Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

小河の周りの尾根(相生市)

2018-01-13 | 日記
小河から小野豆周辺の尾根は、関電の椿峠の変電所から送電するためなのか、たくさんの鉄塔が立っています。

地形図を見ると、尾根が途切れずにぐるりと小河を取り囲んでいて、通して歩けそうです。

たぶん尾根には、巡視路が整備されているだろうし…と甘い考えもありました。

先日下見して、谷は荒れていたので、とりあえず、とことん尾根を歩くことにしました。

車は先日と同じ、小河の宇麻志神社に止めました。

9時、神社のトイレの奥の防獣柵を開けて、近畿自然歩道に。


歩きやすい自然歩道を45分ほどで、お地蔵さまと石碑のある峠に差し掛かります。
ここを右に山に入っていきました。


しっかりした道があります。たぶん巡視路なのでしょう。
関電の鉄塔や、反射板が次々に現れます。



反射板からは、播磨灘が光っていました。



三等三角点躄松には、10時25分ごろ。

まだ新しい鉄塔がありました。


ここからすこし道がわかりにくくなりました。


うろうろ山の中を歩いていると、再び鉄塔。大きな鉄塔のほかに、太陽光の発電パネルまでありました。

少し下って、先日も通った峠につきました。


峠から目の前の急な斜面を登って、登りきったところから少しで鉄塔がありました。
時間はちょうど11時30分、行程の半分ぐらいでしょうか。この上月支線5の鉄塔でお昼ごはん、展望はありませんが、日差しは暖かです。

ここからも踏み跡は不明瞭で、鹿なのか人なのかはっきりしないルートを行きます。
ピークを巻いて歩くようになっていて、幸い藪はほとんどなくて、アップダウンも少ないです。

三濃山への分岐が近づいてくると急に道がはっきりしてきました。

三濃山のほうへ行ってしまわないように注意して、尾根を忠実にたどります。

437mピークからしばらくは、本当に良い道で、急に気分がよくなりました。


400mピークのあたりからはシダ藪でした。

鉄塔が近づくと、再び巡視路が現れたり消えたり、小さなピークを何度も上り下りしました。

途中の鉄塔から的場山と三足富士。


四等三角点中筋へは、急な登りを頑張って。13時45分到着。

近畿自然歩道を目指して、尾根を下りましたが、この辺りはコナラなどの雑木林で落ち葉がふわふわです。

極楽尾根…?


自然歩道との合流地にもお地蔵様。


ここは右に、よく整備された擬木の階段で、山の出口には、お馴染みの防獣柵。

あとは車道を少し歩いて、駐車地には、14時40分です。



思ったより歩きやすくて、楽しいコースでした。

マーカーは一部を除きほとんどなく、興味があればまあ歩いてみてくださいとしか…地形図やGPSの類はあったほうが安心かも。

関電鉄塔は次々に現れますが、自然にどっぷりつかって、山歩きを楽しむことができました。