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比婆道後帝釈国定公園の我妻山(1239m)の山腹のあちこちに、何の花かと見まがうくらい赤い実をびっしりつけていたのがマユミ:真弓(ニシキギ科ニシキギ属)です。
雌雄異株で、我が家の庭にある雌株は、近所に雄株がないためか、毎年心細いほどまばらにしか実をつけないの見ているだけに、同じ木とは思えないほど実のつき方でした。
日本各地の山野に普通にはえる小高木で、小枝は緑色ときに黄褐色をおび、老幹には深い裂け目がはいります。
果実は果で直径1cmほどの倒三角形で、4個の核があり、10~11月に淡紅色に熟して、4裂して橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだします。
和名は、昔この材で弓を作ったことに由来します。