hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ヤクルト・巨人観戦記〜エキサイティングシートにて

2018-04-30 05:00:46 | 日記

プロ野球観戦も久しぶり、今年は4月29日ヤクルトvs巨人の対戦を見に行く。エキサイティングシートをもらい、阪神と関係ないので気楽に観戦。家を11時半出発、水道橋駅には12時半に到着、ドーム橋を渡り、東京ドームを目指す。


今年の巨人、当初は菅野の連敗などなかなか波に乗れなかったが、岡本・吉川尚の2選手の活躍などあり、戻りつつあり、現在6連勝中。一方、ヤクルトはやはり投手力不足は否めないが、川端や雄平の復帰、さらに青木のアメリカからの再加入もあり、最下位だった去年とはひと味違う。

前日は菅野の2安打完封で巨人ペースだが、今日は巨人・田口、ヤクルト・石川と勝ちは付いているが、防御率6点台とあまり調子が上がらない同士の先発投手に荒れた展開が予想された。


その前に腹ごしらえ、私は陽岱鋼プロデュースの中華弁当にビールで元気いっぱい、崎陽軒は美味い。目の前ではヤクルトが守備練習をしている。

試合開始は2時、初回からヒット、四球とチャンスを作ったのはヤクルト、バレンティンに高めのストレートをホームラン、あっという間に3対0のスタートになる。しかし、石川も調子に乗れず、3回に坂本のソロホームラン、そのあとマギー、長野のタイムリーで同点に追いつかれてしまう。

するとヤクルトは5回先頭の石川を諦め、代打上田がヒット、青木がつなぎ、荒木タイムリー、山田3ランで4点勝ち越し。私はこの投手交代に疑問があったが、次に出てきたのは先日の広島戦でぼろぼろだった風張。やはり巨人も変わった風張の初球をたたきゲレーロ、さらにマギーの連続ホームランで2点差になる。

ここら辺りからはリリーフの実力となるが、ヤクルトは7回に4人目近藤を送る。傍目ではスピードは出ているように見えたが、これが大誤算。1アウトは取ったが、ヒットと四球で1死満塁としてしまう。ここで中井に変えて阿部が代打、ここで今季初ヒットがタイムリーヒット。さらに代打亀井もタイムリー2塁打。さらに坂本、ゲレーロにもタイムリーを浴び、11対7。最後は巨人のカミネロの荒れた投球から1点はとるが、力入りすぎでゲームセット。リリーフ投手が足りないことを強く気付かされた試合であろう。


試合が終わり、ヒーローインタビューは阿部と亀井。エキサイティングシートの特典は本日のヒーローとハイタッチできること。阪神ファンの私にはどうでもよいと思いながらも、せっかくならとハイタッチ。意外に2人とも綺麗な手でした。それにしても阿部選手はサービス精神たっぷり、子供に優しく、気さくな性格が好感度をアップさせてました。
やはり、エキサイティングシートの迫力は十分。しかし、12時半から5時半過ぎまで5時間の観戦は流石に長かったです。

蓮沼駅

2018-04-29 05:00:30 | 日記

『鉄道シリーズ』その210。『私鉄の始発駅か
2つ目の駅』第13弾、今回は池上線蓮沼駅。蓮沼という地名は東京にはもう一つ、都営地下鉄三田線に本蓮沼駅があるが、こちらの方が古かったため、単なる『蓮沼駅』となっている。実はその『蓮』の字も正式にはしんにょうに点が2つある字が正しい。

蓮沼駅は1922年10月に池上電気鉄道の駅として開業したものでもうすぐ開業100周年になる。駅舎はかなりの時代物、上下線は別の入口から入るようになっていて、上下乗場の駅構内往来はできない構造である。


駅を降りると目の前がバス通りで右に歩く。駅前には交番くらいしかなく閑散としている。2本目を右に曲がり、少し行くと木が茂っている一角があるが、これが御園神社。

御園神社は洪水で漂着した猿田彦神を祀ったのが始まりと言われ、旧社地の形状がしゃもじに似ていたため、『おしゃもじ様』ともよばれている。

御園神社の横の道をまっすぐ行くと蒲田駅から来る道と交差、これを左に曲がると広いサンロード蒲田商店街アーケードがある。


その先2本の通りも商店街である。平日の昼過ぎというのにかなりの賑わい。山田うどんや亀屋百貨店という名前の家具屋、都内の街中ではなかなか見かけなくなった洋品店なども多く、シャッターを下ろした店もほとんどない。


