ここのところ、めっきり寒くなってきましたね
週間天気予報見ても、この先ずーっとっぽいし
を伴うなんて聞くと、いよいよ
が降ってくるかな~?
なんてこと考えると、憂鬱な気分になります。
ニュースなんかで、スカッと晴れている地域が映し出されると、うらめしくなります。
なんでも他県から新潟に転勤になった方、その家族は、冬が来ると
うつ症状になる方が多いんだとか・・・わかります。
何十年も住んでても、嫌ですもん。冬
世の中の景気がいい頃は、それなりに冬も楽しかったですけどね~。
(またそこかい・・・)
話は変りますが、昨日、びっくりするニュースがありました。
あの 『悠香の茶のしずく』 (某有名女優さんがCMしてるお茶石鹸ですね)
を使用して、アレルギー症状が出た方が大勢いて
その中でも、重篤な症状の方が60人以上もいたというニュース。
私たち、化粧品を扱っている者からすると、とても怖ろしいニュースでした
そのアレルギーを起こした成分というのが、『小麦由来』 の成分ということで
小麦アレルギーというのは聞いたことはありますが
小麦アレルギーでなかった方も、その石鹸を使用してから、小麦アレルギーになってしまい
それから小麦の入っている食品も、食べられなくなったのだとか・・・。
ショック かわいそう・・・
今、化粧品選びも難しくなっていますよね。
もちろん製造する側が、安全面においては、最大の配慮をして
数々の試験、実験を重ねて、これで世の中に出しても大丈夫となったところで
製品化されるのでしょうが、消費者としては、信じきっているわけですよね。
「売っているのだから、安全じゃないわけがない。」って。
でも実際は、そうとも言い切れなくて、数々ある成分の中には
自分の体質に合わない。アレルギー症状が出てしまうという成分もあると思うのです。
実は化粧品の成分って、平成13年から大きく変っているのです。
それまでは、厚生労働省の制度によって、使用できる成分とその配合量が決まっていて
その成分基準に基づいて、日本の化粧品は商品化されていました。
でも平成13年、規制緩和があり、その制度は廃止され、企業の自己責任において
製造、輸入することが可能となり、今まで許可の下りていなかった成分配合の化粧品
外資系化粧品なども市販されることになったのです
それまでは、使用できる化粧品原料は、2,900種類だったのが
9,000種類にまで増えました。(今はもっと多いかも?)
そして、それまで厚生労働省が指定する 『アレルギーを起こす恐れのある成分』 を
製品に表示するようになっていましたが、平成13年からすべての成分の表示が義務付けされ
化粧品の箱、ビンにはものすごい数の成分が書かれています。
「どんなものが入っているのか、わかるからいい。」 なんて人はそうそういないと思います
あんなにたくさんの成分、ひとつひとつわかるわけないじゃないですかね~
どれがいいもので、どれがアレルギーを起こす恐れがあるのかなんてわからないですよ
まあ、その気があれば、ひとつひとつネットで調べることもできるとは思いますが
気の遠くなる作業ですよね
何かあったときの、厚生労働省の言い逃れのような気がします。
「箱の裏にかいてあったでしょ!」 ってね。
以前のように、表示指定成分だけ書いてあれば、わかりやすいですけどね。
私たち化粧品を売る側も、今まで以上に勉強しないと・・・
いつまでたっても勉強ですね
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