三流読書人

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最低賃金

2007年03月11日 17時25分02秒 | 労働問題
 英政府は7日、全国最低賃金(時給)を10月から最大約3.2%引き上げることを明らかにした。22才以上の労働者の現在の最低時給は5.35ポンド(約1200円)から5.52ポンド(1240円)に引き上げ。1999年4月の導入以来、8年連続の引き上げで導入時の1.5倍となる。
 全国最低時給は、現ブレア政権が初めて導入。導入時の22才以上の最低時給は3.6ポンド(810円)であった。
 ダーリング貿易産業相は、今回の引き上げで100万人以上が恩恵を受け、その3分の2が女性であると説明した。
 政府はまた、最低時給を守らない企業に対して、より厳しい罰則を設ける意向だという。労働組合会議(TUC)のバーバー書記長は「英国の最低賃金は偉大なサクセスストーリーだ」と述べ、最低賃金制度のなかった英国が世界有数の高い最低賃金を定める国となったことを評価した。しかしまだ今回の引き上げでも、平均賃金の上昇率を下回ったことには不満を表明した。
 経済団体の英産業連盟(CBI)も歓迎を表明した。
 
 のだそうである。

 大企業は肥え太っているが、労働者が低賃金にあえぎ、疲弊している国、絶対的に荒んでいくであろう。
 
 「美しい国」とは何か。

  

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