1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

ジンクス

2010-07-25 18:34:02 | ライブの記録
準決勝戦をネット裏からお一人様で観戦した。

試合開始の1時間半前にいつものところに座った。

試合が始まる前までのアップの様子はツイッターに少し書いたけど、その中には躊躇があって書かなかったことを記録しとこうと思う。

ベンチ入りが早かったのは熊工。
選手は道具整理を終えるとベンチ前に並び一礼。そして、芝生エリアでストレッチが始まった。

しばらくして八代東がベンチ入り。
道具整理が終わり一礼、そして選手達は外野へ向かうと整列してランニング前の歩行を始めた。そのレフト側外野を広く一周した歩行は足並みが揃っていて、それがボク的には一番印象的だった。
歩行が合う、足並みが揃っているということは、呼吸が合っているということ、気持ちが合っているということ、つまり、ザクッと言ってしまえば、気持ちが一つにまとまっているということ。

八代東のランニングが終わり、ビニールシートの上で入念なストレッチが始まった頃、熊工の歩行が始まった。足並みは揃っていなかった。

そういう違いが試合を支配するとは思っていなけど、一戦必勝、負けたら終わりという場面では結構大事なことだと個人的には思っている。

試合開始早々に熊工は1点を奪われるけど、それは内野の連携ミスが発端(他にも内野にミスがあったけど、「勝負のアヤは内野守備にあり」と愚息が指摘したとおりだったからちょっとビックリ)。
確かに、今日の月田君は調子が良くなかったように見えた。2回の投球中に、二球続けてスッポ抜けを放ったのを見て、こりゃヤバイことになると思った。左腕を軽く振る仕草も気になった。
心中覚悟が、野手に吉と出るか凶とでるか・・・・そんなことを思ってしまった。

残念ながら熊工野手陣のバッティングは・・・・。
悔いの残らない己のバッティングをしようという気負いがあったのか。
春の大会やNHK旗で見せてくれた逆方向を徹底的に意識したシャープなバッティングは鳴りを潜め、フライが上がるばかり。・・・・それとも、意識しすぎだったのか・・・。
業を煮やした年配の高校野球ファンが叫んだ。
「転がさんかいっ!」

回を追うごとに熊工選手は固くなり、そして5回に不運が襲いかかる。

ライナーが月田投手の左膝を直撃。
マウンドに跪いた月田君は、控え選手に背負われてマウンドを降りた。

球場の熱が逃げていった。

再び、月田投手はマウンドに上がったけど、投球後は歩くのも精一杯の様子。

これ以上はボクも辛くなるから書けない。

だけど、八代東は鍛えられていた、ホントに。
自分達の野球を信じているという姿勢を強く感じた。

決勝は、スター軍団の九州学院との対戦。
2007年は同カードで八代東に軍配。

しかし、NHK旗のジンクスというのは・・・・。

いやいや、準決勝戦で応援団の団旗が破れたというのが・・・・。
コメント
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