三流読書人

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ドングリ小屋住人 

オシム語録

2006年08月13日 13時50分15秒 | スポーツ
オシム語録という本が出版されて話題を呼んでいるようだ。
ここでは8月9日の記者会見での語録(一部)を記憶しておきたい。(『朝日新聞』8月9日付)
トリニダード・トバゴ戦前日の記者会見。 

◇今回の目標は

「勝利を目指すのは当然だが、内容の分析も大事だ。知性、振る舞いなど、選手に対する要求は次第に高くなってくる。勝つと見えなくなるものがある。負けるのは嫌だが、敗北は最良の教師だ。といって試合後に学ぶために負けたとは言えない。
 明日、一定の成果が出るだろう」
「ちょっと政治的な問題だが、日本は敗北から学んだお手本だと世界は思っている。歴史、戦争、原爆の上に立って復興した。
サッカーも強国に肩を並べることがどうしてできないのか。それが私の願いだ」

◇今後システムは変わっていくのか

「システムよりもチームとしての知性を獲得することが大事。何をやってくるのかと、相手に恐怖を与えることが大事だ。短い時間では難しい。個人の知識とは違う。サッカーは11人でやるもの。1人だけ知性のない選手がいたら全員が被害を被る」

示唆に富むというか、含蓄があるというか、味わうべき言葉ではないか。

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