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ザイフリボク
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アメリカザイフリボク
山でザイフリボク:采振り木(バラ科ザイフリボク属)が青い実をつけているのを見た数日後、ある公園でアメリカザイフルボクの実が赤く色づいているのに出会いました。
ザイフリボクは山地の斜面などに生える落葉小高木で、花が美しいので庭木や公園などに植えられたりします。花には白い線形の花弁が5個あり、これが多数集まった花穂を采配に見立ててこの名があり、また注連縄などに結わえる四手(紙垂)に見立ててシデザクラの名もあります。こちらの実は食べられるとは聞きませんが、仲間のアメリカザイフリボクは、ジューンベリーとも呼ばれ、6月ごろ黒紫色に熟す大きめの果実が食べられるので果樹として扱われています。
甘くクセのない果実は生食に適するパイやジャムの材料としても利用され、様々な薬効成分の研究も進んでいるといいます。
花、果実、紅葉を楽しむことができるアメリカザイフリボクは我が国でも公園などで人気上昇中のようです。
たわわに生ったジューンベリーを一つだけ失敬した口に含みました。なかなかいける味でした。