平成太平記

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韓国、今年の歳入が「粉飾」だった?

2013年03月30日 08時54分44秒 | Weblog

韓国、今年の歳入が「粉飾」だった?
2013-03-29 20:29:39NEW !
テーマ:不思議の国のアリラン
シンシアリー
既に、日本でも、韓国を愛する方々のブログ(要・意訳)で伝えられているようですが、韓国の今年の予算が大変なことになっています。

12兆ウォンという追加補正予算が必要だといきなり宣言されたわけですが、どうやらそれでも大幅に足りないと指摘されており、このままでは3ヶ月で予算が足りなくなるという指摘(朝鮮日報)もあるなど、全般的に「誰だ、こんなふうに予算作ったのは」な雰囲気のようです。

記事を一つ、まとめてみます。

政府が策定した10兆ウォン台の追加補正予算編成は、予告されていた惨事だ。

政府は国内外の経済環境の悪化に伴う景気の低迷などを理由に大規模な補正予算を持ちだしたが、実像は政府と政界が自ら招いたことだというのが専門家たちの指摘だ。

当初、政府は「2013年に均衡財政」という目標を何としても達成するために、事前に定めておいた支出の規模に税収を無理矢理合わせて予算を策定したのだ。

政府は(今年の法人税•所得税の税収に影響を及ぼす)昨年の成長率を3.3%と予想して税収を推計した。しかし、実際、昨年の成長率は2.0%にとどまった。

国内外の経済研究機関の中で、昨年の韓国の成長率が3%を超えるだろうと予測したところは1ヶ所も無いのだが、政府は話を聞こうとしなかった。

今年の成長率も同じだ。政府は昨年9月に税収を推計した当時、今年の成長率を4.0%と仮定したが、これは達成不可能な数字だと専門家たちは口を揃えた。


結局、政府は、2.3%に引き下げた。半年ぶりに半分に切ったのだ。民間研究所のアマチュア研究者もこのようなデタラメな見通しを立てることは珍しいだろう。

政府保有資産の売却収入である税外収入の推計もでたらめだった。
政府は「公共機関の先進化」という李明博政府の方針に沿って、産業銀行と企業銀行の株式売却収入として7兆7,000億ウォンを見積もった。

しかし、売却は事実上不可能な状況だった。市中銀行の株価が帳簿上の価値にも満たなかったからだ。しかも、産業銀行売却は国会の同意が必要で、政府には株式を売却する権限さえ無かった。
歳入予算自体が"粉飾"だったという意味だ。

税収不足が(今回の)12兆ウォンに留まらない公算が大きいというのが、また問題だ。政府は今年の成長率が3.0%を記録した場合を想定して付加価値税の税収不足を1兆5,000億ウォンと推計した。

しかし、これは文字通り「最小」分である。
税外収入の不足分も過小推計された。政府は企業銀行の株式15%の売却成功を前提に税外収入が6兆ウォン不足であると主張している。その15%をちゃんとした値で売れるとは思えない。




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