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三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

やまじきて なにやらゆかし

2009年03月28日 10時50分39秒 | Nature Photo



  やまじきて なにやらゆかし すみれぐさ

 ご存じ松尾芭蕉 野ざらし紀行。このときまだ41歳である。
 
 これはたちつぼすみれの一種のようだ。  

 すみれ、花言葉は 「慎み深さ」だそうである。


 春は良い。ブログのネタがいっぱい咲いている。
 できるだけその雰囲気を伝えたいと思うが、所詮自己満足の世界である。




山葵の花が

2009年03月09日 11時45分04秒 | Nature Photo




これは山葵です。
山葵の花が咲いています。
この大きさだと根っこは期待できない。刺身の薬味になるほどのものはない。
葉が美味しい。さっと湯を通して、しょうゆで和える。
もっと大きな葉だと、茎も一緒にしょうゆ漬けにしたものをご飯に混ぜ、おにぎりにして葉で包む。
めはり寿司の高菜の代わりに山葵の葉である。
これは美味しい。

なにより、この光沢のある葉、小さな白い花、は早春を感じさせ、なんとも美しい。

これからいろんな花がつぎつぎと咲く。
次第に春が深まって行く。


土筆

2009年03月07日 10時33分48秒 | Nature Photo




昨夜、つれあいがつくしのはかまをとっていた。え、もう、つくしかと思った。
気がつかなかったが、たくさん出ている。

   土筆煮て飯くふ夜の台所      正岡子規

   土筆煮て母子に不和のある筈なし  片桐てい女

   宵の雨しるや土筆の長みじか    闇 指



美味!秋は美味しい

2008年10月21日 20時26分40秒 | Nature Photo



秋の味覚。むかごの実です。
から揚げか、炒って塩をパラリ。絶妙のおつまみです。
晩酌を飲むことをやめてから食べていない。

根を掘ると山芋が出てくるんだろうけどたいへんな作業です。
炊き込みご飯にしよう。

先日の優曇華の華は大変な凶の兆しでありました。
洗い流すか、焼き捨てましょう。
株価は大暴落、阪神は負けるし、その他いろいろ。

秋は美味しいものがいっぱいある。凶から吉へ気持ちを切り替えて。





ほととぎす 咲く

2008年10月06日 20時06分05秒 | Nature Photo
  ほととぎす

赤塚不二夫:
鳴かぬなら それでいいのだ ホトトギス

というのもあるらしい。

有名な信長、秀吉、家康の名を冠した句。

   ほととぎす平安城を筋違に   与謝蕪村

   隆々と阿蘇は霧ぬぐほととぎす 林 翔

   紳将像なべて火を負ふほととぎす  望月たかし

などなどほととぎすの句はスケールが大きいようだ。
夏場の鳴く声はうるさいだけだけど。
とここまで鳥のほととぎすのこと。

季語は夏であるが、花は秋に咲く。

花はまずまず鄙びた感じでよろしい。好きです。


雨蛙 鳴く

2008年05月27日 21時27分10秒 | Nature Photo


     雨蛙芭蕉にのりてそよぎけり     其 角

     雨蛙鳴く日よ痛む膝の芯       水原 秋桜子

     手にのせて冷たきものや雨蛙     太田 鴻村

 雨蛙が鳴く、膝が痛む。わかるなあ。という人は年、私は膝なんか痛くない。
 これは芭蕉ではなく柿の木。


Photo 虎耳草 

2008年05月25日 21時15分47秒 | Nature Photo



これはなんの花かわかりますか。
虎耳草、鴨足草とも書くそうです(『俳句歳時記』明治書院)。
雪ノ下です。
わずか1.5㎝~2㎝ぐらいの世界です。
レオタードを穿いたプリマドンナ、という風には見えませんか。

この花大好きです。
春先、葉っぱは天ぷらにすると食べられます。
こんなものどこが美味いねん。という人と美味しいという人がいます。
私は食べるのも大好き。


白い野バラを

2008年05月11日 09時00分15秒 | Nature Photo



Heidenröslein (Johann Wolfgang von Goethe)

Sah ein Knab’ ein Röslein stehn,
Röslein auf der Heiden,
War so jung und morgenschön,
Lief er schnell, es nah zu sehn,
Sah’s mit vielen Freuden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.

ゲーテの詩です。

曲はいろんな人がつけているようです。
シューベルトの曲が有名です。
中学校の合唱部の時に習って今でも歌えます。
ご希望があれば聞かせてあげますよ。

この花は野イバラ、ロサ・ムルチフローラというもののようです。
野バラの仲間はたくさんあるようですが、これはほんとに素敵な花です。
花の大きさは3~4㎝ぐらい。秋には赤い実がつきます。食べられません。


蝸牛角上に何事をか争う

2008年05月09日 16時53分30秒 | Nature Photo



でんでんむしむしカタツムリ
お前の頭はどこにある
角だせやりだせ
目玉出せ

だったかな。
蝸牛角上に何事をか争う
なんてね。
泰然としてます。

この貝殻が徐々に退化した種がナメクジとなる。
貝殻がついてるとかわいいのに、
ないと嫌われる。私もナメクジは大嫌いです。椎茸を食い散らすのです。

カタツムリ最近あまり見たことないでしょう。
枇杷の葉にとまっていました。