蓮沼駅から蒲田駅までは800m、蓮沼駅はやや寂れていても少し歩けば賑やかな蒲田駅にすぐに到着してしまう。

たいめいけん らーめんコーナー〜日本橋ランチグルメ

2018-04-28 05:00:01 | グルメ

昼時に色々仕事を片付けていたら、気がつけば2時半になった。さすがに何も食べないわけにもいかず、普段は混雑していて中々行けない『たいめいけん らーめんコーナー』にお邪魔した。


場所は日本橋たいめいけんの横側にらーめんコーナーと書かれている3、4人が入れば一杯になる立食いコーナーがある。先客は1人、券売機で食券を買い、ラーメン(750円)にトッピングネギ(100円)を追加する。

対応するのは黒い服を着た若いコックさんですぐに麺を茹で始める。その先には大きな寸胴鍋に一杯のスープ、中には玉ねぎやニンジンがそのまま浮かんでいる澄んだスープ。

麺が茹で上がるとすぐに供され、比較的平たい鉢、下には銀色の皿が敷いてある。なるほど立食いの場合に鉢を持たずに食べてもスープが周りに飛ばないように、なのかもしれない。
まずはスープを一口、普通の醤油ラーメンみたいだが、スープには色々な野菜などのエキスが溶け出し甘みすら感じる。麺は細麺の縮れた麺、喉越しがいい。中にはメンマ、チャーシュー、サヤインゲン、海苔、さらに追加して多目の青ネギが入っているが、メンマはしっかり味付けされていて、青ネギもしっかり存在感がある。チャーシューは自家製なのか、周りは食紅で色がついており、味がいい。

とにかく全体のバランスが実によく取れたラーメンである。あと、1階のレストラン同様に50円のボルシチやコールスローをサイドメニューとして頼めるし、ほかにカレーライスも食べることができる。ご馳走さまでした。

たいめいけん らーめんコーナー
中央区日本橋1ー12ー10
0332712465


越中島駅

2018-04-27 05:00:53 | 日記

『鉄道シリーズ』その209。今回は東京23区内のJR駅で最も乗降客数が少ない越中島駅を訪ねてみた。先日訪問した京浜東北線上中里駅の1日平均の乗降客数は7640人(2016年度平均)、これに対して越中島駅は5229人(同)とずば抜けて少ない。

京葉線は東京駅を出ると次が八丁堀駅、そして越中島駅となる。地下駅で上がると周囲は東京海洋大学のキャンパスの真ん中に出る。まずは清澄通りまで出て左に曲がるとすぐに大学正門前に出る。

東京海洋大学は東京商船大学と東京水産大学が2003年に統合されたものでそもそも2大学とも明治初期に起源をもつ伝統校だけに施設にも歴史的建造物も多数ある。


今度は清澄通りを反対に歩くと歩道橋があり、その上から眺めると越中島通りは埋立地特有のまっすぐな道であることがわかる。

さらに行くと江東区古石場、この地名は江戸時代の埋立地で深川海浜新田飛地古石場、久左衛門海浜新田飛地古石場、亀戸村飛地古石場の3つを1891年に統合したもの。江戸時代には石置き場が置かれたためついた名前である。その真ん中あたりに妙栄稲荷がある。


