東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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反抗期を乗り越える高校受験!~3~

2012-06-07 13:06:29 | 受験生さんへ

~前の記事の続きになります~

 

一気に書きすすめています。一気に書かないと文にまとまりが無くなってしまうので(^_^;)

 

さて、反抗期のお子さんを甘やかすのではなく、上手に自立へと促す・・・・

これは家庭環境や、性格もありますし、これが正解!これが全て!ではありませんので

御了承いただきたいのですが

 

まず、お子さんの「言い分」をじっくり聞きましょう

何に対する反抗なのか?をそこで間違えてしまうとねじれてしまいます。

こちらの「意見」を伝えましょう

強要するのではなく、「こう思っているんだよ」という思いを伝えるんです。

折り合いをつけましょう

お子さんの意見と親御さんの意見。お互いの妥協ラインを見つけてあげて

全てを受け入れるのでも、全てを拒否するのでもない所を模索します。

 

そして肝心なのは、「等価交換」です。

小学生さんの場合は、これはなかなか難しいので「ご褒美」という形になり易いですが

この歳になったらもう違うのだという事をお互いに理解しておくと良いですね。

ご褒美と等価交換の違いは“実際の物”にあるのではなく、

ご褒美は与える側の意志のみが専攻し一方的な要素が強いのですが

等価交換は双方の意志が折り合って初めて成立します。

自分の行いに対する付加価値をお子さん本人が意識する事が狙いです。

そうしていく事で、お互いの価値観が見えてきます。

自分の行動に対する価値観に親御さんは驚かれる事もあるかもしれません。

世の中これで出来ていますから、社会人になった時甘えた考えが原因で困る事も防げますね。

自分の意志や行動に付加価値が着いてくると反抗する事が損だと言う事がわかってきて

反抗ではなく、意志疎通や和解を模索するようになっていきます。

上位を目指すお子さんが一見反抗的ではなく冷静なのはこうした事を知っているからだと私は思います。

 

高校受験をただの受験と捉えるか、飛躍のチャンスと捉えるかで

成長も結果も大きく変わってきますね。

当教室の生徒さん達にはこうした成長を遂げる受験であって欲しいと願い

サポートさせていただいています。

3部に渡り書かせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。


反抗期を乗り越える高校受験!~2~

2012-06-07 12:31:09 | 受験生さんへ

~前の記事に続きます~

 

反抗期の親御さんがどう向き合うかについては・・・

中学3年生はもう、小さな子どもではありませんね。

先を案じて先導するのではなく、一歩下がって見守る位がちょうど良いのだと経験上思います。

よく此処でも使う言葉ですが、「小さな失敗経験は多いほうが良い」のです。

お子さんを守ろうとする気持ちが強すぎると、正常な成長を妨げる結果になってしまいます。

 

当教室の授業を見ていても、自立心が良い状態で育っている生徒さんは

発言も的確で活発です。

わからないものは「わからないです」「どうしてそうなるの?」「もう一度お願いします」「~~という考え方で合ってますか?」

そこにあるのは知ろうとする本人の意志ですね。

 

「勉強しなさいと言われるとやる気が無くなる」なんてボヤく生徒さんの言葉は

ある意味正しいです。

例えば・・・・

夏に向けて新しいサンダルが欲しくて買い物に行ったとします。

そこで、店員さんが「欲しくもないもの」や「ちょっといいな」っと思っていた物でも

強引に押してきたとしたら?

買う気もなくなるのが普通ですね。

または

「欲しいって言っていたから」と趣味に合わないサンダルをプレゼントされたらどうでしょう?

嬉しいですが、活躍する機会はすくないでしょうね。

自分の意志に反して「強要」されるのは誰にとっても嫌なものです。

自立心の成長に伴いこうした強要や多感傷は、もう控えていく時期が来たのだと言う事ですね。

しかし、一歩間違えればただの甘やかしにもなりかねませんので

具体的な考え方を次に書きたいと思います。

 

 

 


反抗期を乗り越える高校受験!

2012-06-07 03:05:49 | 受験生さんへ

ゆとり教育が始まって十余年

これからまた数年たって振り返った時、この時代の受験は異例だったと

思われるのかもしれません。

しかし、いつの時代もきっと

多かれ少なかれ、反抗期の影響はあったし、これからもあるでしょうね


反抗する対象や内容は家庭環境や生活環境によって

異なりますし、その程度も違うでしょう。

良き理解者が居るかいないかによっても大きく変わるものですね。

 

「受験生である皆さん」に理解してもらいたいのは

反抗と勉強は別物だという事・・・ なかなか難しいですか?

受験は孤独との戦い  受験は自立心の成長です

反抗期自体、自立心の成長の現れですね。

受験生になるまで、遊びも生活も勉強も全て守ってもらい、与えてもらってきました

誰しもが通る受験を受け入れられず、反抗だけをするのは

ただの甘えん坊、だだっこです。成長していない証拠です。

人生初の自分の意志を持って挑戦するのがこの受験です

入試当日は誰の力も借りられません。一人で挑むんです。

この意味が本当にわかっているのであれば、「勉強しなさい」と親御さんに言われずとも

自分の意志で取り組む事が出来るはず。

 

では「受験生の親御さん」は

この反抗期とどう向き合う事が賢明か?

長くなったので次の記事に続きます・・・・