私が毎日 楽しみにしているブログに香川県のさぬき市におられるお坊さんの
「まほろば自然博物館」があります。
左の画像は12/23のブログです。
毎日のさぬき市の天候から地域の行事などを
詳しく書いてくれますので雨のことなどで志度の畑の心配が
少し減ったりします。
今年の9月のブログに
坂出市が、「六人の偉人を巡る」という冊子を作っているとい
うことがありました。
崇徳上皇・西行法師・久米通賢・菅原道真・柿ノ本人麿・理源
大師という六人の偉人・・という冊子である。
私は多度津生まれで坂出は近くですが。久米通賢と言う人が「坂出塩田の父」とは知りませんでした。
志度の畑はさぬき市にあり、平賀源内の記念館もあって有名な人で
さぬき市のミケランジェロともいうべき人。
今回 久米通賢について調べると伊能忠敬とのことを詳細に書いている記事も見つけました。
井上通賢の前に香川県(讃岐)についても調べました。
右の地図は少し古いもので、今は町村合併で高松市や坂出市に入った町があります。
志度町もさぬき市で東の方は東かがわ市です。
「讃岐三白」と言う言葉があります。
「砂糖」「塩」「綿」が讃岐を代表する特産品だったようです。
「綿」でなく「小麦・米」という説もある様で、私は「小麦」と思っていました。
さぬきの塩・讃岐の砂糖で調べて見つけた画像です。
左の画像は坂出市の塩釜神社にある久米通建賢の銅像で
す。
久米翁略歴
1780年、大内郡馬宿(現在の香川県東かがわ市)に
生まれる。
1841年、死去。享年62歳。
1798年、大坂へ出て、暦学者の「間重富」氏の門下となり、暦学・数学等を学ぶ。
1806年、高松藩の測量方に採用され、引田から西へと、測量地図の作成に従事。これは、”伊能図”より早い、讃岐最古の
実測地図である。
1808年、幕命で日本地図を作成していた「伊能忠敬」一行が、讃岐国を訪れ、通賢も協力する。
「忠敬」は「通賢」が作成した地図を見て、その精度の高さに驚き、賞賛する。
1824年、このころ、財政難に悩んでいた高松藩、第9代藩主「松平頼恕」は、「通賢」の才能を見込んで、財政再建策をはかった。「通賢」はこれに応えて、坂出の浜に、新たな塩田の開発を献策。
1826年、高松藩はこの案を採用し、「通賢」は普請奉行に任じられる。
ところが、高松藩の財政難は深刻で、 途中から塩田開発工事資金がとどこおるようになった。
「通賢」は工事を完成させるため、私財を投入して、工事を継続させる。
1829年、坂出の東大浜、西大浜に ”入り浜式塩田” がついに完成した。
藩主「頼恕」は大いに喜び、「通賢」の功績を称えるため、「阪出墾田之碑」を建立。
この塩田完成で、坂出の塩生産量は、日本全体の約半分を占めるまでにいたった。
高松藩の財政は、持ち直し、塩業は、長く讃岐国・香川県の代表的産業となった。
坂出市にある鎌田共済会郷土博物館で、通賢の業績や発明品を見ることができる。
伊能忠敬も賞賛したという測量地図の作成に必要な測定具もレベルの高いものだった。
久米通賢の経歴を調べていくと測量・塩田のキーワード以外に銃器のことも多く書かれていました。
江戸時代も末期になると、外国船が日本近海を訪れるようになっていたため、栄左衛門も兵法、オランダ流砲術等を学んでいる。
海防に関心をもち、たまたま1807年のロシア兵の択捉島侵略に刺戟されて造兵に意を注ぎ全流水軍術に工夫を加え火器を備えた 戦艦の構想をまとめて「戦船作積之覚」を藩庁に提出した。
また、銃器の改良についても従来の火縄銃に代えて燧石に接した鋼輪の回転によって発生する連続火花によって点火する方法を考案し、輪燧佩銃・無敵鎗間銃を作った。
1815年には従来の火縄式銃を火打ち石式に改良することに成功している。
さらに1839年には雷汞を完成して生火銃と称する雷管銃を藩主に献上するまでになった。
銃砲発射機構の改良に努力し,1812年輪燧佩銃(歯車式撃発銃)を,
1824年には風砲(空気銃)を,1839年には〈ドンドロ付木〉(オランダ製マッチ)の製造に成功,
1839年以降これを発火装置に応用した多くの雷管式銃などを製作して,近江国の鉄砲鍛冶国友藤兵衛とならび称せられた。
また,これらの発火装置を使用した大砲製作に努力し,発貢,無敵銃,百敵砲などの作品をのこした。
技術者として通賢が製作したものとして、星眼鏡・地平儀・オクタント・象限儀・風銃・水揚器・百敵砲などが知られている。
久米通賢の研究家・沢田平さん他の記事をインターネットで見つけて、Word → PDF → JPG画像にしました。
内容が高度すぎてよくわからないですが、久米通賢という人は伊能忠敬に匹敵するようです。
凄い 賢い 偉い人物が~!!
知らない 人も ご紹介 ありがとう!!
また 機会あれば いいな~!!
習ったかも記憶にないです。
塩は製造法が順次に変っていく様子を近くですので
実感しました。
今度は砂糖についてのことを書きます。