そのまま真っ直ぐ行くと大横川に架かる黒船橋がすぐ先にある。この川の両岸にはソメイヨシノが植えられ、美しいが今年は全て終わり、見事な青葉となっていた。


さらに橋を渡ると火の見櫓、これは江戸時代に置かれていたものを再現したものでちゃんと半鐘も吊されている。

その先はもう東京メトロ東西線門前仲町駅、越中島駅からは僅か500mほどしか離れていない。

相生橋

2018-04-26 05:00:02 | 川と橋

『ぶらり橋巡り』その68。今回は隅田川に架かる相生橋を渡ってみる。この橋は月島と深川を結ぶ橋であり、以前は真ん中にある中之島を挟んで相生大橋と相生小橋の二つの橋があったため、この名前が付けられた。工業が盛んな月島であったが、深川からは渡し船しかなく、不便であったため、1903年に東京市により初めの橋が付けられ、さらに1919年には市電を通すため10.5mまで拡幅されたが、関東大震災で焼失。月島が孤立したため、震災復興第一号として1926年に鋼製ゲルバー橋として作られた。


越中島駅から清澄通りに出て、東京海洋大学正門前を越えると左手に明治丸が展示してあり、その先には明治天皇行幸の馬鹿でかい石碑がある。


少し坂になっていて、相生橋の欄干がある。また、すぐのところに中の島公園があり、ルリカケスなどを見ることができる。公園からは相生橋はもちろん、豊洲水門や豊洲の高層ビル群などを見ることができる。実は中の島公園は明治時代頃、観月の名所として知られていてかなりの人出があったようである。


その先は少し登り坂となっていて左側には豊洲、右側には中央大橋や永代橋、新川あたりを見ることができる。


ただ、意外に交通量は少なく、橋の途中に車を止めて休むタクシーも結構な数いる。

橋を渡るとすぐ先に有楽町線月島駅、東京の交通網の発達を実感することができる。

池上本門寺

2018-04-25 05:00:24 | 日記

『古刹を巡る』その46。今回は日蓮聖人が入滅した寺としても有名な日蓮宗池上本門寺を訪ねた。
寺の縁起によると日蓮聖人は1582年9月に静岡県身延市にある身延山から病気療養のため、茨城県にある常陸の湯に向かう途中、10月13日に武蔵国池上の郷主池上宗仲の館で亡くなった。そのため、池上氏は7万坪の寺領を寄進、現在の本門寺の基礎となっている。

現在改修中の総門をくぐると右手には近代的な朗子会館、目の前には石段が見えてくる。

この石段は1606年に加藤清正が実母7回忌の追善供養のために寄進したもので『坂巡り』にも載せるが此経難持坂と呼ばれている。結構、きついが500年の間丁寧に維持されてきていて登りやすい石段である。

ようやく石段を登ると目の前には仁王門、左右に茶色の仁王様が寺を守る。残念ながら徳川秀忠が寄進した旧門は1945年4月の空襲で焼け落ち、現在のものは1954年に再建されたものである。

仁王門をくぐると大堂が見えてくる。ここには第2世日朗聖人、第3世日輪聖人像が安置されていてお参りの人が絶えない。ただ、このお堂も1945年4月の空襲で焼け、1964年にようやく再興されたものである。


すぐ横には江戸時代中期に作られた経蔵、右手に行くと関東では最も古い五重塔が立つ。特に五重塔は2代将軍秀忠が幼少の頃病気となり、乳人の岡部の局が病気平癒を祈願、快癒したこともありら1607年に建立、その後大地震で傾いたが、1701年に5代将軍綱吉が現在の地に移したものである。

大堂まで戻り、先に行くと門があり、その先に本殿が出てくる。これは空襲で灰燼と化した釈迦堂を再建したもので1969年に完成。仏像がいくつも並び荘厳な雰囲気を醸し出している。

さらに奥には日蓮聖人のご廟所や多宝塔などもあるが、あまりに広く今回は行かなかった。寺号の前に山号がつくが、この寺は東京にありながら山にあり、坂も厳しく、広いため、かなり力を入れないと中々全部は回れない。階段でおじいさんがフラフラしていたのを何人も見た。次回は松濤園までゆっくりと回りたいものである。

八房〜神田ランチグルメ

2018-04-24 05:00:12 | グルメ

神田駅周辺には美味いランチを食わせてくれる店が多い。今日は地下鉄出口の前にあるラーメン屋『八房』にお邪魔した。

この店は約1年ほど前に新規オープンしたのだが、ずっと地下鉄出口の工事のため、気がつかなかった。先日、ふと入口にあるメニューを見て変わっているなあと思い入店した。

店は長いカウンターがあり、入口にある券売機で食券を買う方式。変わっているのは〆ご飯がひつまぶし風ということ。食券は『八房ラーメン+ひつまぶし』(1000円)をチョイス。他にも担々麺や豚骨ベースのラーメンもある。

