Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

上郡アルプス

2018-01-09 | 日記
先日、白旗山に登った時、途中でお会いした方に、15㎞以上にも及ぶ上郡アルプスの縦走路が完成したとお聞きして、
ぜひ登らなくてはと思っていました。

雪山にも行きたいですが、今日はお天気が今一つのようなので、登ることにしました。

コースはとことん縦走すると帰ってくるのが大変そうなので、とりあえず、歩きながら考えることにしました。

車は生駒山登山口の空き地に止めて、8時35分スタートしました。


久しぶりに生駒山に登りましたが、非常によく整備された歩きやすいコースです。

すぐに馬の蹄跡。


岩場もありますが、それほど急ではないので、変化があって楽しいです。
途中から、生駒山山頂。


途中で、関電の姫路岡山線跡がありました。


30分ほどで、生駒山山頂、本丸跡に到着しました。9時10分。



目の前に千種川と上郡町の市街地が広がっています。

さて、二の丸跡も見学して、いよいよ上郡アルプスの縦走開始です。

ロープは垂らしてありますが、浮石も多いので、慎重に下って、胸突き八丁を登り返しです。

途中で、展望所。


全コースを通して、標高差はそれほどありませんが、何度もアップダウンがありました。

登りきったところが、大鳥山です。


ピークごとにキャラクターがいるのですが、これはもしかして、大鳥圭介さんでしょうか。

この辺りから、風が強くなってきて、おまけに雨がぱらつき始めました。寒い寒い。

雪なら平気ですが…

雨具の上だけ着て歩きましたが、何となくテンションが下がってきました…

ピークは、点名鍛治。

船谷山。

ここから引き返して、大観峰の周遊コースで下山することにしました。

お天気さえよければ、そして、車が2台あれば、ぜひ全コース歩き通したいと思わせる素晴らしい尾根コースです。

機会があれば是非にと思いました。

大鳥山まで戻って、南に下山ルートがあります。

一本松。円心くんとエイトちゃん。


11時10分大観峰。


下山尾根はどこからでも展望抜群です。

途中に関電鉄塔跡らしきコンクリートの土台があって、風が当たらないので、そこでお昼休憩しました。

最後のピークは羽山です。

大鳥山からの縦走路も歩きやすくて、危険な箇所にはトラロープが垂らしてありました。


急な坂にはすべて、ステップが切ってあり、大変な手間であったろうなと思います。
有志の方々の手で、何年もかけて整備された登山道です。大切に歩きたいと思いました。

丹東に下山しましたが、逆からだとわかりにくいかもしれません。


すこし車道を歩いて、駐車地には、12時30分。
車に乗ったとたんに、雨が降り出しました。やれやれ。

  

小河から小野豆(上郡町)

2018-01-07 | 日記
今日のコースは全くの個人的な興味で歩いたもので、歩きにくいですし、面白いところもありません。

午前中は、村のとんど作りのために、山に行くのは午後になりました。

面白くないコースですが、なぜか連れができました。(前回に引き続き)

スタートは、相生市矢野の宇麻志神社で、近畿自然歩道で、小野豆まで歩くことができます。



神社の手前からか、トイレの奥の害獣除け柵を開けてすぐ右手にとりつくかで、いずれにしても歩きやすい自然歩道のルートです。



今日のコースはたくさんの峠のお地蔵様を見ることができたのですが、一つ目です。



峠らしきところに石碑と石仏があって、

ここから尾根に乗るか、平家の落人伝説のある小野豆を歩くか少し迷ったのですが、せっかくなので小野豆に行きました。

平家塚ふれあい公園。



時間がないので、ジャンジャン穴も公園も素通り。

歩きやすい林道から、標識に従って、自然歩道で、鞍居方向へ。ここにも小さな地蔵様。

最初は、少し荒れている程度です。



徐々に台風の被害なのか、倒木や、谷道の消失で、ルートが非常にわかりにくくなってきました。

おまけに歩きにくくて、でも連れはなぜかハイテンションでしゃべり続けます(笑



何度かルートを修正しながら、ようやく歩きやすい尾根道に。
またお地蔵さまがありました。



お地蔵さまからは、急に歩きやすい道になって、やれやれでした。


林道と合流したところにこんな看板が…



どおりで歩きにくかったわけです。

途中に北峯の滝。

本当は、もう少し長いルートを考えていたのですが、出発が遅かったのと、あまりにも歩きにくくて時間がかかってしまい、
途中から、エスケープしました。
またそのルートが歩きにくくて…

駐車地には16時到着でした。


  


鶴嘴山(たつの市)

2018-01-04 | 日記
今日は午前中に用事があって、お昼前から気軽に登れる山です。

たつの市と姫路市の境にある岩山で、屏風岩が特徴的な鶴嘴山です。

たつの市神岡町の水上ゴルフ場の向かいに小さな公園があって、そこから登山道が始まっています。

先にお昼ご飯を済ませて、11時30分ごろスタートしました。



山腹をジグザグに、15分ほどで、見晴らしの良い岩場に出ます。

左に少し行けば、揖保川と寝釈迦の山並みが目の前に広がりました。



少し戻れば、これから歩くたいこ岩や鶴嘴山への稜線を望むことができます。



景色を楽しみながら、岩尾根をアップダウンして、登りやすい岩場を登れば、たいこ岩です。



次のピークの手前の岩場から。見晴らし抜群です。


すこし奥に鶴嘴山頂上(四等三角点池ノ内)12時40分。


冬枯れの気持ちの良い尾根を歩きます。


降りてきたところは、林田町と新宮町をつなぐ峠です。ここは右に。



林道から車道に出て、池を巡りながら駐車地まで歩きました。14時5分ごろ到着です。

途中にあった鴨池はほとんどカモがいなくて、奥池のほうにたくさん浮かんでいました。



  

