担々麺は麺を茹でてこれを冷やすと手間がかかるので混んでいる時は時間がかかる。しかし、今回は私のみしかいなかったので7、8分で出来上がった。

この店の冷やし担々麺の特徴はシンプルさである。黒い丼に麺、その上に肉そぼろ、胡椒、ナッツを砕いたものが乗り、胡麻の風味のいい乳白色のタレがかかっていて、最後にラー油をひと回しした形状。

他の店にあるようなパクチー、白髪ネギ、貝割れ菜、モヤシなど一切入っていない。

麺は細麺ストレート、十分に冷たく締めてあり、肉そぼろを落とさないように頂く。このタレがいいのは胡麻の香りが強く、多少酸っぱく、多少塩味はするが、とにかく芝麻醤の味が強い。ただ、これだけシンプルであるがこそかかっているナッツや香辛料、何か分からないが食感の変わる素材が入っていてこれがアクセントとなる。

私は途中から辛味を足したくてラー油をさらに掛けていただくが、胡麻油の香りが立ち、ちゃんと味変する。これ以上に味の説明ができないのが残念だが、とにかく夏の暑い日には実に美味い冷やし担々麺である。

混んでくると大忙しとなる店主もこの日は人がパラパラで暇そうだった。私の中ではやはりこの店が一番でした。ご馳走さまでした。
拉麺 めん熊
杉並区久我山5ー7ー19
0359413735

長谷川酒店〜日本橋ランチグルメ

2025-08-14 05:00:00 | グルメ
暑いからと言って毎日冷たいランチばかり食べているのも如何なものかと今日は長谷川酒店の店舗に付属してある博多うどんの店に行く。

かつては事務所のそばに博多料理の店がランチにうどんを食べさせてくれたのだが、閉店してからは『長谷川酒店』にあるうどん屋さんのみとなってしまった。
ランチはAランチ(トッピング1・いなり寿司またはかしわ飯)が800円、Bランチ(トッピング2・いなり寿司またはかしわ飯)が900円。ほかに季節のうどんでかぼすうどん、坦々パクチーうどん(900円)、博多ぶっかけうどん(800円)がある。Aはよかよかうどん、Bはきつね+肉うどんだったが、Bランチ(かしわ飯)にした。

やや高めのカウンターに座り、待つが、すぐに提供される。今更ながら博多うどんは讃岐うどんよりやや麺が細く、じっくり茹でるのでコシがなく、柔らかい。伊勢うどんほどではないが、もちもち感がたまらない。



油揚げも牛肉も甘く煮てあるののがたまらない。さらにツユも甘口、やはり九州の醤油が甘口であるため、少し甘めなのである。

他に薄く切ったかまぼこ、青ネギか添えてある。薬味で振るのは一味、東京は七味が多いがやはり辛味は一味が勝る。ただ、振りすぎるとツユが辛くて飲めなくなるので要注意。

小ぶりの茶碗にかしわ飯、博多や西日本では鶏肉をかしわという。他にごぼう、にんじんなどが入っている。福岡に住んでいた頃にはいつもうどんと共にかしわ飯を食べていた。味付けはやはり甘辛いが、薄味である。



博多うどんはかしわ飯も含めて一言でいうと優しい味付け、いつ食べても美味しいと私は思っている。ご馳走さまでした。
酒屋さんだけに店内に杉玉も下がっている。


長谷川酒店
中央区日本橋本町2ー1ー1武田グローバル本社1階
0362623111

のすけ〜明大前グルメ

2025-08-12 05:00:00 | グルメ
立秋も過ぎたというのに夏の暑さはいつまでもピークを迎えないようである。そんなこととは関係なしに新たな居酒屋を求めて今日は京王線明大前駅までやってきた。明大前駅は京王線と井の頭線の交わるターミナル駅ではあるが、そばに甲州街道、井の頭通りなど広い通りが多いこともあり、明確な昔ながらの飲屋街というのはない。どちらかと言うと明大生を相手としたラーメン屋やチェーンの居酒屋が多い。しかし、探せばある。明大前駅を降りて左に低い高架をくぐり右へ。踏切のところに出て左に曲がってすぐのビル1階にある『佳酒旬肴 のすけ』という店がゴール地点。



居酒屋が数軒入ったビルの奥にある。入口を入ると目につくのが酒蔵の前垂れ、そしてたくさんの一升瓶の入った冷蔵庫に目が行く。

同行のGくんはすでにスタンバイ、席に着いてすぐに始めた。今日は飲み放題、お決まりの6500円コースにした。

まずは生ビールで乾杯、夏はこの1杯のために働いているようなものである。お通しは左からミミガー、揚げと小松菜のおひたし、アサリの浅炊き、枝豆といずれも肴としてはいうことなしである。