5分ほど待つとまずはラーメン、麺は縮れタイプの細麺、2枚チャーシューがのり、水菜とネギ、メンマが乗ったシンプルなラーメン。これにひつまぶし、と言ってもご飯の上にうなぎが4切れ小さいのが載せられ、さらに錦糸卵がかかる。他にゴマ、ネギ、海苔、ワサビのトッピングが別皿に。

ラーメンはすこし味が濃いが、チャーシューがいい味付けで美味い。これをまずは食べ進める。麺を食べ終わると今度はひつまぶしを一口、なるほどうなぎがうまい。

さらにラーメンスープをレンゲですくってひつまぶしにかけ、スープ茶漬けのようにするが、これは変わっている。


脂は浮いているが、ワサビの香りが効いていて新感覚。残ったチャーシューとラーメンスープに特製ラー油をひと垂らし、スープが締まってこれはまた美味い。色々楽しめて中々面白い。ご馳走さまでした。


八房
千代田区神田鍛冶町3ー3ー2
0335258098

話題の鼻毛カット『ekibana』に行ってみた。

2018-04-23 05:00:59 | 日記

唐突だが、私は鼻毛にはいつも困っている。あまり、鏡を丁寧に見ないため、よく連れ合いから『また、鼻毛が出ていて格好が悪い』と注意を受ける。さらにちゃんとハサミを使わないとクシャミが出て、花粉の季節はこれを端緒にしばらくクシャミが止まらず往生することも度々ある。

そんな中、webのニュースで『ekibana』の記事を見た。これは都営地下鉄新宿線の駅の構内で営業している鼻毛脱毛のお店。今日は季節営業ながら都営新宿線馬喰横山駅構内に出ているということを知る。ちょうど馬喰横山駅を通った際に店を見つけたので3分1000円なら試しにと思い早速入店する。

店と言っても簡単に囲いがされていて定員2名、折りたたみ椅子と鏡、ライトが備えてあるだけ。椅子に座るとライトを使い鼻の穴を傷がないかなどチェック。次にアイスクリームの棒のようなものに緑色の粘度の高いペーストを巻きつけて左の鼻の穴へ、微調整しながらしばらく固まるのを待つ。入れたのは特殊な松ヤニ、匂いは特に無いが溶かしてあるので少し熱い。1分ほどで固まり、引き抜くのだが、痛くは無いが衝撃があると注意される。そして一気に抜くが、痛いというより後ろから強く押されたような感覚。差し出された松ヤニの塊には無数の鼻毛、それも毛根が白く見える。(その姿も写メでは撮ったが、さすがに恥ずかしいので割愛します。)

今度は右、さらに初めてのため、取り残しがあるとのことでまた左。2回目は先程より衝撃が小さい。最後に右をもう一度やって終了、たしかに5分ほど。自分で触ると鼻毛があったところがツルツル、すべすべ。鼻の奥の方の鼻毛は塵を取る役目があるため、残すのが技術だとか。これで40日ほどは鼻毛の心配はないらしい。

画期的ではあるが、くしゃみが出るなど副作用は今のところまだない。なお、店は市ヶ谷、新宿三丁目、馬喰横山の各駅を1週間ずつ回っているので必ずあるとは限らないのでご注意を。

神田一福〜神田ランチグルメ

2018-04-22 05:00:25 | グルメ

毎日昼飯にうどんを食べていたが、たまには違う店と神田方面に行ったので『神田一福』というお店まで足を伸ばした。場所は神田司町交差点すぐ、昼時だと列ができているからすぐにわかる。
まだ11時45分というのに3人ほどが列をなしている。しかし、うどんだからそれほどかかるまいと並んで見る。まず、外に『店の中は料理以外は撮影NG』とある。

