「デスクです」
《 愛媛県今治市の中1男子生徒がいじめを苦に自殺した記事(先月26日付)では「『貧乏』や『泥棒』という声がたえず響く」「育ててくれてありがとう」と書いた両親への遺書に多くの反響がありました。私には香川大助教授の談話が印象に残りました。「心配かけまいと(いじめを)親や先生に言えなくなる傾向は優しい子ほど強い」。悩みを抱える「優しい子」が周囲にいないか。記事が教室や家庭を真剣に見渡す機会になれば、と願います。(伊地知) 》
9月13日付の『毎日新聞』社会面の小さなコラムです。デスクというポストの人が担当するコラムのようです。
貧困や弱点、障害を持つ者を「社会的弱者」という言葉は適当かどうかは分からない。が、こうした人々を攻撃し、「いじめ」の対象とする風潮がある。
しかし、断じて敗者などと言われる筋合いはない。
政府の無策がこういう事態を招いた。
戦争をせず、すべての国民が「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」はずである。(第25条)
不健康で非文化的な生活を余儀なくされる、そのことを合理化するのが憲法改悪のねらいでもあるのか。
これを格差社会というのではないか。
格差を容認、どころか推奨する政治家などもいるのですから。
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