Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

母栖山にヒカゲツツジを見に行きました。

2018-04-10 | 日記
母栖山に、ヒカゲツツジを見に行きました。

道中たくさんのミツバツツジが咲き誇り、山を彩っています。


50名山の登山口の近くの路肩に駐車して、9時15分スタートです。


山すそを巻くようにしばらく歩いて、広い尾根を登ります。
木々の芽吹きが始まっていて、吹く風はさわやか、日差しは暖か。(昨日の寒さが嘘のよう…)


30分ほどで、鉄塔のある広い展望所です。揖保川流域から、北の山並み、うっすらと氷ノ山まで見えました。


ここから植林のなかを、何度かアップダウンします。
きょろきょろすると、結構花が咲いていました。

今年よく見かける…


クロモジ。


最後に急な登りがあって、ひょっこり母栖山の頂上に到着。10時20分。


展望は全くありません。
お目当てのヒカゲツツジは、この先の崖っぷちに咲いています。

シキミの花。


20分ほどで、金鉱跡(崖っぷち)に到着。
間に合ってよかった。(^O^)




おまけの蕾。


目の前には断崖絶壁の坑道跡。


ここでゆっくりお茶休憩して、母栖山に戻りました。

山頂から、北に急な倒木帯を下って、関電実験センター跡地をぐるりと取り囲むコースを歩きます。

ピークごとに関電の鉄塔が立っていて、眺めもいいです。



最初の鉄塔のすこし奥から、以前から気になっていた尾根を歩いて、四等三角点安黒に行ってみました。

登山道ではないので、倒木で散らかっていますが、歩きやすくて、12時15分、点名安黒。
馬酔木に囲まれた新しい三角点がありました。


少し戻って、眺めのいい広場で、お昼休憩。

今日は本当にお天気が良くて暖か、黄砂もあまり飛んでいないのか、この季節としては、展望もまずまず。

ピークごとに展望を楽しめました。

実験センター。


上の山(点名島田)の手前の鉄塔から。


上の山からは、歩きやすい巡視路であっという間に実験センターに下山できました。

ソメイヨシノや、枝垂桜が満開です。


実験センターから車道を歩いて、14時15分駐車地到着。

ヒカゲツツジだけでなく、いろいろなお花を見ながら、暖かな日差しの中、楽しく歩きました。


  

一山から阿舎利山

2018-04-08 | 日記
今日のコースの見所は、一山の展望と、阿舎利山のブナでしたが、なかなか思うようにはいきません。

一宮町三方から、阿舎利集落まで、集落のはずれの二ツ橋に駐車して、8時25分、スタート。

まずは、一山を目指します。

50名山コースを歩きましたが、途中で、コースを外れて尾根を歩いてみました。


歩きやすい尾根でしたが、最後が灌木と馬酔木と茨の藪で、通り抜けるのが大変でした。
素直に、50名山コースを歩くべきでした…

9時20分、作業道登山口。


ススキと昨日降った雪で、登山道が分かりにくいです。

途中で振り返ると、雪化粧した藤無山と♡。


寒い風に吹かれながら、山頂を目指します。

北方向は、吹雪いているのか、ほとんど展望はありません。

9時50分、一山頂上。


遠くはあまり見えませんが、目の前に次向かう阿舎利山。どこまで剥げていくのでしょうか…( ;∀;)