まあ、よくある話だから気にしなかった。5分ほど待ったら中に入れたが、『店内に並ぶのは券売機に2人まで』とある。店がざわつくからかな?と思い、券売機で『肉うどん+1.5玉+たぬきごはん』(680+70+150=900円)を購入して4席ある待合席で待つ。しかし、次の人は食券を買うとすぐに、ずかずか店内に入り、勝手に座ったので私もこれに習う。よく見るとホール担当は日本語が難しそうな外国人1人、それ以外に1人だけ。これが全てをこなそうとするが、店が広く全く回っていない。

混んでいるのに使用済の食器は置かれたまま。そこに近所の商売人が大声で叫びながら店外の列の作り方にクレーム、何回も言っているが、守らないので外に整理する担当を1人出せと騒ぐ。なんか雰囲気悪し。新たな客が入ってきても席を誘導するかもはっきりせず、立って待つ人、勝手に席に着く人両方がいてコントロールの悪さが際立つ。
ふと周りを見るとうどん待ちの人があまりに多いので驚く。やはり私のうどんが来たのも12分後、これはうどんの味以前にサービス業として成り立たない。人形町の人気店でも5分も待てば出される。

ようやくやってきたうどんは1.5玉にしたが、麺も多すぎることなく適量。よく煮込んだ肉と玉ねぎが載せられ、さらに上にかつお節がかかっている。甘辛い肉は大変美味い。うどんは比較的細いがコシはある。出汁はまあ美味いが肉うどんではこの点はあまりよく分からない。

たぬきごはんはご飯に青じそ、ツナ、ごま、揚げ玉を加えて薄味を付けたもの。はじめ食べるとあまり味がないと思うが、味が強い肉うどんにはよく合う。これだけ美味いなら、なるほど待たされていてもみんな文句も言わず待つわけである。

ただ、その後も並ぶ人は減らず、1人が外で整理をしたみたいだが、人手不足は否めない。それでも日本人の辛抱強さに感心いた。だけど残念ながらサービスに問題があるこの店に私が再訪することはないだろう。惜しい店である。

神田一福
千代田区内神田1ー18ー11
0355773644

座席の幅を考える

2018-04-21 05:00:38 | 日記

『鉄道シリーズ』その207。ところでみなさんは幅43.2cmと聞くと何を連想するだろうか?実はJIS規格で定められた乗客1人あたりの座席の幅である。規格が定められたのは1979年、その後もだんだん、体格が良くなってきている日本人に合わせて最近の新型車両は各社とも座席の幅を45cmくらいには広げてきてはいるようであるが。

にもかかわらず、私が半蔵門線の東京メトロの車両の席の幅が狭くなったような気がするのはなぜなのだろうか。現在、半蔵門線に乗入れている車両は東急は5000系、8500系、8590系が主力、東武は30000系、50050系、東京メトロは8000系、08系となっている。

その中で東京メトロの車両は特に狭く感じるのであろうか。座席はどの会社も3ー7ー7ー7ー3とシートが分割されているのだが、東京メトロの車両はこのうち7人掛けの席に関してはまず、改造時に『3人ー4人』に分割するためのスタンションポールを1本入れた。

さらにその後、スタンションポールを1本増やし2本にして『2人ー3人ー2人』と座るように改造された。その中でも端の2人席は女性か小柄な人でないとかなりきつくなる。私も決して小柄ではなく、尻はともかく肩幅もそれなりにあるため、朝のラッシュの時間はこの席が1人分空いても中々座る勇気がない。よく考えてみれば当たり前で元々狭い座席に二本ポールを立てるだけでも狭くなるのである。

さらに圧迫感が増したのは座席の端の部分は仕切り板となっていることである。東急の車両は両端がポールしかないのもあり、この場合肩を避けることができるが、東京メトロの車両はできない。逆に壁際に立つ人は仕切り板にもたれられるかもしれないが。

東京メトロのHP上でも『メトロのお約束』として一人当たりのシート端の改善をうたっているが、2017年は銀座線・東西線・日比谷線に限られているようである。2018年3月末に2020年を目処に東京メトロは半蔵門線に新型車両を投入し、その設計を開始したニュースが流れたが、私鉄各社が有料特急開始など通勤の快適性を求める時代こそシート幅の拡大に是非取り組んでもらいたい。