ここで日本酒の飲み放題ルールを店の人から説明がある。今回は2人で飲むため徳利、酒の好みは辛口(淡麗)か旨口(芳醇)から選ぶ(客は銘柄指定はできない。)という初めてのシステム。

最初に辛口をお願いして出されたのが『富久長』(広島県)の夏酒、キリッとしたキレの良い酒である。

豆腐サラダには生ハム、カツオ節、海苔、揚げたワンタンの皮が入り、和風ドレッシングで仕上げたさっぱり味。夏にはこうしたメニューがあると食欲が進む。

刺身はたかのはダイ、真鯛、いとより、飛魚の4品。タカノハダイはタイとはつくが、どちらかというとスズキの仲間。処理の難しい魚だが、新鮮で身がコリコリして美味かった。それにしてもカツオ・マグロがないのは珍しい。



『角右衛門』(秋田県)、横手市で醸されたピンクラベル、やや甘口だが爽やかさも感じられる搾りたての純米酒。私は初めて頂く。

牛タンの塩煮、卵焼きが添えてある。さらっと塩味がついていて佳肴である。スープも美味い。



酒は辛口、『〆張鶴』(新潟県)の吟醸、上手くアル添されていて辛口そのものである。なるほど上手いセレクトである。

揚げ物はキス天ととうもろこし天、これを山椒塩でいただく。とうもろこしが甘くて実に美味い。



酒は『横山五十』(長崎県)、壱岐島の産。2018年に壱岐島に復活した重家酒造の醸す純米大吟醸、名前通り精白50%でフルーツのような香りのする旨口の酒。初めて頂いたが、美味い。




手羽先タレ焼き、やや甘めなタレで味付けをした濃厚な一品。手羽独特の脂が美味い。これに合わせたのは『英君』(静岡県)、これで『エイキュン』と読ませる。実に爽やかな夏酒、さっぱり目仕上がりは暑い季節にいい。



最後はこちらのリクエストで先日呑んだ『奥』(愛知県)はないかと聞いたところ、出して頂いたもの。かなり呑んでいたので最後は度数低めの軽やかな酒で締めるつもりでいた。
〆は稲庭うどん、ツルツルといただき、大団円。のはずが、時間がまだあると言われて手取川(石川県)、盾野川(山形県)の無我まで頂いてしまった。

もちろん、酒もつまみも美味いがこれに合わせて頂く酒のチョイスが素晴らしかった。十分満足できる良い店、ご馳走さまでした。



佳酒旬肴 のすけ
世田谷区松原2ー28ー20サンクレールB1
0353003316


名物牛バラカレーを頂く〜保昌 コレットマーレ店

2025-08-10 05:00:00 | グルメ
横浜・桜木町駅付近でランチタイムとなった。かつては横浜にクライアントを幾つか持っていたが、今は少なくなり、実に久しぶりにやってきた。東京は35℃の酷暑だが、桜木町は海が近いからか、日陰に入るとそれほどでもない。



この辺りで知っている店も少なく、以前に来たことがある『保昌』の支店がコレットマーレ7階にあることを思い出し、早速行ってみた。保昌の本店は1969年創業の中華街の名店で『牛バラカレー』『牛バラ煮込み』が名物メニューである。

店は通路に面したオープンな明るい店で赤い提灯が中華風の雰囲気を醸し出す。メニューを見るとオススメセットとして牛バラカレー定食、他にもAが担々麺+半チャーハン、Bが鶏そば+半チャーハン、Cがカレーそば+半チャーハンとあるが、いずれも1380円。我々はオススメの牛バラカレー定食にした。





店はまだ早いためかまだ先客は2組、しかし、2組ともビールや酎ハイを呑んでいいご機嫌である。昼から呑めるだけで羨ましい。

5分ほどで牛バラカレー到着。牛バラカレーと言っても中華風、牛バラの煮込みにカレー味を付けた餡掛け風だが、この餡が絶品。牛バラはトロトロと蕩け、八角がビシッと効いている。なるほど名物となるわけである。

ほかにキャベツメインのミニサラダ、これは和風ドレッシングがかかっている。
シウマイが1つ、蒸したてで辛子を付けし、醤油なしで頂く。これも美味い。



また、付いてきたスープは豆腐、魚、ネギ、ワカメが入っている。しっかりと味付けがされた中華風スープ。いい味である。



最後に杏仁豆腐が嬉しい。手作りで杏のソースがアクセント、おいしく頂きました。ご馳走さまでした。




保昌
横浜市中区桜木町1ー1ー7 コレットマーレ7階
0453056898