ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

海に流れてる?

2009年07月24日 | 第三セクター
  

  夏休みも今日で一週間、
小学生を抱えるご家庭の皆様は、
この間、どちらか行かれましたか。
延岡地域とは全く関係なく、
当市に一度も来られたことのない方で、
興味があってご覧になっておられる方は、
延岡が、ヘルストピアが、こういうところなんだ、
と想像を膨らませておられると思います。
そう、そういうところなんです。
(とそこのところはご想像にお任せします)

 今更ではありますが、
初めての方に少々PR。
夏にトップシーズンを迎え、
健康レジャー施設としての機能を果たすべく、
小さなお子様からご年配の方まで
幅広くご利用になれる
「遊びながら健康づくり」のできる
第三セクター運営の
「全天候型屋内施設」でございます。

 今年の夏休みは3連休でスタートし、
昨年よりはまずまずの入館者でしたが、
明けての平日の入りが低調。
「ややっ」と心配してまして、
同じ第三セクターで運営する
二つの施設を昨日、訪ねてきました。
ひょっとして流れている理由はここに?
とその原因を探るために。

 当社よりも夏にトップシーズンを迎える、
海の施設「須美江家族旅行村」と、
環境省「快水浴場百選」に選ばれた風光明媚で
全国屈指の砂浜=北浦下阿蘇海岸をもつ道の駅北浦。

  

 夏と言えば、そう「海」でしょう。
須美江は村長の代わりに女子職員が対応され、
「8月の前半は予約でいっぱいです。
お盆を過ぎては平日に余裕があります。
昨年よりも予約客が少ないような」と。
台付、オートキャンプ場も今一つの予約状況とか。

 まず、予約の電話が例年より遅く、
キャンセルも例年より多いとのことでした。
7月の状況もそういう状態で、
「何か原因があるのでしょうかね」。
ただ、合宿のできる宿泊等は例年並みだそうで、
平日もそこそこの入りだそうです。

 北浦はT支配人が応対され、
「海の利用者はどうですか」と唐突に質問。
「週末は多いですよ。しかし平日はご覧のとおりです」
と平日の昼間に家族連れの利用者が少ないこと、
やや嘆いていましたが、
「今年の傾向じゃないですか」。
「今から仕掛けたって間に合わないし、
週末にいくらか平日の分を取り戻し、
9月以降にまた挽回ですよ」と、
その言葉には余裕すら感じさせました。
そして、常に前向き。
それがT支配人の良いところでもありますが。

 

 今年の傾向?

 それは経済状況を物語っているようで、
「家庭のふところをも直撃している可能性も」
「それが影響しているのでは」とT支配人は分析。

 ケビンの宿泊状況は例年並みで
相変わらず同所のケビンは人気があります。
あとは海を利用される若者や家族連れの
経済効果に期待。
海で泳ぐだけに終わらせません。
レストランの料理も
北浦ならではの魚介類メニューに人気が集まり、
しかも、新鮮で美味。

 売店も水産加工品や農産物直売をはじめ、
オリジナルの塩、にがりは売店下にある
製塩所「塩田」(塩資料館)でつくられます。
カリウム、マグネシウム等、
天然ミネラル含有(92種類)。

 ここまでくれば、
道の駅北浦のPRになってしまいます。

 と言うわけで、この夏、
利用状況が少し微妙。
早いうちに当社も分析して、
対策を打っておく必要があるかも、
待て待て、今度の週末の様子を見て考えてみましょうか。