迷歩録 しるべ

　　うこんこう　　朝日を浴びて　　光けり　　鶯唄う　　高隈麓

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ

　　　　　　　春の晴天、暖かく上着を脱いで畑仕事、春というよりは初夏を感じさせる天気となってる

　　　　　　南九州である。コロナ肺炎ウイルス騒動で、オリンピックまでが開催が危ぶまれてきた。今

　　　　　　のグローバルな世界で経済成長優先の時代への警鐘とういえる。つまりしるべの見方を誤っ

　　　　　　ているのかもしれまいというウイルスからの知らせなのかもしれない。

　　　　　　　しるべとは道しるべ、知るべ、知識と変化する言葉、そのしるべがいかに大切かを教えて

　　　　　　くれる出来事でもある。

　　　　　　　人類は経験の中で多くの体験をして、しるべを作って来た、そのしるべを無視して歩き始

　　　　　　めた現代、新たなる経験が襲いかかってきている。それがコロナ肺炎ウイルスではないだろ

　　　　　　うか？

　　　　　　　オリンピックという国際的スポーツイベントが商業的に実行できない所に来ている。経済

　　　　　　のみだけでなく、人間が行うイベントとしての視点を取り戻すことを神は求めているのかも

　　　　　　しれない。

　　　　　　　いずれにしても早くに終息して、穏やかな日常が戻ってくる事を祈りたい。