その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

二月

2012年02月02日 | Weblog

 

 

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二月

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 そこかしこ小さな春が息づきます

気温が15度を超えると人は春を感じるといいます

今年はまだまだその気配がなく遅れている春

晩冬(小寒から立春の前日頃まで)の季語にも

「春隣る(はるともる)」というのがあり

すぐそこまで春が来ている感じを表現しています

実際暦の上では2月3日ころが寒明けになりますが

まだまだ寒い日が多い二月です

「冬芽」は秋のあいだに生まれ冬を越す芽のこと

長い冬を梢の先で身を堅くしてジッと春を待ち続け

二月ともなると見た目には変化がなくても

冬芽自身の中では若葉の季節に向けて

胎動が始まっているのです

山では雪が解け始め

北国では凍てついた土が緩み

森からは小鳥のさえずりが聞こえ

冬から春へのかすかな動きが

そこかしこで感じられる季節

それは身も心も「和む」ような動きです

しかし

今年はまだまだその気配が二月になってもない

遅れている春が待ち遠しいですね

 

 

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