若杉天然林から東山（とうせん）（雪）

東山は、無雪期には大乢から短時間で山頂に立つことができます。

積雪期には、とても遠い山という印象でした。

若杉天然林から自然歩道を経て、山頂に至るコースは、自然歩道の地味な印象から、
あまり登りたいとは思わないコースでした。

今シーズン、いろんな山頂から望む東山が、登って来いと誘っているようで…
登った方の記録を見ると雪の時期はまた違った印象であるようなので、
時間がかかるのを覚悟して登ってみることにしました。

今日は、夏日になるという予報。

7時15分、若杉天然林駐車場スタート。

沖の山に登った時の経験から、渡渉するまではツボ足で。
雪解け水が勢いよく流れています。


8時25分、芦津吉川越。

ここまでは、2日前に偵察済みなので、安心して歩けました。

曲がりくねった、植林の中のわかりにくいコースです。
時々道標や、テープナビがたくさん。
基本、植林帯の木に巻いてあるテープは信用しないことにしているのですが。



？？

作業道が現れました。


去年大川沿いを歩いて、沖の山に登った時に、若杉方向に作業道ができているようでした。
これがそうなのでしょうか。

狩谷山、9時。


ここからもしばらく植林の中を行きます。

１５分ほどで、思いもよらない展望に出会いました。





広い雪原と大展望です。
無雪期には木の葉が茂ってほとんど展望がないのですが、思わぬご褒美です。



これまでの疲れをふっ飛ばして快調に歩いていると、やっと目指す東山が望めました。



急坂を下って、沖の山林道、大乢に到着です。
１０時５分。

尾根にとりついて、急坂を３０分頑張れば、再び大展望です。







広い雪原を楽しく歩きます。
気温はぐんぐん上がっているようで、足元以外は暑い暑い！

山頂手前で、大山？恩原？



山頂１１時。




日差しは暖か、風はさわやか、いつまでもゆっくりしていたい山頂です。



ここでお昼ご飯。
帰りも同じだけ歩かないといけないので、それほどゆっくりもできません。

１１時３０分下山開始。

鳴滝山。

下りは速い、１２時１０分、大乢。

１３時１０分、狩谷山、ここでティータイム。

帰りは少し作業道を歩いてみました。



若杉天然林もずいぶん雪が解けて、いたるところに水の流れが。


１４時３０分無事下山。

思っていた以上に楽しいコースでした。

冬は遠い東山、しんどいだけの甲斐は十分あります。