久々の三連チャンで肝臓だけでなく財政的負担も大きくなった週末だったけど、体力的な負担も増大していたみたいだった。
昨日は、前日のアルコールを少し残したような状態で、中山間地域での急傾斜面調査ってことで、藪漕ぎ(ヤブコギ:蚊に刺されながら、蔦に足を取られながら、イバラの棘に刺さりながら、蝮に怯えながら、猪に怯えながらクソヤブの中を行ったり来たりする行為)をやんなくっちゃいけなかったワケだけど、午前中は足のもつれがヒドクって、ケガだけはしないようにって細心の注意が必要だった。
予定の調査はなんとか終了できて、夕方には熊本に戻ってこれたんだけど、あいにく月曜ってことで帰ったらリョー坊との練習だった。
S小グランドに到着したのは7時15分。
ランニング、体操、アップメニュー、これがボクにとっては一番キツイ。
だけど、自分をムチ打つ為に言い放った一言が余計だった(実は、その余計な一言は、こないだ見たMSDオヤジのオヤジとは思えない軽快なフィールディングに影響されたものだったりするのだ)。ま、そんなことはどうでもいいんだけど、「全部、マジメにやるぞ」の余計な一言が、リョー坊の闘争心に火をつけたみたいだった。
アップ時は終始無言で、ボクにゼッタイ負けないようにと、ダッシュのスタート時でさえ無言なのである。
だからボクは遅れてスタートを切るんだけど、無惨に負ける訳にはいかないから全力で走らざるを得ない。
そんなこんなで、約30分、ボクにとっては地獄のアップだった。汗で緑色の帽子が深緑になった。
子供に負けちゃイカンっていろんなオヤジに言われるけど、ハッキシ言って、ボクの場合はいつも完敗状態なのである。そんな悔しいやら嬉しいやら複雑な思いを胸に、ゼーハーゼーハー息を切らしながら、「次はキャッチボールだな」なぁんて強がって言ってしまうのである。
1球目、キレイに回転がかかったボールが来た。
それが3球続いた。
先週だったか、輪っかボールを使ってキレイな回転のかかったボールを投げる練習をやったけど、そんときはうまくできなかったんだ。
たぶん、自分で練習していたのだと思う。
ところがフォームはグチャグチャになってた。先週は何かと忙しくリトルの練習もロクに見ていなかったし、キャッチボールもしていなかったことを思いだした。
「もうヨカ、もうヨカ、前んごてフツーに投げてん(もういい、もういい、前みたいに普通に投げてごらん)」
フツーに投げられなくなっていた。
グラブにボール入れたまま、ボクにこっちに来いのサイン。
ただごとじゃないと思ったボクはリョー坊に駆け寄った。
「・・・おとーさん、きつい」顔色が悪かった。
「吐きそう?、ムカムカ?」
とりあえず、水道のあるところに連れて行って頭から水を掛けて、そのあとベンチで休憩させた。
帰りたいとは言わないので、その間、ボクはいつも来ているジイさんとキャッチボールをして時間を潰した。
しばらくして、ベンチに戻ると、顔色が良くなっていた。
帰れる程度に回復したかなと思ったボクは、「もう帰ろうか」と言った。
リョー坊は激しく首を横に振った。
いつも来ている年配のオバチャンが「具合が悪いときは、ケガもしやすくなるけん、休んどいたほうがいいとよ」って優しく忠告してくれた。
「帰るバイ、疲れとっとぞ(帰ろう、疲れてるんだよ)」それはボクにも言えることだった。
「帰らん」リョー坊。
「じゃぁ、どぎゃんすっとや(じゃぁ、どうすんだよ)」ボク
「ノック」リョー坊。
オバチャンのあきれ顔が印象的だった。
昨日は、前日のアルコールを少し残したような状態で、中山間地域での急傾斜面調査ってことで、藪漕ぎ(ヤブコギ:蚊に刺されながら、蔦に足を取られながら、イバラの棘に刺さりながら、蝮に怯えながら、猪に怯えながらクソヤブの中を行ったり来たりする行為)をやんなくっちゃいけなかったワケだけど、午前中は足のもつれがヒドクって、ケガだけはしないようにって細心の注意が必要だった。
予定の調査はなんとか終了できて、夕方には熊本に戻ってこれたんだけど、あいにく月曜ってことで帰ったらリョー坊との練習だった。
S小グランドに到着したのは7時15分。
ランニング、体操、アップメニュー、これがボクにとっては一番キツイ。
だけど、自分をムチ打つ為に言い放った一言が余計だった(実は、その余計な一言は、こないだ見たMSDオヤジのオヤジとは思えない軽快なフィールディングに影響されたものだったりするのだ)。ま、そんなことはどうでもいいんだけど、「全部、マジメにやるぞ」の余計な一言が、リョー坊の闘争心に火をつけたみたいだった。
アップ時は終始無言で、ボクにゼッタイ負けないようにと、ダッシュのスタート時でさえ無言なのである。
だからボクは遅れてスタートを切るんだけど、無惨に負ける訳にはいかないから全力で走らざるを得ない。
そんなこんなで、約30分、ボクにとっては地獄のアップだった。汗で緑色の帽子が深緑になった。
子供に負けちゃイカンっていろんなオヤジに言われるけど、ハッキシ言って、ボクの場合はいつも完敗状態なのである。そんな悔しいやら嬉しいやら複雑な思いを胸に、ゼーハーゼーハー息を切らしながら、「次はキャッチボールだな」なぁんて強がって言ってしまうのである。
1球目、キレイに回転がかかったボールが来た。
それが3球続いた。
先週だったか、輪っかボールを使ってキレイな回転のかかったボールを投げる練習をやったけど、そんときはうまくできなかったんだ。
たぶん、自分で練習していたのだと思う。
ところがフォームはグチャグチャになってた。先週は何かと忙しくリトルの練習もロクに見ていなかったし、キャッチボールもしていなかったことを思いだした。
「もうヨカ、もうヨカ、前んごてフツーに投げてん(もういい、もういい、前みたいに普通に投げてごらん)」
フツーに投げられなくなっていた。
グラブにボール入れたまま、ボクにこっちに来いのサイン。
ただごとじゃないと思ったボクはリョー坊に駆け寄った。
「・・・おとーさん、きつい」顔色が悪かった。
「吐きそう?、ムカムカ?」
とりあえず、水道のあるところに連れて行って頭から水を掛けて、そのあとベンチで休憩させた。
帰りたいとは言わないので、その間、ボクはいつも来ているジイさんとキャッチボールをして時間を潰した。
しばらくして、ベンチに戻ると、顔色が良くなっていた。
帰れる程度に回復したかなと思ったボクは、「もう帰ろうか」と言った。
リョー坊は激しく首を横に振った。
いつも来ている年配のオバチャンが「具合が悪いときは、ケガもしやすくなるけん、休んどいたほうがいいとよ」って優しく忠告してくれた。
「帰るバイ、疲れとっとぞ(帰ろう、疲れてるんだよ)」それはボクにも言えることだった。
「帰らん」リョー坊。
「じゃぁ、どぎゃんすっとや(じゃぁ、どうすんだよ)」ボク
「ノック」リョー坊。
オバチャンのあきれ顔が印象的だった。
将来が楽しみですねd(^-^)!
びびっとったもん