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三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

井川君大丈夫かな

2006年12月29日 09時50分55秒 | スポーツ
 タイガース金本選手、28日、西宮市の球団事務所で契約交渉。結果は、今期の年俸2億6千万円から、5億9千 万円へと2億9千万円増、プラス出来高払いの3年契約で更改。現役の日本選手では松中(ソフトバンク)を抜いて最高額となる。
 一方、ポスティングシステムで独占交渉権を獲得していたニューヨークヤンキースは、阪神タイガース井川選手と5年契約を結んだと発表、年俸総額は2千万ドル(約23億6千万円)。成績に応じた出来高払いつき。
 大丈夫かな井川君。金本選手の約4倍の年俸を受け取ることになる。
 日本選手が金銭面で厚遇される事は良いと思うが、活躍が伴わなければね。
 金本選手は来期も阪神のというより日本のプロ野球を背負って立つだろう。
 井川君ガンバラなあかんで。


東京オリンピック

2006年09月09日 13時22分08秒 | スポーツ

 2016年のオリンピックの開催地として日本オリンピック委員会は、国内候補地として東京を選び、立候補した。
 何がオリンピックや、もうええわい。この借金だらけの国でと思っていたけれど、昨日(9月8日)の『毎日新聞』の「発信箱」は、経済部、中村秀明記者の次のようなコラム。

 《 「危険度710」
 「台風が次々来て、地震もある。なんて日本人は辛抱強いんだ」
 知り合いの米国人お天気キャスターに言われたことがある。フロリダ州に住み、ハリケーンには慣れっこだが、地震をとても恐れていた。
 自然災害の被害算定などで知られるミュンヘン再保険は2年前、世界50都市の災害リスクを指数化した。結果は、東京・横浜が最悪の710。大地震が近いというだけではない。都市の構造がもろいうえ、地震の経済損失も巨大なためだ。
 2016年の五輪を狙うライバルはどうか?活断層が走るサンフランシスコでも都市構造などの関係で167にとどまり、ニューヨーク42,ミラノ8・9、リオデジャネイロ1・8だ。
 これらの数字は、神戸市で昨年開かれた国連防災世界会議で報告され、世界中が知っている。そして中央防災会議が想定する首都圏直下型の被害は「最悪の場合で死者約1万1000人、経済損失112兆円」。ライバルが「世界のトップアスリートを危険にさらすのか」と攻撃してくるのは目に見えているし、国際オリンピック委員会も考え込むはずだ。
 国や都は「ダメでもともと」の発想かも知れない。しかし、資金と人と時間を費やしたあげく「五輪開催には危険すぎる街だ」とのレッテルを張られれば、国際的イメージの低下で、ダメもとどころではない。
 招致をきっかけに地震への備えが進めばいいが、そんな動きはない。米国人お天気キャスターの真意は「日本人は鈍感だね」だったのだろう。国内選定の過程で地震が想定されなかったのも、そのせいだ。 》

 目立ちたがり屋でファシストの石原都知事、及び政府も、都民の安全と生活、国民の安全と生活など念頭にない。巨額の税金を使い、ボランティアと称するただ働きを国民に強いて、己がうけにいるだけだ。

 


世の虎キチよ

2006年08月18日 07時41分59秒 | スポーツ
 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。世中にある人と栖と、又かくのごとし。

 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へ、高き卑しき人のすまひは、世々を経て尽きせぬ物なれど、是をまことかと尋 ぬれば、昔しありし家はまれなり。或は去年焼けて今年作れり。或は大家滅びて小家となる。住む人も是に同じ。所もかはらず、人も多かれど、古見し人は二三十人が中に、わづかに 一人二人なり。朝に死に、夕に生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。

 不知、生れ死ぬる人、 いづかたより来りて、いづかたへか去る。又不知、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。その主とすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。或は露落ちて花残れり。残るといへども、朝日に枯れぬ。或は花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども、夕を待つ事なし。

