夏休みも今日で一週間、
小学生を抱えるご家庭の皆様は、
この間、どちらか行かれましたか。
延岡地域とは全く関係なく、
当市に一度も来られたことのない方で、
興味があってご覧になっておられる方は、
延岡が、ヘルストピアが、こういうところなんだ、
と想像を膨らませておられると思います。
そう、そういうところなんです。
(とそこのところはご想像にお任せします)
今更ではありますが、
初めての方に少々PR。
夏にトップシーズンを迎え、
健康レジャー施設としての機能を果たすべく、
小さなお子様からご年配の方まで
幅広くご利用になれる
「遊びながら健康づくり」のできる
第三セクター運営の
「全天候型屋内施設」でございます。
今年の夏休みは3連休でスタートし、
昨年よりはまずまずの入館者でしたが、
明けての平日の入りが低調。
「ややっ」と心配してまして、
同じ第三セクターで運営する
二つの施設を昨日、訪ねてきました。
ひょっとして流れている理由はここに?
とその原因を探るために。
当社よりも夏にトップシーズンを迎える、
海の施設「須美江家族旅行村」と、
環境省「快水浴場百選」に選ばれた風光明媚で
全国屈指の砂浜=北浦下阿蘇海岸をもつ道の駅北浦。
夏と言えば、そう「海」でしょう。
須美江は村長の代わりに女子職員が対応され、
「8月の前半は予約でいっぱいです。
お盆を過ぎては平日に余裕があります。
昨年よりも予約客が少ないような」と。
台付、オートキャンプ場も今一つの予約状況とか。
まず、予約の電話が例年より遅く、
キャンセルも例年より多いとのことでした。
7月の状況もそういう状態で、
「何か原因があるのでしょうかね」。
ただ、合宿のできる宿泊等は例年並みだそうで、
平日もそこそこの入りだそうです。
北浦はT支配人が応対され、
「海の利用者はどうですか」と唐突に質問。
「週末は多いですよ。しかし平日はご覧のとおりです」
と平日の昼間に家族連れの利用者が少ないこと、
やや嘆いていましたが、
「今年の傾向じゃないですか」。
「今から仕掛けたって間に合わないし、
週末にいくらか平日の分を取り戻し、
9月以降にまた挽回ですよ」と、
その言葉には余裕すら感じさせました。
そして、常に前向き。
それがT支配人の良いところでもありますが。
今年の傾向?
それは経済状況を物語っているようで、
「家庭のふところをも直撃している可能性も」
「それが影響しているのでは」とT支配人は分析。
ケビンの宿泊状況は例年並みで
相変わらず同所のケビンは人気があります。
あとは海を利用される若者や家族連れの
経済効果に期待。
海で泳ぐだけに終わらせません。
レストランの料理も
北浦ならではの魚介類メニューに人気が集まり、
しかも、新鮮で美味。
売店も水産加工品や農産物直売をはじめ、
オリジナルの塩、にがりは売店下にある
製塩所「塩田」(塩資料館)でつくられます。
カリウム、マグネシウム等、
天然ミネラル含有(92種類)。
ここまでくれば、
道の駅北浦のPRになってしまいます。
と言うわけで、この夏、
利用状況が少し微妙。
早いうちに当社も分析して、
対策を打っておく必要があるかも、
待て待て、今度の週末の様子を見て考えてみましょうか。