迷歩録 備えあれば患いなし

　　　雷や　　目覚めを誘う　　太鼓かな　　夕立ならず　　朝立ちの雨


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ</spなるころ

　　　<span style="font-size:18px;">　　ようやく暗闇が薄暗く、突然の雷の音、激しく轟いたその後、今度は突然の

　　　　土砂降りの雨音、その音で目覚めてしまった今朝の朝、目覚めてしばらくすると

　　　　先ほどの出来事は嘘のように静まり返り、今年初の蝉の声まで聞こえてきた。

　　　　　夜明けの出来事、夕方の土砂降りは夕立ちとして有名だが、朝からの土砂降り

　　　　は珍しい、朝立ちというのはあるのにはあるらしい、広辞苑にも掲載されている。

　　　　朝立ちの目覚め、南九州は漸く梅雨明けとなったが、これから本格的な台風シーズン

　　　　こちらの方がさらに災害を起こす可能性がつよくなる。今年の台風はどうなることや

　　　　ら、戦々恐々として夏場を迎える。今日の朝の雷はそのシーズンが来たことへの、お

　　　　知らせ太鼓、前触れという事であろう。

　　　　　備えを整えて、来るシーズンに備えたいものである。

　　　　備えあれば患いなしである。