韓国紙、政権と検察に批判的報道
2015.12.18
韓国の朴槿恵大統領の男女関係に絡むうわさを紹介した記事を書き、
朴氏の名誉を毀損したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)にソウル中央地裁が無罪判決を出したことについて、
18日付の韓国紙の多くは、加藤氏を起訴した検察や朴政権の言論の自由に対する姿勢に問題があるとの批判的なトーンで報じた。
ただ、加藤氏がうわさの存在を紹介するためコラムを引用した朝鮮日報は、自社記事がうわさを伝えたことには触れずに加藤氏は「虚偽報道」をしたと批判。
検察の責任にも言及しなかった。
保守系紙、東亜日報や中央日報は、起訴は「過剰対応」だったと指摘。
東亜日報は韓国が世界に言論の自由の弾圧国のように受け止められたとし
「検察が国益よりも大統領府の機嫌をうかがい、無理な捜査をしたとの批判は避けがたい」と主張した。(共同)
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