三流読書人

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ドングリ小屋住人 

大寒

2013年01月20日 15時34分37秒 | 
今日は、大寒。

大寒の埃の如く人死ぬる     高浜虚子

虚子がどのような思いで「埃の如く人死ぬる」と詠んだのかわからないが、人が生きるということは、埃が舞いあがり、舞いおちるというようなものなんだろうか。
今日のさまざまな出来ごとの中での人の命のあまりの軽さにそう思ってしまう。
莫大な金を使って、ひたすら人を殺すための道具を作り続け、溜め込み、使う訓練をし、組織を作る。
戦争をするために、である。
日本はそういう馬鹿なことはもうしないと誓った。それが日本国憲法第9条であろう。
それをご破算にしようという連中が増えてきた。
「鴻毛より軽き命」の時代を再現しようというのか。
子の命、孫の命、そのまた次の世代の命を守ることを誓おう。



 


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