日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第142回例会(平成27年6月18日)

2015年10月17日 | 例会報告

◇先生の講話

○平仮名(さ行):平仮名は、漢字と違い丸みをもたせる。

 :2画から収筆へは筆をつけたまま書く

 :2画を撥ね、上へ行って戻ってから3画目を下ろし、収筆をまとめる。

○ 氵、彳、糸、土、廴、ヘンの基本

 ・さんずい:1~3画を直線状にしない、丸みを持たせ、また1画~2画の間隔は2画~3画より短く。

 ・ぎょうにんべん:1画左払いは短く2画左払いは長く末広

 ・いとへん:左右対称ではなく左長く右短い

 ・つちへん:「地」などの字は横長になる

  ・炯 烟 煙 :異体字
(標準の字体と同じ意味・発音だが表記に差異がある文字)

 ・くさかんむり:中国では右上がり。日本では左右が下げることが多い。

◇作品展について

・既に先生に作品展用文言を提出している方は、本日先生よりお手本が配布された。他の方は、本日先生に文言を提出しお手本をお願いした。併せて荻野会長にも文言を提出する。

◇実技指導

・先生の体調に配慮して、引き続きご自宅での添削にて後日郵送して頂くことにした。

(出席者11名)、(田中 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第141回例会(平成27年6月4日)

2015年10月17日 | 例会報告

◇先生の講話

○代表的な古典の書作者(篆、隷、楷、行、草)について(要勉強)

・石鼓文・・・・篆書。明・殷・宋の時代

・曹全碑・・・・隷書

・九成宮・・・・楷書(明治以降の教科書の原典)
(欧陽詢)

・王羲之・・・・行草書

・本はあくまでも参考・・・・欧陽詢ならその字を模倣し続けることが重要

・臨書は形を真似る。形を真似してから自分の字に進む

○書聖誌六月号課題の留意点(規定漢字)

 炯 烟 ・お手本の書体に拘らず自分で字典を調べて書く

  ・先が細くなるのはNG、先が太くなるのがOK

   ・「ノ」で収筆で止め、次の「一」は筆を入れ直す

  ・先生から「三」の書き方が出来ていないと指摘

一番目の「一」は、入筆は軽く入れる。

二番目の「一」は、入筆は力を入れる

三番目の「一」は、入筆は力を入れる。字は上に湾曲させる。

 ・半切20字の文言は本と同じにするが、書体は楷・行・草いずれかで自分の字を書く  (墨の濃さ・かすれ、太い線・細い線、字の流れなど)

 ・師範は誰の字をもとに習ってきたのかを問われる。例えは王羲之や欧陽詢。

○作品展について

・初めて作品展を出品される方は、「色紙」で書く。色紙の表は白、裏は金粉

・作品展用の文言を次回例会までに考える。今回も先生がお手本を書いて下さる。

◇実技指導

本日は先生の体調に配慮して、ご自宅での添削にて後日郵送して頂くことになった。

(出席者 9名)(田中 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第140回(平成27年5月21日)

2015年10月16日 | 例会報告

◇先生の講話

①ひらがなの「か行」の書き方についての指導

②点画について 三の一番上の横線の書き方について。 軽くはいって力をいれずにすぐに横に動き、終筆も力をいれずに上に抜くだけにする。

③隷書 線の良さということ。蔵法で入筆、横線、終筆となるが、この横線をきれいに書くこと、すなわちにじんでも、かすれてもいけない。

④その他 臨書 原文その通りに書くこと。参考にして自分で工夫してはいけない。
     行書、草書 ゆっくり同じ速さでかくこと

◇実技指導

 都合により実技指導は行わず、課題作品の提出のみ。

(出席者11名)(三田 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第139回(平成27年5月7日)

2015年10月16日 | 例会報告

◇先生の講話

 ①漢字には、篆書、隷書、楷書、行書、草書がある。好きな文字を選んで、自分で調べて、5体字全て書けるよう練習すること。

 ②結構について 文字にはそれぞれの形があり、結構とはその形の中にもじを入れること。 例として、右、左、木偏

 ③隷書 ・1文字に1か所ハタクがはいること・横長の字であること・蔵法入筆であること、3つの基本を踏まえて、自分で本を買い、練習すること。

 ④「書聖」の勉強方法

・5段以上 条幅20文字、2行を、隷書、楷書、行書、草書のいずれかで書くこと。臨書 今月の課題は、宋の黄山谷の書であるが、その特徴をよくとらえて書くこと。

・3段以上 曹全碑を臨書すること、もしくは「書聖」誌の四体参考―隷書を書くこと。

・3段未満 半紙の書き方(楷書、行書、草書)をしっかり身につけること。たとえば、墨、かすれ等。

◇実技指導

 各人の課題作品について、添削指導が行われた。

(出席者 11名)(三田 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第138回(平成27年4月16日)

2015年10月16日 | 例会報告

◇ひらがなの指導

本日は、「あ行」について、指導が行われた。

◇指導方法について

①級のひと
線の引き方(起筆、運筆、終筆)、筆順、字の形についてよく学ぶこと

②手本の物まねは、3段未満まで。

③隷書は4段以上。自分で勉強方法を考え実践すること。

師範」とは他人を教える側に立つこと、相応の精進、努力が必要ということ。

◇実技指導

 各人の課題作品について、添削指導が行われた。

(出席者10名)(三田 記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする