平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3278 憲法9条、世界平和の決め手

2024-05-03 10:20:37 | 日記

今日は、憲法記念日。主権在民、平和主義、基本的人権の尊重、を掲げる日本国憲法が施行されて77年。
ロシアのウクライナ侵略戦争、イスラエルのパレスチナガサ地区侵攻、北朝鮮の核・ミサイル開発、中国の台湾侵攻懸念、など、世界の平和がグラグラ揺れています。
日本岸田政権は、抑止力なんて言って、防衛予算を大幅に増やしています。
2017年に、安倍政権は、憲法違反の集団的自衛権を含む安保法を強引に成立させ、「同盟国・アメリカが攻撃されたら、日本が攻撃されたと同じ。だから、アメリカと一緒に戦うことが出来るのだ」ということにしたのです。
しかし、「国の交戦権は、これを認めない」という憲法9条があり、防衛のためと言えども、戦争は出来ないのです。憲法9条を変えたがっていた、安倍元総理が亡くなり、また、安倍派の裏カネ作り騒動で、憲法改正議論は、いったん水面下に沈んでいますが、安倍政権を踏襲している岸田政権、与党自民党は、憲法改悪に執念を燃やし続けています。
 憲法9条
  「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力に
  よる威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2 前項の目的を達するため、陸空海軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
   これを認めない。」
中国や北朝鮮が、かつての日本帝国が日中侵略戦争、太平洋戦争を起こした「真珠湾奇襲」のように、日本を
侵略してくることを想定して、自衛のため戦うことが必要というのです。
岸田政権・与党自民党は、「やられっぱなし」が気に食わない、という国民感情を煽って、軍事予算を膨張させているのです。
確かに、尖閣・竹島など国境線問題で、『自衛』の難しさに直面している現実論が、幅をきかせていますが、
攻めて来たから「応戦」する、と言うのでは、戦争は無くならない。
やられたらやり返す、そんな泥沼戦で平和を達成できる筈がないのです。
日本の憲法9条は、世界平和の決め手です。
世界の全ての国が、憲法9条を掲げたら、少なくとも、「国と国の戦争は無くなる」のです。
憲法9条を掲げている日本だからこそ、常任理事国始め、全世界の国々に、憲法9条を掲げるように、心を込めて、説得できるのです。現実論に振り回され、軍拡狂騒に巻き込まれている場合ではないのです。


5月3日「今日は何の日カレンダー」より 憲法記念日、博多どんたく(~4・福岡市)、KOBEメリケンフェ
スタ(神戸市)、横浜開港記念みなと祭国際仮装行列 (横浜市)、ひろしまフラワーフェスティバル (~5・広島)
▲後醍醐天皇、徳政令を発布(1334)▲江戸幕府、糸割符法を開始(1604)▲土方歳三が五稜郭に戻る(1869)
▲東京気象学会設立(1882)▲大阪初の地下鉄、梅田~心斎橋間開通(1933)▲「風と共に去りぬ」ピューリッツ
アー賞に(1937)▲極東国際軍事裁判(東京裁判)開廷(1946)▲日本国憲法施行(1947)▲常磐線三河島駅で脱線・
衝突。死者160人(1962)▲三重県の鈴鹿サーキットで第1回日本グランプリ自動車レース大会開催(1963)
▲プロ野球巨人軍の王貞治選手が対阪神戦で史上初の1試合4打席連続本塁打を放つ(1964)▲17歳の少年が
西鉄バス乗っ取り(バスジャック)事件。2人刺殺。1人刺され重傷。(2000)▲トンガ地震(2006)▲ハワイのキラウエア火山噴火(2018)