迷歩録 投票行動

　　葉月朝　　薄雲の中　　青空や　　洋上進む　　台風の前


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　好天は一日で終わり、洋上の台風の影響で、今日の午後からまた雨との予報、何とも

　　　　大雨の年となる。午前中はどうにか農作業ができるようである。大雨にならないことを

　　　　祈りながら、午後に備えたいものである。

　　　　　備えと言えば、国のコロナに対する備えは如何なものであろうか。官僚が官僚なら、

　　　　政治家も政治家だという構造は一向に改善されない。そんな中にあって、総裁選の話題

　　　　づくりへとマスコミは進む。この国はどうなってしまったのであろうか。国民の安全と

　　　　安心を確保するという言葉が、口先だけという事を証明している。与党が与党なら野党

　　　　も野党である。この危機的な状況で選挙の事しかメッセージを発信できない政治とは如何

　　　　ものであろうか。この状況を招いたのは、国民の政治に対する関心のなさ、さらには私利

　　　　私欲的な選挙行動によるところが大きいのではないだろうか。

　　　　　国の方針、その方針を具体的進める予算、具体的な行動などを事細かにチェックしての

　　　　投票行動が必要であろう。気分的、感情的、情緒的、投票は傲慢な政治家を育てるだけ、

　　　　冷静に分析して、国の為国民の為、働く人への投票を心がけたいものである。