韓国の原発書類偽造、試験会社の社員を逮捕
2013/6/2 1:03
【ソウル=共同】韓国の原発で、性能確認試験の結果を示す書類が偽造された部品が安全装置に使われた問題で、同国の検察は1日、詐欺容疑で試験会社の社員の男(36)を逮捕した。
韓国メディアが伝えた。
同問題では点検中や建設中のものも含めた6基の原発で、書類が偽造された不良品が安全装置に使われていることが発覚、稼働中だった2基が5月29日に止められた。
韓国全体で23基中10基が止まり深刻な電力難が生じている。
政府は不良品の納入疑惑を解明し、安全性を確保すると強調しているが、原発業界の癒着で不良品納入が広範囲に行われていたとの見方が強まっている。
新たな不正が見つかれば、停止に追い込まれる原発がさらに増えるとの懸念も出ている。
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