平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3300 クマの困りごと

2024-05-25 11:18:11 | 日記

ここに来て、クマによる人身被害が増え出した。

冬眠から目覚めたクマは、食べ物探しに、人間との境界線を越えて、やってくる、人間も、クマの大好物「曲がり竹」

や山菜などを求めて、クマの居住地に入り、悲劇が起きる。

人身被害を防ぐために、政府や地方自治体は、捕獲などにおカネを使う、AIを使って、「正確なクマ出没予報」を

と、対応に、おおわらわです。

クマにとっては、今頃は、子育ての真っ最中、食べ物が無ければ、子どもを育てられないので、必死なのです。

好き好んで、人を襲っているのではない、と思います。

気候変動などの影響か、クマの生息地での、木の実が不作になると、人里に、食べ物を求めて、やって来ざるを得ないようです。

人里には、美味しい食べ物が、いっぱいあることを知ってしまったクマが、子連れで、食べ物を探しに来ていて、

人間と出会い、人間もビックリですが、クマもビックリ、子連れのクマだと、子どもを守らなければ、と、凶暴になるようです。

クマと言えば、「イチゴ離れ」のクマさんと、人間の優しいお話しを思い出します。

桜樺細工で有名な岩手の集落では、7月初旬、桜の木の皮を採りに行くと、熊の親子に会うことがある

ようです。母親が小熊に、この頃実る野イチゴを食べさせに来て、小熊が一心不乱に野イチゴを食べている

間に、母熊はそっと離れ、永遠の別れをする、というのです。

「これからは、自分の力で生きていきなさい」と、甘い野イチゴが、母子を断ち切り、自立を促すための、

母からの最期のギフト、なのだそうです。

厳しい自然界の営みに、人の世にも通ずる親子の情愛を感じ、村人は「いちご離れ」と呼ぶようになった。

「いちご離れ」には、熊の親子を見守る村人の暖かいまなざしと、自然への敬意が込められている。

と、何年か前の新聞のコラムで、俳人「黛まどか」さんが、お話しされていらっしゃいました。

何とか、人間の困りごとと、クマの困りごとが、折り合える、平和共存ができるようになるといいなあと、

思わずには、いられません

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クラーク博士提唱の第1回運動会を開催[学校運動会の初め](1878)▲日清戦争後、台湾が独立を宣言(1895)
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