1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

太陽神?火山神?

2011-02-02 11:50:29 | 雑談の記録
昨日は、「太陽」について少し書いたけど、「太陽」の活動変化による気候変動なんてのは実は甘っちょろい話し。

九州南部に位置する霧島連山の新萌岳じゃなかった新燃岳が噴火してますが、この霧島連山の噴火によって始まる破局噴火が現代に起こったらどうなるかという近未来シミュレーション小説があります。

「死都日本」

じゃぁ、破局噴火とは?

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
破局噴火(はきょくふんか 英語: Ultra Plinian)とは、地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる[1]。大規模なカルデラの形成を伴うことからカルデラ破局噴火と呼ぶ場合もある。また、そのような噴火をする超巨大火山をスーパーボルケーノ(英語)とも呼ぶ。

語源
「破局噴火」という言葉が最初に登場したのは、石黒耀が2002年に発表した小説『死都日本』である。作中では、南九州の加久藤カルデラが約30万年ぶりの超巨大噴火を起こし、特別番組に出演した火山学者がそれを「破局“的”噴火」と表現した。しかしアナウンサーが「破局噴火」と言い間違えて連呼したことによりそのまま定着し、日本国内のみならず海外においても「国や文明が滅びるほどの大噴火」を Hakyokufunka と呼ぶようになったとされている。
『死都日本』は現実世界の火山学者からも超巨大噴火をリアリティーを持って描いた作品と評価され、「破局噴火」は作中用語を越えて、実際に起きた(そして将来起きるであろう)そのような噴火を表す言葉として使われるようになった[2]。

メカニズム
地下数kmにあるマグマ溜まりには強力な地圧がかかっており、それが様々なガスをマグマの中に封じ込めている状態となっている。なんらかの原因でその地圧が急激に取り除かれた場合、珪長質マグマは発泡し大量のガスを噴出し、マグマ溜まり自体が爆発して地殻を吹き飛ばす大噴火となる。通常の噴火と異なり、噴火の破壊力は壊滅的な威力となり、火砕流も放射状360度の方向に流走し広大な面積を覆う。半径数十kmの範囲で生物が死滅するばかりでなく、その大量の噴出物で地球の気温が下がったり、種族の絶滅の原因になることもある。爆発の後は、地表は大きく陥没しカルデラが形成される[3]。破局噴火を起こすマグマ溜まりは扁平な形で存在することが多く、噴火せずに地下で固結した珪長質火成岩体の形状が扁平であるという最近の地質学的知見も、それを裏付けている[4][5]。

日本における破局噴火
日本では7000年 - 1万年に1回程度の頻度で、破局噴火が起きている。鬼界カルデラが生まれた噴火を最後に、ここ7300年日本では破局噴火は起きていない[7]。
・穂高岳では170 - 180万年前に破局噴火が起こり、1914年(大正3年)の桜島噴火の10倍、雲仙普賢岳の噴火の2000倍の火砕流が流れた。
・首都圏近郊の事例としては、5万2000年前に箱根カルデラの噴火で、西は富士川から東は現在の横浜市郊外にまで火砕流で覆われた。
・7300年前に鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)で起きた巨大噴火が、当時の南九州で栄えていた縄文文化を壊滅させたことは、考古学上よく知られている[8]。東北地方や朝鮮半島でも赤橙色を帯びた“アカホヤ”と呼ばれる火山砕屑物が見つかっており、極めて規模の大きな破局噴火であったとされる。火砕流は半径100kmの範囲に広がり、大分県でも50cmもの厚みのある火山灰層が観察される。
コメント
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