平成太平記

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韓国と日本の認識差② 日本は無視と撤退、関係疎遠化に覚悟を決めました

2014年11月03日 15時39分27秒 | Weblog

韓国と日本の認識差②

2014-11-03
前回の続きです。

現在の日本は韓国を政治、行政、民間企業、国民とも無視すべきと言う結論に至っています。
貿易統計値に如実に現れているレベルですので今後回復は10年は見込めない。
特に中長期関係維持や発展を目的とする直接投資は4割以上減少。
観光客も4割は減り、輸入も減少顕著です。

学生の交換留学、技術支援や共同研究は激減し、文化交流も中止が増加。
各種防衛、貿易協定も期限切れを更新しない事態です。

韓国完成品輸入は減少し、韓国製品のシェアは減少(世界で突出)。
疑念、思惑からもはや行動段階に移行してると判断できます。

日本は判断は遅いですが決定後は行動が早くぶれませんし、全体で動きます。

日本は無視と撤退、関係疎遠化に覚悟を決めました。

しかも日本経済良化しておりデメリットがないと判断しました。
韓国が国民レベルで行き過ぎた無礼に謝罪し、十分な時間を掛け自助努力で誠意を見せねば関係回復はする必要
 
がないといえます。
関係悪化維持がベストとしている。

しかし韓国の上層部や国民は日本の韓国に対する考えを以下のように考えており認識におき、
日本にとり韓国は経済的に貿易上位国で依存度が高い輸出先であり、
北朝鮮暴走を押さえる軍事的に重要な立場にあり、
文化は韓国亜流であり韓流を始め日本で重要な地位を占めている、と認識されてます。

軍事、経済、国民、文化とも重要と位置づけられていると認識されていたのです。

政治、経済、軍事、国民とも韓国なしで成立しないという認識が高い。
その為、韓国との関係維持には竹島や慰安婦、徴用工問題は外交解決しなければならないと日本が判断すると本気で考えています。
日本が現在その方向に向いていないのは安倍政権の特異性としているのでしょう。

しかし現実的には韓国の経済規模は日本の1/4で国民一人当たりのGDPも1/2。
日本からの輸出は2兆円前後で代換可能で輸入でも中核商品がない。
軍事面ではむしろ脅威であり、日本人の謝罪感情も減退し信頼関係が消失。

韓国が思う程、日本に取り関係改善ニーズがありません。

自身に倍する経済を持つ巨大国家に上目線で非難、攻撃するなど本来正気の沙汰ではない。
しかも根拠が60年前の戦争責任の蒸し返し(しかも条約のグレーゾーンでの争い)で他先進国、あるいは韓国自身でも未解決の問題です。

国際的な援護射撃も得られない事案です。

反日活動を本格化してから韓国は成果は皆無で経済の悪影響と米国との関係悪化によるデメリットのみ享受しています。
普通方向修正の必要性を認識するものですが、韓国世論が暴走しており引き返せない模様です。

ともすれば政権自体も政策の不味さに気づいていない。

韓国の報道では安倍政権の外交は韓国への裏切りと表していることが多い。

ということは韓国では日本は慰安婦問題、竹島、戦時賠償、謝罪に従来同意してきたという解釈になります。
もちろん戦時への謝罪の気持ちはありますし、戦時行動を正当化するつもりも日本にはない。

しかし戦犯国が被害国に常に劣後、従属すべきという考えは同意してない。
韓国は罪を永久に追求できるという思想です。
日本には親の罪を子供が相続するような考えはなく、当然世界でも存在しない思想です。

しかし韓国は大まじめで正しいと主張してます。

韓国は「日本は永遠に韓国に謝罪を続け、戦犯国として資金や外交支援を無償で続ける。

国際地位は常に韓国が上位でありその指示に従うべき」という主張。
道義責任でここまで主張するとは驚きを禁じ得ませんが現実です。
当然日本は強烈に抵抗しています。

従来の対応であれば少なくとも表面的には日本側が譲歩してきました。
また経済関係の徹底的な悪化は発生し得なかった実績があり、現状の日本の抵抗は韓国に取り想定外でしょう。

安倍政権特異性として政権非難で圧力をかけても逆効果になっており迷走しています。

日本国内のメディア活用は従来より活用してきた手法ですが強化する程韓国の陰が目立ち左翼メディアの影響力自体に打撃を与えてしまいました。
外圧として同盟国米国や欧州に日本非難の共闘を呼びかけましたが、
国際影響力に差がありすぎ韓国の評価を下げたのみです。

失った貿易流や資金流の確保のため中国との接近を余儀なくされその結果米国との関係が悪化しています。
もっとも死守しなければならない軍事面の関係が特に悪化しています。
これだけ悪影響が発生しながらまだ反日を強化する目的が不明ですが恐らくは正気を失ったのでしょう。

ひれ伏し続け、支援のみする相手と勝手に認定していた大国が無礼と侮辱に怒り狂った。
状況がまずくなったから表面的でも妥協して頭を下げて、この場を治めてほしいと考えているかもしれませんが、日本は先述の通り覚悟を決めているので一切妥協はしないでしょう。

両国の認識差は極めて大きいと感じますが、相手の意図を一方的に無視するような幼稚な外交政策が先進国同士で発生するとは思えませんでした。

外交官同士の意志疎通と政権中核への正確な報告、ねばり強い交渉があれば落とし所は早期に着いたかも知れませんが、残念ですね。

日本は米仲介があっても韓国への譲渡姿勢は見せていない。
強気で関係悪化の看過を継続してます。政権が続く限り外交方針に変更はないでしょう。
韓国は安倍政権が続く限り告げ口と非難を続ける。

関係改善の絵は全くなく信頼関係は極限まで悪化するでしょう。


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