 ご存じ鴨長明『方丈記』無常観です。しばし心を静め、静謐の中に身をおいて無念無想の世界にひたろう。
 「クッソー」「コノガキャー」「オンドレャー」などと言わずに。


オシム語録

2006年08月13日 13時50分15秒 | スポーツ
オシム語録という本が出版されて話題を呼んでいるようだ。
ここでは8月9日の記者会見での語録(一部)を記憶しておきたい。(『朝日新聞』8月9日付)
トリニダード・トバゴ戦前日の記者会見。 

◇今回の目標は

「勝利を目指すのは当然だが、内容の分析も大事だ。知性、振る舞いなど、選手に対する要求は次第に高くなってくる。勝つと見えなくなるものがある。負けるのは嫌だが、敗北は最良の教師だ。といって試合後に学ぶために負けたとは言えない。
 明日、一定の成果が出るだろう」
「ちょっと政治的な問題だが、日本は敗北から学んだお手本だと世界は思っている。歴史、戦争、原爆の上に立って復興した。
サッカーも強国に肩を並べることがどうしてできないのか。それが私の願いだ」

◇今後システムは変わっていくのか

「システムよりもチームとしての知性を獲得することが大事。何をやってくるのかと、相手に恐怖を与えることが大事だ。短い時間では難しい。個人の知識とは違う。サッカーは11人でやるもの。1人だけ知性のない選手がいたら全員が被害を被る」

示唆に富むというか、含蓄があるというか、味わうべき言葉ではないか。

亀田興毅君「どんなもんじゃい」とは

2006年08月07日 05時05分28秒 | スポーツ
 
 昨夜はすかっとしました。
 金本8回満塁HR、ここでは「どんなもんじゃい」と言いたい。が金本はそんなことは言わない。彼の人格がそう言わしめない。だから彼はアニキと言われる。ファンも言わない。
 日本中が判定に仰天し、変にしらけた中で「どんなもんじゃい」と吠えた興起君。君はもう何も言うな。知識や教養や言葉が蓄積されるまで何も言うな。パフォーマンスはいらない。
 そして、もう一度、勇気があるならランダエタと闘わねばならない。減量の問題があるからと微妙な発言が周りからあったような気がするが、それを言い訳にするな。
 力石徹が矢吹ジョーと闘うためにクラスを落として、どれほど過酷な減量をしたか、そして矢吹を倒すが、自身も二度と立ち上がることはなかった。もとよりマンガの世界。ではあるがファンはそういうドラマを期待する。
 成長期の興起君が無理な減量をすることには医学的に見てどうか、と言う意見もあろうが、十分なケアをしながら、ランダエタを今度は完膚無きまでにたたいてもらいたい。なにせハンバーガーを食べながらサインする余裕がある。
 ショーマンとして生きてどこが悪いねん。というならそれまで、好きにしなさい。ファンは去る。
 もう一つ言っとくと、亀田3兄弟程度の練習はアマチュアスポーツでもごく当たり前に行われている。もっと過酷かも知れない。とくに女性の美しさと技を要求される競技の練習と減量はすごい。もちろんチームゲームも。
 ショーアップされたなかでの派手なパフォーマンスはいらない。
 ごく普通の紳士の振る舞いのできる若者が、ひとたびリングに上がれば野獣となって相手を倒す。ノーサイドになっても「どんなもんじゃい」などと言わないことです。


亀田興毅 勝つんだろうか

2006年08月02日 06時26分52秒 | スポーツ
亀田興毅というボクサーほんとに勝つんだろうか。
デビュー当時から新しいタイプの日本人スポーツ選手が現れたと思って期待をしていましたが、勝つんだろうか。という疑問がぬぐえない。
これほど品性、知性を感じさせない、ガラの悪い、人間も少ない。
気になるのは父親もそれを容認していることだ。
こういう新人類というか、新日本人がヒーローになっていくことが怖い。
少しは人間的な成長があってもいいのではないかと思う。
どついて倒せばそれでよしでいいんだろうか。
スポーツという文化を大事にしたい。
具志堅用高の提言に少しは耳をかたむてもいいのではないか。
スポーツというのは相手と共同・協力し合って闘ってこそ価値がある。
試合前はまだノーサイドなのだ。

亀田、あまりに幼い。もう勝っても負けてもどっちでもよい。好きなようにしろ。