下山ルートは尾根コース(?)です。

振り返ると一山が。


伐採した後の二次林がきれいです。

すぐに作業道に下山して、そのまま歩いて、阿舎利林道に合流しました。


来るたびに様子が変わっています。

ここから作業道コース(?)に向かいました。
作業道を少し歩いて、ここから尾根に。


少し登れば、左手は伐採地で、ネットが張り巡らしてあります。


ネット沿いに登って、
阿舎利峠からのコースに合流しました。

ここから歩きやすい植林の登りが、山頂まで。


時々吹雪いて、季節が逆戻り。

12時阿舎利山頂上。


氷ノ山と、引原の深い谷。


やっとブナ。


山頂は風がなくて快適なので、ゆっくりお昼休憩。

下山は、すこし二ツ橋方向へ向かって、途中で、三久安山への縦走路へ。
阿舎利山の北面はきれいなブナ林です。


タムシバも寒くてびっくりしていることでしょう。


三久安山への分岐のピークを、右へ。


すぐに作業道に突き当たりました。のり面は低いので、簡単に降りることができました。


目の前に一山の端正な姿。


作業道から、尾根の続きに乗って、急な下りです。


途中で、イワウチワ。


ぽつぽつ咲いているだけですが、とても可憐です。

最後の急坂は杣道になって、安心して歩くことのできるコースでした。

セト谷と合流したのは、石碑のあたりです。


ここから、崩壊した谷道ですが、お花を探しながら歩けば楽しい…?

エンレイソウかな。


ハシリドコロ。


堰堤を過ぎて、伐採地が、ミツマタの群生地になっていました。


駐車地には14時到着。

展望はありませんでしたが、ブナと、様々なお花に、目も心も癒されました。


  

三郡山

2018-04-03 | 日記
宍粟別選5名山の一つ、宍粟市と、朝来市と、養父市の3市の境にある三郡山に登りました。

もう少しすれば、ヒルがうようよ…今のうちに登ります。

車は一宮町黒原のはずれの、水道施設の広場に止めました。
車から降りたとたんミツマタの芳しい香りが。春の香りを吸い込んで、気分よく9時5分スタートです。

少し戻って、50名山の作業道コースではなく、神社の奥から尾根にとりつきました。


今の時期はヒルはいないようでしたが、この辺りの薄暗い植林帯はヒルの巣窟。。。だそうです。

少し登ると、タムシバや馬酔木の花が。






思っていたより花の多いコースでした。特にタムシバが花盛りです。

しばらく登ると、やがて作業道が見え隠れして、作業道からのコースと合流します。


ネット沿いをしばらく登れば、展望が広がって、
10時20分、四等三角点朝来です。

ここから分水尾根です。目の前に笠杉山や、先日登った千町ヶ峰。今日はかすんで展望は今一つ。


ところどころで、気持ちの良いピーク。


概ね自然林の尾根ですが、シカの食害か、下草が全くなく、すっきりしているというか殺風景というか。


とか考えていたら、そのシカさんが…


途中で、平日にしては珍しく、反対周りで歩かれている方とすれ違いました。
すこし立ち話しましたが、ショートコースがよくわからなくて、谷から登った?とのことでした。

下山口では特にわかりにくいようなことはなかったのですが、初めての方にはややこしいコースなのかも???

11時二等三角点神子畑(黒原山)
 

小さく何度もアップダウンがありますが、急なところもなく、楽しく歩きました。

11時30分、三郡山到着。


少し先に展望所がありますが、今日はかすんで、藤無山と雪の氷ノ山がぼんやり見える程度です。

そのまま尾根を進んでみました。ここからは、朝来市と養父市の境です。
歩きやすい細尾根で、
10分ほどで、四等三角点間歩谷。

展望は木々に遮られていますが、日当たりの良い気持ちの良いピークです。

しかもその先には、極楽尾根が。


尾根の南側には一車線の舗装林道も見えています。

真下には集落らしき…


極楽尾根を少し歩いて、三角点のピークで、お昼休憩。

立ち去りがたいピークを後に、三郡山に戻って、下山にかかります。

そのまま分水尾根を歩きます。

ショートコースと通常コースの分岐、今日は通常コースへ。


歩きやすい尾根をどんどん下って、最後だけ急な斜面を注意して下って、再び案内標識。


登山口には、13時40分。


帰りに倉床のふるさと広場の桜を見てきました。まだまだ五分咲きぐらいでしょうか。


平日にしては珍しく、お一人と、シカ3頭。思いがけない極楽尾根、まったく退屈することなく本当に楽しく歩きました。