東京都教委職員「アイヒマン」化、完成!? 2/18要請報告/増田都子さんから

2014-02-20 19:41:50 | 社会
18日(火)、都教委情報課職員に、先日お知らせしました要請書を渡し、よく「趣旨説明」をして差し上げました。
「趣旨説明」というのは、「情報課とは『担当課に取り次ぐ窓口』である」ので、正対した回答を持ってきてもらわなければならないからです。

当日は波田課長には都合がつかなかったようで欠席され、相対的にお若い係長が中心になって対応してくれました。

「都教委は、増田個人情報漏洩・七生養護学校性教育事件・『国旗国歌』不起立の減給以上処分は、違法行為と確定したのだから、教育委員会定例会で委員長から明確な謝罪をされたい」と要請したことに対する担当課の「指導部管理課、指導部高等学校教育指導課」の回答は、
「裁判において、当方の主張が認められなかったことは遺憾ですが、判定が確定した以上は、適正に対応していきます。」

「国旗国歌」不起立・違法処分に対しては、もっと、ひどいもので「判決確定に伴い取り消された懲戒処分の処分履歴を抹消するとともに、給与及び退職手当の是正措置を伴い生じた追給額及び延滞遅延金の支払いを行っており、これ以外の対応を行う予定はありません。」…

この日本語を、もっと分かり易い日本語に翻訳(笑)すると「カネ払ってやったんだから、それでいいんだよ。これで、モンクあっかっ?」!? 
そのおカネ、都民の税金なんですけど…

そこで「公務員は、違法行為をやってはいけないですよね? 係長さん!」と呼びかけましたら、な、な、なんと…なんと、係長さんの弁ときたら、

「違法行為と思わないで違法行為をやったことは違法行為にはなりませんから…、
結果的に違法行為となったわけで…違法行為と自覚してやったことは違法行為になりますが…」。

この都教委総務部教育情報課係長殿の日本語を、分かりやすい日本語にさらに翻訳(笑)すると、以下のようになるでしょう。

裁判所で「違法行為」ってことに結果的になったから、遺憾(残念)でしょうがないけどね…
裁判所はオレッチ都教委がやることは「いいよ、いいよ、何してもいいよ」と言ってくれると思ってたのになぁ、遺憾(残念)だなぁ!?…
でも、都教委の我々は「違法行為」なんて今でも思ってないもんねっ!? だ~れが、謝罪なんてするもんかい!?

 参加者一同、唖然、呆然…

「あのねぇ、公務員は違法行為をやっちゃ、いけないのよ。あなた、公務員として、どう考えるんですか? 
公務員としての良心があるでしょう?」

 係長「私どもは『個人』として行っているのではなく、『組織』として行っていることですから…」

 これも、さらに、分かり易い日本語に翻訳(笑)しますと、以下のようになるでしょう。

係長「私どもは『個人』として、違法行為を、違法行為と思わずに、行っているのではなく、『組織』として違法行為を、違法行為と思わずに行っていることですから…
『公務員』個人として、判断なんかしなくっていいんですよぉ…」

 参加者から、口々に批判の声が出ました。すると、

係長「なんだか、引っ掛けられたような気がします。」

 またまた、参加者一同、唖然、呆然…おいおいおい…おい!? 
誰か、係長殿を「引っ掛けよう」なんて、してました?

「公務員は上司の命令に従っていれば何をしてもいいのである。
それが『違法行為』と、結果的に何年か後に裁判所で確定したって、自分の責任はゼロなんだから。
だって、『組織=みんな』でやったことなんだもんね。
『赤信号、みんなで渡れば怖くない』んだよ~…」と係長殿は正直に告白してくれたわけです、
誰も「引っ掛け」なんかしなかったのに…

 これこそが、ナチスドイツの精神でした。
アイヒマンが裁判で主張したことです。都教委職員はアイヒマン化が完成している!?

 遺憾ながら、増田ブシで言う「犯罪都教委」(人権侵害を、いくら繰り返しったって平気!?)、高嶋伸欣琉球大学名誉教授が言われる「政治的判断による権限行使を繰り返す違法組織」に成り下がっていることの証明です。

 波田課長と違って、まだまだ修行の足りない係長殿は、ついつい、都教委職員の本音を正直に漏らしちゃったんですねぇ
…それに気づいた係長殿、その後は、テープレコーダーに徹され、何を言っても「担当課に、そう伝えます。」って…

 都庁第二庁舎10階からエレベーターで降りるとき、初めて参加された方が言われました。

「ここ(都教委)は、異次元の世界みたいですね。」

増田 「そうなんです。都教委は無法地帯なんです。」

参加者「そうか…ここ(都教委)は治外法権なんですねぇ…。」


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