暫く前から朝にウグイスの啼き声で目覚めるようになった。
彼らも上手く啼くには練習が必要なようで、初めはどこか
不自然な感じで啼いていたのが日に日に上達して、この
ところは上手に啼いているのが聞き取れる。
沈丁花の匂いが香っていると思ったら木蓮の花が咲き出
した。
梅は今日の暖かさで既に花吹雪を散らしていた。
暖冬であったので季節が早く進むという感じではあまりな
いのだが、感覚としては2週間くらい季節が早いか。
近所の駐輪場に駐車してあるスクーターのシートの上で、
陽に当たり気持ちよさそうに寝ているノラ猫を見つける。
起こさないようにそーっと近づき、猫の背中をチョンチョンと
突付いてみる。
暖かさでかなり深い眠りについていたのか、背中の皮膚
をピクピク動かすだけで目覚めない。
もう一度突付いてみると、さすがに今度は変だと思ったの
か、ハッと寝覚め、見知らぬ人間がそこにいるのを認める
と飛び起きて安全圏まで走って逃げて行った。
毛を逆立て眼を真ん丸にして驚き私の様子を窺っている彼
の姿を見て、思わず声を上げて笑ってしまう。
警戒心の高いノラ猫でさえ我を忘れ寝入ってしまう春の日
である。
春にはこういう楽しみもある(笑)。
彼らも上手く啼くには練習が必要なようで、初めはどこか
不自然な感じで啼いていたのが日に日に上達して、この
ところは上手に啼いているのが聞き取れる。
沈丁花の匂いが香っていると思ったら木蓮の花が咲き出
した。
梅は今日の暖かさで既に花吹雪を散らしていた。
暖冬であったので季節が早く進むという感じではあまりな
いのだが、感覚としては2週間くらい季節が早いか。
近所の駐輪場に駐車してあるスクーターのシートの上で、
陽に当たり気持ちよさそうに寝ているノラ猫を見つける。
起こさないようにそーっと近づき、猫の背中をチョンチョンと
突付いてみる。
暖かさでかなり深い眠りについていたのか、背中の皮膚
をピクピク動かすだけで目覚めない。
もう一度突付いてみると、さすがに今度は変だと思ったの
か、ハッと寝覚め、見知らぬ人間がそこにいるのを認める
と飛び起きて安全圏まで走って逃げて行った。
毛を逆立て眼を真ん丸にして驚き私の様子を窺っている彼
の姿を見て、思わず声を上げて笑ってしまう。
警戒心の高いノラ猫でさえ我を忘れ寝入ってしまう春の日
である。
春にはこういう楽しみもある(笑)。