鈴の宮公園から白旗山(上郡町)

2018-01-03 | 日記
白旗山は、平成11年に発行された「ふるさと兵庫50山」に登山コースを紹介してあって、初めて登ったように記憶しています。
ちなみに同年に発行された分県登山ガイドには、掲載されていませんでした。

その後、子供と一緒に何度も登りましたが、いつの間にか登らなくなっていました。

今日は久しぶりに白旗山に登ろうと思い、どうせなら、以前から少しだけ気になっていた、鈴の宮公園からのルートを歩いてみることにしました。

鈴の宮公園もかつてはよく歩いたのですが、ここも久しぶりです。

車は、公園の手前に止めて、9時10分スタートです。

お宮の裏から遊歩道が始まっています。


展望台までは、御光来登山があるそうで、よく整備されていました。

展望台を過ぎてもしばらくは、歩きやすいコースで、何となく見覚えもありました。

シダの茂っているところや、


歩きやすい落ち葉の道。


徐々に道が怪しくなって、小さな松が茂るプチ藪に突入しました。
展望台もあるのですが、コースは怪しいものでした。

藪の真ん中に、三等三角点堂ノ上

藪が続くのかと思いきや、突然歩きやすくなりました。


鉄塔の巡視路として整備してあったようで、上月上郡線のかわいらしい鉄塔がありました。

鉄塔からの見晴らし。西に千種川と上郡アルプス。


この尾根は、千種川と鞍居川の真ん中にあるので、見晴らしの良いところでは、左右に川を眺めながら歩きます。
細い尾根で、藪さえなければ素晴らしいコースだと思いました。

そんなことを考えながら、倒木を跨いだりくぐったり、灌木をかき分けたりしながら、
11時10分、四等三角点柏野。

徐々に歩きやすいところが増えて行って、尾根を下りた鞍部が、自然歩道との合流点でした。


12時白旗山頂上。


一等三角点白旗山。

今日は結構荒れた天気で、ここまでもあられが降ったりして、展望は期待していなかったのですが、お昼休憩している間に、青空が。

光都から三濃山。


木々の間から見た北部は真っ白でした。

ここはもちろん赤松氏の山城跡で、新田義貞の猛攻に50日間耐えた落ちない城として、山上に絵馬が飾ってありました。

本丸から二の丸付近は、すっかり感じのいい里山です。


下山は、もう一度あの藪を歩くのはちょっと…というわけで、鞍居へ下山することにしました。

大量の落ち葉の急な坂を下って、苔むした谷道を歩いて、


登山口には、13時到着。


あとは林道から、長い車道歩きで、14時20分駐車地到着。


    

駒の尾山~ダルガ峰~長義山(雪)

2018-01-01 | 日記
今年は村の出ごとが多くて、年末年始なかなか山に行けません。

というわけで、お天気もあまりよくないようですが、朝祝いを済ませて、大急ぎで千種高原へ向かいました。

千種スキー場に駐車して(お正月なので有料でした)駒の尾山の登山口に向けてスタート。8時50分。

登山口からしばらくはツボ足で、雪が深くなってくるとスノーシューをはきました。

まだまだ雪が少ないので、夏道は歩きやすいです。

10時25分大海里峠。
すぐに樹氷が花盛りです。







今日の雪は少し重くて、トレースはやっぱり全くないので、結構しんどいです。

それでも、樹氷のおかげで、疲れも吹き飛びました。

ゆっくり楽しみながら、11時20分駒の尾山頂。


展望は全くありません。

避難小屋でお昼休憩。
小屋のドアが開いてやれやれ。
風がないだけで、ぐっと快適に感じます。

出発するころ少しだけ陽ざしがありました。

後山の方向。まだ笹は起きています。


すこしだけ青空…?


三室山からの2本の尾根。光っています。歩きたいですね。


大海里山は巻いて、ダルガ峰へ向かいます。

巻き道から一のぼりで、ダルガ峰頂上。12時50分。


お天気は少し悪くなっているようですが、最初の計画通り、長義山に向かいました。

このコースは、何か所かエスケープできるところがあるので、比較的安心して歩くことができます。

どこでも歩ける植林帯をうろうろして、1時間ほどでスキー場のトップにつきました。

標識に従って、作業道から、長義山の登山道に。
この辺りから、横殴りの雪でしたが、お昼ごはんにチゲスープをいただいたせいか、あまり寒さは感じません。

雪でルートが全く分からないうえに、この辺りはたたら場なので、地形が複雑で、案内標識やテープは助かりました。


長義山には、最後にすごく急な坂を上らないといけません。
必死で登りながら周りを見れば、本来のコースより、少し右から登ればよかったかも。

傾斜が緩んで、


14時50分長義山頂上。


ここから後は下るだけ。
ふわふわの斜面を自由に下っていきます。



駐車場には15時25分。

最後の長義山への登りがとてもきつかった以外は、歩きやすくて、きれいな樹氷も見れたし大満足の山行でした。

元旦早々、雪山をエンジョイできて、今年も山まみれの1年になれば良いなあと思います。