ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

元気になる講演会

2009年07月02日 | その他
  半信半疑で聴いていました。
胸の空く思いをしたのはいつ以来でしょう。
当社は今年度から倫理法人会に入会し、
毎日職場の教養を輪読、
個人、会社の在り方等、
姿勢を正していますが、
教本1日のを読むのと、
自らの体験談=失敗談やサクセスストリー等、
それらに行き着くまでの
生の声を聴くのとは訳が違います。
 
 素晴らしい昨夜の講演でした。
そして、「中村文昭」がどんな人物か
改めて知らされました。

 「早く来られた方は前から詰めて下さい」
黄色のスタッフジャンバーを着た青年らが
何度もそうやって案内しています。
前が空いていれば講師に対して失礼、
という話どころか、
満席になって立ち見ができ、
前から詰めて後ろを空ければ、
後から来た人たちも座れるから、
とそういった自信だったのかもしれません。

 開園19時。ほぼ満席。時間が過ぎると
立ち見は膨らみ、“超満席”状態でした。

 しかし、人が入るたびに気になることが一つ。
それは、大駐車場が満車であろうことです。
「きっとまたヘルストピアのお客様から
クレームが出てるんだろうな」。
ここでも会社のことが忘れられず、
講演の素晴らしさと駐車場の問題、
複雑な心境で聞き入っていました。

 ところが、講演が始まると、
その時は駐車場の件は片隅に置いて、
中村氏の一言一句に“魅せられ”、
2時間20分、中村氏の話に没頭。

 矢継ぎ早に飛び出す歯切れの良い言葉は、
体験談を基にしたものだけに
次にどんな展開が待っているか、
想像力を高めながら時には笑い、
時には悲しい話にテンションを下げながら、
時間の過ぎるのを忘れて聞き入ってしまいました。

 中学時代の“波乱”、高校時代の“悪”の時代。
18歳上京して師と仰ぐ人との出会いで大きな転機を迎え、
今の人生を確立したと言っても過言ではなく、
「常識を越えるのは情熱しかない」
「仕事にせよ何にせよ、何をするかではなく、
何のためにやるのか、その意識を持って取り組め」
「何年たっても色あせない人間力を培え」
=(社会に出て人が人を引き付ける魅力を持て)

 等等、苦労人の言葉は“重かった”反面、
数々の失敗談から今に至るまでに
「4つの行動哲学」を身に付けた、
その行動力に頭が下がります。
決して、NOとは言わず(言えない)、
すぐに返事をし、
予測以上の仕事をして、
出来ない言い訳をせず、後回しにしない。

 数々の言葉に感銘を受け、
まさに講演のタイトルにもあったように
「みるみる元気がわいてくる」気持ちになりました。
講演後、会場を出る聴講者の姿はどこか晴れやか。
「元気と勇気」を授かったようで、
明日への活力源にした者も多かったに違いありません。

 大変勉強になりました。
会社でもそれらの話を生かして
取り組んでいきたいと思います。

 実行委員の皆様お疲れ様でした。